日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか?

投稿者:落合智貴
バブルの頃には世界を凌駕した日本経済ですが、失われた30年の間、日本はデフレ状況に苦しみました。
ここ数年ようやくインフレマインドに移行し日本経済の復活が期待されるところです。
岩尾俊兵著「日本企業はなぜ強みを捨てるのか?(光文社)」では、欧米の経営論の多くはトヨタ生産方式を代表とする日本発の理論が土台になっていると指摘しています。
日本企業はなぜ強みを捨てるのか
アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスも“日本の経営から現在でも多くを学んでいる“と公言しているそうです。
“日本の経営はダメで、すべてをアメリカから学ぶんだ“という人が多いが、アメリカの経営理論を学ぶことは「経営技術の逆輸入」である、と筆者は指摘しています。
経営技術は抽象化することで汎用性が高まるが、欧米はその抽象化が上手なのであって、日本ではそれぞれの職場・現場・企業・地域・産業などの文脈に依存した形で経営技術を使っており、多くの答えはすでに日本が持っている、との事。
日本経済の復活の芽はすでに目の前に見え始めているのかもしれませんね。
岩尾さんの分析は大変わかりやすく、我々を勇気づけてくれます。
日本はもっと自信をもって良いと思います!!