“採用の女神”廣田さえ子さん 講演

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合の9月8日の合同八日会の講演は「採用の女神」の異名を持つ廣田さえ子さんでした。
リクルート代理店の営業マンとして9年連続MVPを獲ったことのある伝説の方です。
10年前に当社でも採用でお手伝い頂いたことがあり、今回のご講演をお願いしました。
廣田さえ子
“採用は営業である”がモットーで、求職者の方にいかに自分の会社のファンになってもらえるかが大事であるとの事。
求職者が大事に思うポイントは給料や残業時間、福利厚生などだけではなく、会社の雰囲気や人間関係、この会社が何のために存在し、何を目指しているのか?といったストーリーが大切で、求職者それぞれに響くポイントが違うので、その人の心に響くポイントにフォーカスして会社の魅力を伝えることが必要とのことです。

泣けるくらいいい会社
廣田ファンは全国各地にいて、著書『泣けるくらいいい会社(リスナーズ)』では廣田さんが採用に関わった会社の皆さんがインタビューに答える形で構成されています。
YouTube番組『廣田さえ子の解決さえちゃんねる』では歯に衣着せぬ廣田節が炸裂!
是非ご覧ください!!

落合住宅機器の歴史を辿る【令和4年度(2022年度)】

投稿者:落合智貴
コロナ禍から3年目となり、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令はなかったものの、感染症法上の2類扱いは維持され、感染者とその家族も自宅待機が求められる状況が続きました。オミクロン株は比較的軽症で済むものの、8月の第7波では1日の感染者が25万人、2月の第8波では24万人を超え、高齢者を中心に死者も決して少なくありませんでした。

【岸田首相とウクライナのゼレンスキー大統領】
ゼレンスキーと岸田首相
7月8日には安倍晋三元首相の銃殺事件が起こり、その後の旧統一教会問題で岸田政権は混乱します。
2022年2月にロシアのプーチン大統領がウクライナへ侵攻を開始。西側各国がゼレンスキー大統領率いるウクライナに武器支援したことにより、戦争は当初の予想を覆し長期化しました。西側各国はロシアへ経済制裁。食料・エネルギーの価格は高騰。資源高によるコストプッシュ型のインフレが世界各国で進み、以前からじわじわと進んでいた価格高騰が一気に加速することになります。日本ではインフレ実感はあるものの、景気回復の実感が伴わず、賃金上昇も遅れます。金融緩和が継続されていることにより、日米金利格差が拡大し、コロナ前に1ドル110円だったものが一時150円近くまで円安となりました。後年、長く続いたデフレ経済がインフレに転換したのがこの年だったと記されるのかもしれません。
一方、チャットGPTを代表とするAIの実用化が急速に進みました。AIが身近に来たなと感じる年になったと思います。

サプライチェーンの混乱で商品が入荷しないといった事態は沈静化してきたものの、当社で扱うほとんどの商材で値上げが行われ、平均すると年20%近い価格上昇となりました。波のように押し寄せる値上げ情報を販売単価に転嫁する作業が膨大になります。価格上昇の影響で売上や粗利益は前年比を上回ったものの、コロナ関連の助成金がほとんどなくなり、最終利益は逆に赤字に陥ってしまうという年になりました。

法改正としては車両運転者のアルコールチェックの義務化、インボイス制度を見据えた請求書の修正、電子帳簿保存法など、対応が求められることが多かった印象です。
アフターコロナに向けて経済が少しずつ動き出す。
そんな気配が見え始めた一年となりました。

【車を運転する社員は朝夕にアルコールチェックが義務化されました】
アルコールチェッカー

日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか?

投稿者:落合智貴
バブルの頃には世界を凌駕した日本経済ですが、失われた30年の間、日本はデフレ状況に苦しみました。
ここ数年ようやくインフレマインドに移行し日本経済の復活が期待されるところです。
岩尾俊兵著「日本企業はなぜ強みを捨てるのか?(光文社)」では、欧米の経営論の多くはトヨタ生産方式を代表とする日本発の理論が土台になっていると指摘しています。
日本企業はなぜ強みを捨てるのか
アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスも“日本の経営から現在でも多くを学んでいる“と公言しているそうです。
“日本の経営はダメで、すべてをアメリカから学ぶんだ“という人が多いが、アメリカの経営理論を学ぶことは「経営技術の逆輸入」である、と筆者は指摘しています。
経営技術は抽象化することで汎用性が高まるが、欧米はその抽象化が上手なのであって、日本ではそれぞれの職場・現場・企業・地域・産業などの文脈に依存した形で経営技術を使っており、多くの答えはすでに日本が持っている、との事。
日本経済の復活の芽はすでに目の前に見え始めているのかもしれませんね。
岩尾さんの分析は大変わかりやすく、我々を勇気づけてくれます。
日本はもっと自信をもって良いと思います!!

全管連青年部30周年

投稿者:落合智貴
8月5日に新宿京王プラザにて全国管工事業協同組合連合会(全管連)の青年部30周年の祝賀会が開催されました。
東京都管工事工業協同組合の青年部の皆様が幹事となり、盛大に行われました。
キーワードは「Go Forward」。管工事業界を担う皆様のパワーを感じました。
7月には熊本地震が起きたため熊本の皆様は現場復興のため欠席されましたが、来年の青年部協議会は熊本で行われるそうです。
本日未明にも関東地方で震度5弱の地震がありましたが、全管連の皆様は自分たちがライフラインを守るんだという強い使命感をお持ちなのを強く感じます。
材料を供給する我々もその思いに応えていきたいと思います。

全管連青年部30周年

落合住宅機器の歴史を辿る【令和5年度(2023年度)】

投稿者:落合智貴
この年のゴールデンウィーク明けからコロナが感染症法上2類から5類に移行し、日常生活が3年ぶりに復活しました。マスクをしなくてもよい日々が戻り、休日には行楽地への外出も増え、外国人の来日観光客もオーバーツーリズムが問題視されるほどまでになります。
日経平均株価は年明け以降急上昇を続け、2月にバブル最盛期の38,915円を34年ぶりに更新しました。
コロナ禍を経て働き方は大きく変わり、建設業界においても大手ゼネコンでは土日を完全に休む完全週休2日制が増えます。当社でもコロナ禍で暫定的に行っていた、土曜日の半日営業(8:30~12:30)を常態化させました(第一・第二土曜日は従来から休業)。
建設業界に限らず人材不足が顕在化してきたのがこの頃からです。建設業界は利益率の高い仕事に注力できる環境となり、都内中心部の新築マンション価格は平均1億円を超える事態となりました。物価の上昇に賃上げを追いつかせる、いわゆる“実質賃金の上昇”が岸田内閣の重要課題となりました。

韓国や中国ではこのころまでにキャッシュレス決済が進展していましたが、日本でもこの頃には普及率が高まっていました。当社でもお客様のご要望が増えてきたため、この年にキャッシュレス決済システム「AirPay」を導入しました。口座のないお客様に対して、現金だけでなくクレジットカード、交通系カード、バーコード決済(●●Pay等)を利用可能にします。
airpay
東京都立城南職業能力開発センターの配管科で“配管材料”の講義をさせていただきました。卒業以来約20年ぶりに母校の教壇に立たせていただいたのは感慨深いものがありました。
落合講義
令和6年(2024年)版「設備資材が学べる日めくりカレンダー」をはじめて作成しました。
このカレンダーは1日~31日の日めくりで一日一問、配管材料や住宅機器に関するメーカーさんが作成した問題を掲載しているものです。
月が替わると1日に戻ってきますので、毎日めくっていくと年12回各メーカーさんの問題に触れることが出来ます。3択問題となっており、翌日のページに回答と解説が掲載されています。各メーカーさんは新製品やよくある質問を中心に問題を作成してくれました。
カレンダー下部には当社が運営しているネット通販サイト「設備ロジス.com」のロゴとスマホから読み取れる二次元バーコードを印刷しました。
日めくりカレンダー

木原稔官房長官 講演

投稿者:落合智貴
木原官房長官
8月4日に木原稔官房長官のご講演を聴く機会に恵まれました。
木原官房長官は熊本県選出の議員であり、冒頭に熊本地震についての見解をお話し頂き、10年前の教訓をしっかり生かしていきたいと述べました。
8月3日に高市首相が現地入りしましたが、首相として発表するポイントは3つあったとの事。
一つは「特定非常災害への指定」、二つ目は「激甚災害の指定」、三つめは「予備費200億円の取り崩し」。
10年前の熊本地震の際には当時の蒲島知事が“ビルドバックベター”との方針を掲げたが、国として制度や予算をしっかり担保してあげることが被災地域の方にとって重要と考える、との事でした。

皇室典範の改正についてもお話しいただきました。
今年は皇紀2686年。世界で最も長い皇室である。
イギリスのエリザベス女王が、上座を勧められたのは日本の天皇(現在の上皇陛下)とローマ教皇だけである。
ローマ教皇と日本の天皇(上皇陛下)が対談した時も日本の天皇が上座を勧められるほど権威のあるものである。
今回は女性皇族の確保と男系男子の養子縁組が認められる改正となった。

国家情報会議設置法案は、今後各省庁がバラバラに行っているインテリジェンスを国家情報局に提供を命じることが出来るようになる。

高市早苗首相の人柄については、物事を慣例にとらわれず合理的に考える人である。
熊本地震の際も、現地から遠く離れた首相官邸の会議で防災服を着ても意味はないと、従来の慣例をやめた、との事でした。

最後に質問のお時間があったので、手を挙げて質問させていただきました。
“地震や災害はいつどこで起きるかわからないが、災害対応は現地の市区町村ではノウハウが不足するケースが多いと思う。防災庁の設置によって意思決定の仕組みがどう変わっていくのか?”との質問に対し、
木原官房長官は“現在は東日本大震災への対応は復興相が行っている。新たな災害に対しては防災担当大臣が担当し、各省庁から出向してきた役人がチームを組んでいる。出向者は2~3年で自分の省庁に帰ってしまうのでノウハウが継承できない。防災庁が出来ればプロパーの職員がノウハウを蓄積することが出来る。専門家集団を作っていきたい”とご回答いただきました。
事前防災・事後対応の両方において国が司令塔機能をしっかりと発揮することが大事であると個人的に感じました。
【官房長官は首相官邸の要です】 
首相官邸

熊本県で震度7の地震発生

投稿者:落合智貴
令和8年7月28日に熊本県で震度7の地震が発生しました。
平成28年4月14日以来10年ぶりの大地震となりました。
イオンモール熊本ではプロパンガスのガス漏れによる爆発も発生。
電気や水道、ガスといったライフラインが寸断している場所もまだまだあるようです。
命を落とされた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、一日も早い復旧をご祈念申し上げます。
【イオンモール熊本での爆発事故】
イオンモール熊本
菅野拓著「災害対応ガバナンス」(ナカニシヤ出版)では被災者支援に対する問題点を論じています。
学校の体育館が避難所になるケースが多いですが、その風景は1930年に起こった伊豆地震の時と大して変わっていないと、この著書では写真で見比べています。
イタリアの避難所ではすぐに温かい食事やワイン、ベットが提供されるとの事。
紛争などで避難を余儀なくされた難民の国際的な支援基準より日本の避難所は低水準だそうです。
「ある地域にたまにしか起こらない」災害に対して、平時に適応した組織体制をとっている地方自治体が災害対応を行うことが混乱の原因であると著者は述べています。
これを解消するために【「災害対応のマルチセクター化」と「社会保障のフェーズフリー化」】が必要であると著者は結論づけています。
「災害対応のマルチセクター化」とは営利企業やNPOなどのサードセクターの組織といった政府以外の担い手も、活動するための体制や財源の公的な根拠をもって自律的に災害対応に参画できるようにする事。
「社会保障のフェーズフリー化」とは普遍的なものになった社会保障の制度体系の中に被災者支援を位置づけて、平時の社会保障の担い手たちが被災者支援を行う事。
現在防災庁の設置準備が進められていますが、災害のプロフェッショナルが司令塔となり、災害現場の意思決定を指揮していくというのが重要だと感じました。
個人的な意見としては防衛省と防災庁を一体の組織として運営すればシームレスな災害支援ができるのではないかと感じました。
毎年のように発生する自然災害への対応は、ノウハウの蓄積が大切だと思います。
災害対応ガバナンス

落合住宅機器の歴史を辿る【令和6年度(2024年度)】

投稿者:落合智貴
物流業界などで残業の上限が厳しくなる、いわゆる「2024年問題」が本格化しました。
今まで無料だったメーカーからの送料が有料になったり、当日配送ができない・発注の締切り時間を繰り上げる、など物流コストに対する扱いが特に厳しくなったのがこの年でした。

令和6年1月1日に発生した能登半島地震に対する復旧活動が本格化しました。
東京都管工事工業協同組合や三多摩管工事協同組合など全国の水道工事業者が交代で能登に出向き、水道ライフラインの復旧に尽力します。
また令和7年1月28日には埼玉県八潮市において下水道管の腐食による道路陥没事故が発生し、トラックの運転手1人が命を落としました。
能登地震と八潮の下水道陥没事故は、かねてより懸案であったインフラの老朽化対策に世間の注目がようやく集まるきっかけとなりました。

【埼玉県八潮市の道路陥没事故】
八潮陥没
当社が所属する「東京管工機材商業協同組合」は昭和22年(1947年)に設立された歴史ある業界団体ですが、この年の5月に当社の落合智貴社長が第14代理事長に就任しました。バブルのころに243社あった会員数はこの時点で140社まで減少していますが、東京組合は管工機材業界の中では全国で最も会員数の多い団体です。
東京ビッグサイトで行う展示会を主催するなど大変影響力があります。
行政との窓口として業界の状況をご説明する機会もあります。
大変名誉あるお役目を頂き、業界発展のために尽力しております。

業界団体の理事長になったからと言って本業をおろそかにしてはいけません。
この年の本業の売上は7億1140万円とバブル期以来30年ぶりの売上高を達成しました。
理事長に就任したことが会社の知名度を上げる効果もあったのではないかと思います。
多くのお客様が理事長就任を喜んでくださいました。
管工事組合・メーカー・行政・政治家・学者・イベント関係者など様々な方々と交流する機会が増え、人脈を広げることで個人的にも成長できました。
この経験を会社の成長にも生かさなければ、と心に誓ったことを思い出します。

【落合智貴社長が東京管工機材商業協同組合の第14代理事長に就任】
理事長就任あいさつ

東京冷機工業「成長支援センター」を見学

東京冷機工業パンフ
投稿者:落合智貴
東京の北区上中里にある東京冷機工業様の「成長支援センター」を見学させて戴きました。
超大手のサブコンさんでは研修所を設けているところもあるそうですが、それ以外で自前の施設は珍しく、東京冷機工業様のセンターは想像以上に立派で機能的な研修所だと感じました。
吉田社長やセンター長様から、センター設立の思いや施設の概要をご説明頂きました。
昨今の人手不足は、特に建設業界では深刻です。
技術者や職人の採用にはつい経験者を期待してしまいますが、東京冷機工業様では文系を含む新卒者に対して半年間という長期にわたり、空調や電気、給排水の基礎を教えます。
採用の説明会や面接では当センターを見学してもらい、求職者に対して研修制度がしっかりしていることを説明します。
このセンターが出来てから、応募率がグンと上がり、今年は約50名の新入社員が学んでいるそうです。
フロンガスがオゾン層を破壊する事の影響など、環境意識に関してもしっかりと教育し、リサイクルやリユースにも力を入れていますので、新入社員の皆様も社会的な意義を感じて現場に出ていかれるのだと思います。
当センターは地域への貢献も重視されており、足立区の花火大会では屋上を解放するなど地域のイベント活用も推奨。
災害時の帰宅困難者の受け入れ態勢も整っているとのことです。
人を活かせる企業がこれから勝ち残っていくでしょう。
東京冷機工業様には、とても良いお手本を示して頂いたと思います。

【空調設備の実機を展示しています】
東京冷工業実機
【実習所では本番さながらの練習ができます】
東京冷機工業実習室
【自販機は二人以上の社員が一緒に購入するとタダ!! 社員同士のコミュニケーションを促進しています】
東京冷機工業自販機

関東グランドフェア2026

投稿者:落合智貴
7月9~10日に幕張メッセでYUASAが取り仕切る展示会「関東グランドフェア2026」が開催されました。
YUASA得意先会である、やまずみ会の会長を仰せつかっているため例年通り開会式のテープカットに参列させていただきました。
GF会場

【2026年6月の株主総会で新社長に就任したYUASA村山英明社長があいさつ】
YUASA村山社長

【夏場に向けて空調服の販売が本格化】
空調服

【オートフォーカスアイウェアViXionは筆者がYUASAに紹介して展示が実現しました】
ViXion2は当社でも購入できます
VIXION

落合住宅機器の歴史を辿る【令和7年度(2025年度)】

投稿者:落合智貴
当初あまり人気のなかった大阪万博は、この年の4月13日に始まると徐々に注目を集め、終盤の8月~10月にはなかなか入場の予約が取れないほどになりました。
アメリカでは第二次トランプ政権が始動し、世界各国に高関税をかけ始めます。石破政権は赤澤経済財政担当大臣を交渉窓口としトランプ対策を講じますが、低支持率のまま参議院選挙で敗北し、10月には女性初の高市早苗首相が誕生。2月の衆議院選挙を経て、自公政権から自民・維新の新たな政権枠組みへと移行します。日経平均株価は前年にバブル超えの40,000円を突破してからわずか1年半で50,000円に達します。円安は1ドル160円前後まで進み、物価上昇と賃上げが同時に進みます。戦後80年、プラザ合意から40年を迎えたこの年、日本経済は長期低迷からようやく反転したことを実感できるようになりました。

当社はコロナ禍以来4年連続の増収増益を達成。本業の売上はバブル崩壊以降最高の7億4803万円に達しました。当社得意先の現場規模は大型化が進み、売り上げを押し上げました。製品値上げは一時ほどではないものの、緩やかな上昇を続けており、インフレが定着してきた感があります。
2024年問題と言われた残業時間規制や有給休暇取得の義務化などの影響により、特にドライバー不足が懸念されており、メーカーからの直送送料を請求されるケースが増えてきました。当社でも配送社員の2名の退職がありましたが、幸いすぐに2名のドライバー経験者を採用することが出来ました。
この年に当社として初めて労働基準監督署の調査を受け、早朝残業代の支払いや、残業時間上限の順守、最低賃金の順守、医師による就労可能確認の実施、などを求められました。これをきっかけに土曜日の勤務は休日出勤手当の対象とし、形の上では完全週休二日制となります。

当社社長が東京管工機材商業協同組合の理事長となって2年目となり、第57回管工機材・設備総合展を取り仕切りました。出展社や来場者はいずれも過去最高水準となり、景気回復を改めて実感することとなりました。

【管工機材・設備総合展の開場式でテープカット】
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【初めての就職イベントを企画 トークショーのファシリテーターを務めました】
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【賀詞交歓会にて 片山さつき財務大臣と】
片山さつき

東京管工機材商業協同組合 理事長に再任

投稿者:落合智貴
2026年5月22日、東京管工機材商業協同組合の第79回通常総会が明治記念館で行われました。
理事長を1期2年務めましたが再任され、あと2年理事長職を続けさせていただくことになりました。当日の私の挨拶を下記に抜粋しました。業界発展のために頑張りたいと思います。

第79回通常総会
【冒頭あいさつ】
アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃に端に発した、ホルムズ海峡の封鎖によりまして、原油の調達不安が続いております。管工機材業界においても、塩ビ管・接着剤・架橋ポリエチレン管などを中心に、ナフサ由来の製品が大幅に不足しており、既に一か月以上が経過しております。新たな新築着工は延期や中止が相次いでいるそうで、建設需要がこれから大きく落ち込むことが予想されます。1か月前まで“人手不足”と言っていたのが、これから“仕事不足”になることも想定しなければなりません。
組合活動の方ですが、昨年8月には第57回管工機材設備総合展を開催しました。今年2月には岩本町の組合事務所を、近くの別の事務所に移転しました。3月には「2026年版 管工機材の教科書」が完成しました。支部再編につきましては本総会でようやく第一支部・第三支部の合併が完了いたします。

ホームページの更新につきましては、本総会終了後にリリースできる目途がたちましたが、ポイントは3点あります。
1点目は組合加入を検討されている方が知りたい情報を網羅したことです。
2点目は、管工機材業界への就職を検討している方に見ていただくために「管工機材業界で働くとは?」と題した座談会を開催し、掲載しました。
3点目は「管材販売店MAP」です。工事現場の近くの管材屋はどこか?がひと目でわかる、グーグルマップと連動したものになります。工事会社様が、現場近くの管材屋がどこにあるのかをご自身のスマホから確認することができますので、大変便利になると思います。

理事長挨拶
【理事長再任後のあいさつ】
2期目の課題につきましては大きく3つあると考えております。
まず1つは2027年8月25、26、27日に東京ビッグサイトの南ホールで開催される第59回管工機材展の成功です。
2つ目の課題は管工機材業界における「次世代の育成」です。次世代経営者向けの勉強会の実施を検討していこうと考えております。
3つ目の課題は「管工機材」という言葉の知名度アップです。「管工機材」という言葉が多くの人の目につくような努力が出来ればと考えております。
あと2年、皆様と一緒に「管工機材業界」を盛り上げていきたいと思いますので、今後共ご協力の程宜しくお願い致します。 

オンダ製作所 ショールーム

投稿者:落合智貴
架橋ポリエチレン管やダブルロックジョイント継手でおなじみのオンダ製作所のショールームが東京の日本橋堀留町にできました。

【入口ではレボスの巨大模型でお出迎え】
オンダ製作所入口
樹脂管の継手には内面シール構造と外面シール構造がありますが、オンダ製作所は水量確保がしやすい外面シールを採用しています。
特にリフォーム現場で内面シール継手を使うとシャワーやタンクレス便器の水量が足りなくなるケースがあります。

【継手によってどの程度圧力損失が出るかわかりやすく展示】
オンダ製作所流量実演機
ダブルロック継手シリーズは外面シールですので圧力損失が少ないですが、継手内部の構造をより滑らかにしたのが「レボス」シリーズです。
エルボでは直角に曲がっていた従来品から滑らかなカーブを描く内部構造に変えることで、より圧力損失を少なくすることに成功しました。

オンダ製作所は工事される方の意見を取り入れ、製品開発に生かしていくことが得意な会社です。
当社の樹脂管シェアもナンバーワンとなっています。
引き続きオンダ製品のご愛顧を宜しくお願いいたします。

落合住宅機器の歴史を辿る【序章】

投稿者:落合智貴
落合住宅機器は1950年(昭和25年)に創業。
会社を創立したのは1952年(昭和27年)の2月19日です。
私が入社し、三代目社長になったのは1995年(平成7年)ですから、45期目にあたります。
この「落合住宅機器の歴史を辿る(たどる)」シリーズは創業から現在にいたるまでの当社の歴史を写真を交えながら振り返るものです。

初代の祖父が会社を立ち上げた思い。
二代目の父が婿養子として社長に就任した経緯。
三代目の私が何故若くして社長に就任しなければならなかったのか。
75年近く会社を支えてきた社員たちの頑張り。
そんなことを振り返ります。
2027年(令和9年)2月19日に創立75周年を迎える当社がどのような歴史を辿ってきたのかを記録しています。

次の写真をご覧ください。

右から二番目が当社の創業者で私の母方の祖父落合義作。その左が私の父方の祖父中山隆一。この二人の出会いが今の私の存在につながっています。私が二人の関係を初めて意識したのが中山の祖父のお葬式の時でした。落合の祖父が男泣きをしているのを見て「二人のおじいちゃん達は親友だったんだ」と初めて理解しました。二人は慶応義塾大学の同級生でした。落合の祖父は私に対し「おまえは落合と中山の合作だ」と嬉しそうに話していたことがありました。75年の歴史をこのシリーズを使ってお伝えしていますので、じっくりご覧下さい。

上野厚生労働大臣 講演

投稿者:落合智貴
6月4日に上野賢一郎厚生労働大臣の講演を聴く機会がありました。
主に社会保障制度についてのご説明がありましたので、ポイントをご報告いたします。

1, 我が国の社会保障制度
社会保障制度は、社会保険・社会福祉・公的扶助・保健医療・公衆衛生から構成され、国民の「安心」や生活の「安定」を支えるセーフティーネットの機能を果たしている。
我が国の社会福祉は、自助・共助・公助の適切な組み合わせによって形づくられている。
その中で社会保障は、国民の「安心感」を確保し、社会経済の安定化を図るため、今後とも大きな役割を果たすものである。

2, 社会保障制度を取り巻く状況
日本は人口減少局面を迎えており、2070年には9000万人を割り込む予想。65歳人口が一番多くなるのは2040年頃となる見込み。
現在、単身世帯は全体の40%を超えており、今後は高齢者単身の増加も予想される。
日本は先進7か国の中で平均寿命・健康寿命が最も長いが、健康寿命を延ばしていくことが今後の課題。
高齢者の就業率は上昇傾向にあり、65~69歳では2人に1人、70~74歳では3人に1人が働いているのが現状。
平成の30年間は人口減少の中でも就業者数は増えており、年金財政の支え手が増えているのは良い傾向である。

3, 社会保障制度と財政(給付と負担)
社会保障給付は増加傾向であり、年金63.7兆円、医療44.6兆円、福祉その他35.8兆円となっている。
負担の方は、保険料で84.5兆円(59.9%)、公費で56.6兆円(40.1%)。
現役世代の負担感が大きいのが課題である。
日本の国民負担率は45.7%であり、OECD加盟国の中では相対的に「中福祉・低負担」であると言える。

4, 持続可能な社会保障制度の構築に向けて
高齢者人口がピークを迎える2040年頃に向けて、「社会保障の担い手確保」、「攻めの予防医療を通じた健康寿命の延伸」、「現役世代の保険料負担を抑えていく取組」が必要である。

5, 中東情勢への対応
医療関係のメーカー・卸業者・医療機関等11,501事業者にから情報提供。
安定供給に影響があると判断されたのは99品目。
事業者に対しては当面の必要量に見合う量のみ発注するよう通知。
医療用手袋などは国の備蓄を放出している。

上野厚生労働大臣

オートフォーカスアイウェア ViXion

投稿者:落合智貴
老眼世代の方は、日々細かい字と格闘されていると思います。
眼鏡をつけたり外したりというのはとても煩わしいものですよね。
HOYAの技術者が独立して作ったベンチャー企業がViXion(ビクシオン)です。
ViXionが開発したオートフォーカス型の眼鏡は、人間の目の水晶体の代わりとなる特殊レンズを搭載。
水と油の層でできた液体の厚みを電気で調節する仕組みになっています。
距離センサーで計った視点の先との距離に応じて特殊レンズを自動調節し、老眼の方でも遠くも近くも自然にピントが合います。
読書など個人使用にも使えますし、最近では歯科医や工芸品の職人さん、機械操作の技術者など、幅広く使われています。
建設業界でも、字の細かい図面を見ながら現場打合せをする場合などに使えるかもしれません。
視野が狭いのが難点でしたが、最近発売された「ViXion2」は従来品の2.4倍に視野が広がりました。

VIXION

“子供のころの目に戻った“という感想をおっしゃる方も多いそうです。
スマホと同じように3時間充電すれば約15時間連続使用できます。
当社で在庫しましたので、デモ機にて体感してみてください。
いつでもご購入可能です。
当社とお取引のない方は【設備ロジス.com】にてご購入ください。

テレビ東京 ブレイクスルーで紹介されました
ブレイクスルー
ホリエモンもユーチューブで絶賛!!
ホリエモン

落合住宅機器の歴史を辿る【創業~昭和29年度(~1954年度)】

投稿者:落合智貴
戦後、GHQの占領下において、日本の新しい国づくりが進められました。
昭和26年9月8日にサンフランシスコ講和条約が吉田茂首相により調印され、昭和27年4月28日に発効されました。当社が設立されたのはこんな時代背景のころです。
サンフランシスコ講和条約

当社の創業者であり私の母方の祖父である落合義作は大正2年1月に埼玉県狭山市で生まれました。
狭山の落合家は江戸時代から続く土地持ちで、造園業などを手掛けておりました。
次男であった義作は親からもらった金で東京の初台に土地を買い、そこを住まいとしました。
その土地が平成31年まで本社だった場所です。
慶応大学経済学部を卒業後、芳沢機工という鉛工事などにかかわる会社に就職。 戦争では兵隊として中国などに行きました。 復員後、証券会社・通産省化学肥料部・小企業の共同経営などを経て、昭和25年11月に独立。
昭和27年2月19日に ㈱落合鉛工業所 を設立したのが現在の当社です。
自宅を会社とし、最初は少人数でスタートしました。
会社の庭先には社員の住込み寮も作り徐々に社員を増やしていきました。
建場(たてば)という一種の「鉄くず問屋」のようなところに行って鉛を購入し、それを鉛管メーカーで製品に替えてもらい、水道工事業者に販売する。そんなことから商売を始めました。
鉛は相場によって価格が上下する為、相場の読みも大事だったようです。
当時の朝鮮戦争の影響で鉛相場が急騰し、大きく儲けたことが創業時の勢いをつける要因になりました。

【会社発足時の定款と公証人役場の認証書が現在も残っています】
【会社発足時の定款と公証人役場の認証書が現在も残っています】

経済産業省 中東情勢関連対策ワンストップポータル

投稿者:落合智貴
イラン紛争によるホルムズ海峡の封鎖が長期化しそうな状況です。
先日はトランプ大統領と習近平国家主席の米中首脳会談が行われましたが、イラン問題解決の糸口は見えてきません。
管工機材業界においても今年の4月中旬以降、塩ビ管・接着剤・架橋ポリエチレン管などの供給不足は1ヶ月続いてしまいました。
サプライチェーンにおける各ポジションで皆様努力されていると思います。
メーカーは原料の供給不足により生産を絞っている状況です。樹脂加工工場は、一度生産を止めてしまうと再開するのに大きなコストがかかるとのことで、少なくても継続的に生産を維持したいそうです。
一次問屋は決して買い占めている訳ではなく、普段の3~4倍来る客先からの発注に対し、優先度の高い実需を選別して出荷してくれています。昨年実績を超える受注は受けられないとのスタンスをとっているところがほとんどですので、我々二次販売店もいつもと違う問屋さんに発注しても断られるケースが多いです。
我々二次販売店は少ない入荷品を緊急度の高い現場にできるだけ納品することが出来るよう尽力しており、特定の商材は倉庫がカラカラです。。
お客様には大変ご不便をおかけしておりますが、ご理解のほどお願い申し上げます。

経済産業省は「中東情勢関連対策ワンストップポータル」を設けています。
現場の状況を報告するフォームもありますので、国に伝えたいことがある方はご利用ください。
ポータルサイトによると、原油の輸入先の93.0%はホルムズ海峡に依存しているとの事。一方LNGは6.3%に抑えられているそうです。
経済安全保障の重要性が表面化したのが今回の事態だと思います。
サイトの中で、「中東情勢等を踏まえた中小企業・小規模事業者向け支援について」というページもあります。商工中金や日本政策金融公庫が融資に関する相談窓口になっているそうです。

経済産業省の赤澤亮正大臣は今回の事態への対応や、賃上げの継続的な実施が重要であるとのメッセージを動画で公表していますのでご覧ください。

赤澤大臣動画
赤澤大臣メッセージ

昭和100年記念式典に参列

投稿者:落合智貴
4月29日の昭和の日、日本武道館にて「昭和100年記念式典」が挙行されました。
大変光栄なことに、東京管工機材商業協同組合の理事長として、経済産業省のお声がけでご招待を頂き、参列させていただきました。
当日は、天皇皇后両陛下のご臨席の元、木原稔内閣官房長官の開式の辞に始まり、国歌斉唱、高市早苗首相の式辞、森英介衆議院議長・関口昌一参議院議長・今崎幸彦最高裁判所長官のご挨拶がありました。

高市首相は式辞で以下のように述べました。
「昭和は戦争・終戦・復興・高度経済成長といった未曽有の変革を経験した時代でした。日本人は歯を食いしばって働き、終戦からわずか10年で日本経済を再び立ち上がらせました。その後果敢な挑戦により世界第2位の経済規模にまで駆け上がります。令和の現在、少子化・人口減少・デフレから物価高への転換・潜在成長率の低迷・戦後最も厳しく複雑な安全保障環境といった課題があります。挑戦しない国には未来はありません。22世紀を迎えたときに『インド太平洋の輝く灯台』として世界から頼りにされる国であるように、『未来は明るい』と自信をもって言える国を創り上げていきたい。」
昭和100年武道館
首相官邸ホームページ

その後海上自衛隊東京音楽隊の演奏により、男女二人による昭和を代表する歌の披露がありました。
・上を向いて歩こう(坂本九)
・赤いスイトピー(松田聖子)
・なごり雪(かくや姫/イルカ)
・時代(中島みゆき)
・Get Wild(TM NETWORK)
・川の流れのように(美空ひばり)

最後の「川の流れのように」の演奏中には、すすり泣く声も会場内から聞こえてきました。
“苦しい時代の中で自分たちは頑張ってきたんだ“と昭和の時代に思いを馳せた人が多かったのかもしれません。
頑張った人にしか味わえない満足感とは、苦労を乗り越えなければ得られないものだと改めて感じました。

昭和100年記念式典

落合住宅機器の歴史を辿る【昭和30~33年度(1955~1958年度)】

投稿者:落合智貴
昭和28年の12月に㈱落合鉛工業所(おちあいなまりこうぎょうしょ)から落合鉛工㈱(おちあいえんこう)に社名変更し、以来昭和45年3月まで16年半の間この社名を名乗っていました。
今では鉛は人体によくないということで、給水管には使われていませんが、当時の水道管は給水・排水共に鉛管が主流でした。
現在では管工機材という言葉であらゆる水回り商材を総合的に扱う販売形態が主流になっています。
しかし昭和20年代当時は鉛管屋、鉄管屋、バルブ屋、水栓屋、ポンプ屋の様に専業店に近い形が多く、販売店のお互いで商品を売り買いしていたようです。
販売の資格が東京都水道局より与えられ、当社も鉛管をスタートに各種指定販売店の資格を取りました。

昭和30年7月 東京都水道局指定鉛管販売店
昭和31年1月 東京都水道局指定銅管・ビニール管販売店
昭和31年4月 鉄管・継手類、バルブコック販売開始
昭和32年5月 水栓器具類及付属品販売開始

水道局に商品を持っていき、商品に認定の刻印を打ってもらうという仕事もあったそうです。
当時の車はオート三輪。
パイプを積むと車がひっくり返ることもあったそうです。

戦後の混乱から少し落ち着き、給水や排水のインフラを早く整えなければならない。
そんな時代の中で、現場に重たい鉛管や水道資材を運ぶ仕事は肉体労働の大変な仕事だったでしょう。
鉛管の専業販売店から管工機材の総合販売店へ移行し、売上を拡大していく。
それが当時の経営課題だったのだと思います。

オート三輪
   【昭和30年代の日本】

中東問題 慶応大 田中浩一郎教授の見解

投稿者:落合智貴
4月27日の日本経済新聞に、イラン紛争にまつわる中東問題について慶応大学の田中浩一郎教授が寄稿していました。
イランがホルムズ海峡を事実上封鎖したことで“パンドラの箱”が開いてしまった。
イランは今後も米国や国際社会と対立したときにこのカードを切る蓋然性が高まってしまった、との指摘です。
周辺国がホルムズ海峡の問題を収束させようと思うなら、イランを徹底的に叩くしかないと考える危うい状態が作り出されてしまった。
イスラエルはイランの体制存続を承服できないため、今後も手を出す可能性が高い。
中国もロシアもこの状態を力で押さえつけるつもりはなく、湾岸アラブ諸国の米国に対する信頼も失墜している。
今後米国はウクライナに侵攻したロシアや、台湾を武力統一しようとする中国にも口出しがしづらくなるであろう、とのことです。
田中浩一郎慶大教授
田中教授の見解通りであれば、ホルムズ海峡が元通りになることは絶望的です。
イランが消滅するほどのことは考えにくいですし、米国はともかくイスラエルがおとなしくしているとも思えません。
トランプ大統領が下した“イランへの攻撃”という判断が世界を大きな混乱に向かわせてしまったと言えます。
原油の流通がスムーズにいかなくなれば、世界の経済は壊滅的になるでしょう。
そんなことにならないよう、各国の首脳は自制をもって政治判断をしてほしいと願います。

イラン戦争の影響による商品供給について

投稿者:落合智貴
イラン戦争の影響によりホルムズ海峡が事実上封鎖され、原油の供給に懸念が広がっています。管工機材業界では4月13日以降、接着剤や塩化ビニル製品を皮切りに様々な製品の供給不安が起きています。メーカーが供給を絞り、ユーザーや流通業が購入量を増やすという事が同時に起こったために急速に需給がひっ迫したものと思われます。
メーカーは前年実績を超える発注には制限を掛け出したところが多いです。
実需を超える過剰な発注は控えるように業界全体で協力していく必要があると思います。
この1週間で入ってきた情報は以下の通りです。
お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

●クボタケミックス
4月13日以降、新規受注停止。4月21日より5月度納品分の受注を再開する予定であるが、前年度実績を基準として個別に供給量を調整。5月7日より10~30%製品値上げ。
●東日本セキスイ商事
4月13日より出荷制限
●アロン化成
一部の製品で生産中止。5月7日より5~15%以上製品値上げ。
●東栄管機
4月中のヴァンテック塩ビ管の入荷停止。継手は4月15日以降、当日配送を中止。供給量は前年実績に達した場合は調整する可能性あり。
●オンダ製作所
6月1日より10%以上製品値上げ。
●TOTO
4月13日よりシステムバス・ユニットバス受注見合わせ。4月15日に受注再開するも納期は未定。
●LIXIL
システムバスは4月14日以降発注分は納期未定。キッチン・洗面化粧台は受注上限を設定。トイレ・水栓・電気温水器は過度な発注及び仮発注は制限。

【当社の塩ビ管は普段なら棚一杯に在庫していますが、残りが少なくなっております】
パイプ棚

落合住宅機器の歴史を辿る【昭和34~37年度(1959~1962年度)】

投稿者:落合智貴
昭和32年2月に就任した岸信介首相の最大の課題は日米安保条約改定でした。
昭和35年のいわゆる「60年安保闘争」の末、6月に新安保条約成立と引き換えに岸首相は退陣します。
戦争の記憶がまだ強く残っている時期で、戦争はこりごりだという多くの国民の声。
現実的に日本をどう防衛し、平和な社会をどう作っていくかというイデオロギーの対立。
そういったものが複雑に絡み合い、様々な人たちが日本のあり方を真剣に考える、そういう時代だったのだと思います。

当社は昭和37年4月に松下電器産業(現パナソニック)と代理店契約を結びました。
「ナショナル」のブランドで電気器具を中心に製造していた松下電器は街の家電店を「ナショナルショップ」として育成し、家電の売り上げを拡大していました。
家電業界で業績を伸ばしてきた松下電器が管材業界に目を付けたのがこの頃です。
当社は松下電器の代理店に管材業界として初めて選ばれた数社のうちの一つであり、当社の落合義作創業者はそれを大変誇りに思っていました。
松下電器の代理店であることが対外的な信用に大きくつながるんだとよく話していました。
松下電器のポンプや浄化槽、東洋陶器(現TOTO)の衛生陶器などの販売を始め、商材を広げ始めたのが昭和37年頃からだったようです。

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【経営の神様 松下幸之助。松下イズムは当社の経営理念にも大きく影響しています】

不動産Gメン

投稿者:落合智貴
当社が初台にあった頃、会社を1階に構え、2階から7階まで18所帯の賃貸マンションを所有・管理していました。
マンションの名前は「ベルフラワーコーポ」。
落合家の家紋が“桔梗”であるところから、その英名をマンション名にしていました。
昭和48年(1973年)に建てられ、令和元年(2019年)まで46年間使用し、今の中野区に移転の際に売却しました。
今は解体され、新たな賃貸マンションが建っています。
ベルフラワーコーポを運営していたころにマンション管理や募集をお願いしていたのが㈱光文堂インターナショナルさんです。
今はご子息が社長を引き継いでいますが、彼は今ネット界隈でブレイクしています。
お名前は滝島一統さん。
オリンピックを必ず現地で応援することで“オリンピックお兄さん”とも言われていた彼は数年前から“不動産Gメン”という異名でユーチューブをはじめました。
投資用ワンルームマンションで損失を抱えた方の相談に乗る形で悪質業者への注意喚起を行う番組です。
時々リフォーム現場を解説するなど当社の業態との関連も大きい内容になっています。
今ではユーチューブのフォロワーが70万人近くに行っているので、ご存じの方もいるかもしれません。
テレビ番組にも専門家として時々登場し、有名タレントさんとの掛け合いも上手にこなしています。
先日出版記念の講演会がありましたので久しぶりにお会いしました。
滝島さんとは親同士が幼馴染という事もあり、長い付き合いになります。
これからどこまで有名になるか?期待しています!!

【新著 得する不動産バイブル「ハンコ押す前に読む本」 を頂きました】
不動産Gメン滝島

「管工機材の教科書」の歴史

投稿者:落合智貴
管工機材の教科書2026
「2026年版 管工機材の教科書」が先日完成しました。
この「管工機材の教科書」は東京管工機材商業協同組合が発行しているものです。
2019年、会計理事だった私が発起人として委員長を務め、初めて発刊されたものです。
何もないところからのスタートでしたが、管工機材のメーカーさんが所属する工業会・業界団体を一軒一軒まわり、テキストの執筆をお願いしていきました。
すべての団体に協力いただけた訳ではないのですが、15章分のテキストが集まりました。
その後東京管工機材商業協同組合の組合員の中から委員を選抜し、私を含め12名のメンバーが各工業会・業界団体を分担して担当し、テキストの中身を修正していく作業を行いました。初版完成までは何度か挫けそうになりましたが、委員の皆さんのおかげで約1年の準備期間を経て完成に至りました。
第二版の2021年版では巻末に〇×式の問題集を掲載。
執筆範囲も、排水マス・耐火二層管・銅管・ポリエチレンパイプ・排水集合管を加えて19章となりました。
第三版の2023年版では換気を加えて20章となりました。
また、管工機材業界がSDGsに貢献していることをアピールすべく、メーカー各社のSDGsへの取り組み事例の紹介ページを加えました。
合わせて、一冊当たり50円を日本水フォーラムへ寄付する仕組みも取り入れ、中東やアフリカの井戸の修繕や設置に貢献することが出来ました。
そして今回2026年版は、私が東京管工機材商業協同組合の理事長になったこともあり、私は委員会から離れ、斎藤委員長と事務局に委員会の運営をお任せしました。
今回は水道本管のダクタイル鋳鉄管と本管用バルブのページを加え、22章の大作が出来上がりました。
その他の章も内容がブラッシュアップされ、素晴らしい出来栄えになっていると思います。
斎藤委員長はじめ委員の皆様には心より感謝しております。
「管工機材の教科書」を初めて作ったときは、管材販売店の新入社員向けと思って作ったのですが、今ではメーカー様、設備工事会社様、建設会社様、水道局や自治体からもご注文が入っています。
これからも多くの方に活用いただけたら嬉しいです。

パナソニック展示会 有明GYM-EXにて

投稿者:落合智貴
GYM-EX
有明にありますGYM-EX(ジメックス)で開催されたパナソニックの展示会に行ってきました。
GYM-EXは東京ビックサイトから、ゆりかもめで二駅のところにあり、2020東京オリンピックの体操競技場として使われた比較的新しい施設です。
私自身、初めての訪問となりました。
周囲に売店やレストランがないのが難点ですが、会場はほぼ正方形で天井が非常に高く、開放感のある会場でした。
管工機材・設備総合展の会場として良いのではないかと考えましたが、多くのメーカーが参加する展示会では搬入・搬出経路が狭いとのお話もありましたので難しそうです。

2月25日に見学した会場ではパナソニック一社で様々な商品が展示されていました。

【キッチン】
パナソニックキッチン

【宅配ロッカー】
パナソニック宅配ロッカー

【浴槽の美泡湯は20周年】
パナソニックマイクロバブル

落合住宅機器の歴史を辿る【昭和38~41年度(1963~1966年度)】

投稿者:落合智貴
昭和39年の東京オリンピックを契機に日本の戦後復興は着実に進んでいました。
新幹線や高速道路、様々なインフラが東京オリンピックを目標に建設されました。
池田勇人首相は経済に重きを置き「所得倍増計画」を掲げて高度経済成長の基礎を築きました。
池田首相は体調不良を抱えながら東京オリンピックを迎え、閉会式の翌日に退陣を表明し、翌年昭和40年に亡くなったそうです。

東陶特約店会
【昭和40年東陶特約店会 前列右から3人目が落合義作社長】

当社も設立以来10年以上が経過し、会社の体裁を整えつつあった時期だと思います。
創立当初50万円だった資本金は昭和40年には400万円まで増やしています。
この頃は増資によって財務体質を厚くしていくのが目標だったようです。

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昭和37年に松下電器産業の代理店になり、昭和42年5月には「落合ナショナル管工事店会」を発足させました。
松下電器産業と当社・管工事会社が三位一体で取り組もうとの決意の表れです。
鉛管の販売が主業でしたので、当時の社名は落合鉛工株式会社ですが、この頃から、東陶やナショナルなどの衛生機器・住設機器に本格的に取り組みはじめました。

人口減少時代に人が集まる企業は何が違うのか?

投稿者:落合智貴
法政大学キャリアデザイン学部の石山恒貴先生の講演を聴く機会がありました。
「人余り」から「人手不足」に転換した昨今において、企業が人に対する考え方を大きく改めなければいけないという事を実感しました。
日本は今後不可逆的に人口オーナスになります。
少し前までは高齢者や女性などを活用することで労働人口を維持していましたが、2040年には働き手が1100万人不足するとの予測もあるそうです。
“必要な人材はいくらでも調達できる”とか“若い男性に入ってほしい”といった考え方は改めなければいけないと石山先生は仰っています。
米国ギャラップ社の調査によれば、日本は「会社に対するエンゲージメンントが低く、職場のストレスは高い」そうです。
一方アメリカは「エンゲージメントが高く、ストレスも高い」。
フランスやイタリアは「エンゲージメントが低く、ストレスも低い」との事。
“日本人はまじめで苦労をいとわない”と言えば聞こえは良いですが、職場のモチベーションが上がる工夫をすれば日本はもっといい国になるかもしれませんね。

人が集まる企業は何が違うのか~人口減少時代に壊す「空気の仕組み」~
石山先生の著書「人が集まる企業は何が違うのか~人口減少時代に壊す「空気の仕組み」~」では、従来の主流な働き方である『無限定性(職種・勤務地・時間)』を変えていかなければならないと訴えています。
『無限定性』とは会社に命じられればどんな職種でも受け入れなければならないし、どこに転勤するかもわからない、仕事が終わらなければ残業もいとわないという働き方です。
今後日本の働き方の変革を遂げるには『無限定と限定中立の社会』を目指すべきである。
非正規雇用やフリーランス、あるいは企業に雇用される立場であってもプロジェクト型など自営型、これらを自由に行き来できるような働き方を企業が推進していくことを勧めています。
「エンゲージメントが高く、ストレスが低い」と働き手に思わせる会社をどう作っていくか?
これからの企業の重要なテーマを教えて頂いた気がします。

落合住宅機器の歴史を辿る【昭和42~45年度(1967~1970年度)】

投稿者:落合智貴
アメリカのニクソン大統領と日本の佐藤栄作首相の合意により沖縄の日本への返還が決まったのがこの頃です。
終戦から20年以上が経ち“戦後が終わった“と感じた人が多かったのかもしれません。
日本の経済は順調に成長していました。

当社は昭和45年3月に社名を「落合鉛工㈱」から「落合住宅機器㈱」に変更しました。
当社にとっての創業事業である水道鉛管が使われなくなってきており、“鉛の時代が終わった“ということで社名を変えました。
昭和37年に松下電器産業の代理店になって以来、ナショナル製品の拡販に力を入れ、“これからは「住宅機器」の時代である”というのが当時の落合義作社長の判断だったのだと思います。素敵な住宅機器で暮らしがどんどん便利になっていく。日本人みんながそんな夢を描いていた時代だと思います。

【当時の木造の社屋前 女性社員5人】
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【昭和44年10月の伊東温泉社員旅行】
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【昭和45年2月 創立記念食事会にて】
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【落合ビル建替時の世田谷弦巻の仮事務所】
弦巻仮事務所

HVAC&Rジャパン2026 を見学 (その2)

投稿者:落合智貴
日本冷凍空調工業会主催の「HVAC&Rジャパン2026」のご報告(その2)です。
空調機メーカー以外にも配管部材や工具関係の展示も多くありました。
その一部をご紹介します。

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