オミクロン株の拡大について

投稿者:落合智貴
新型コロナについては昨年10~12月は落ち着いていたものの、年明けからオミクロン株の感染者が急増し、1月22日には新規感染者が東京都で11,227人。全国では54,576人と毎日過去最高を更新しています。軽症者が多く、感染者のピークから収束までの期間が短いのではないかとの観測もありますが、今まで以上にマスクの着用などを厳重にしなければいけませんね。感染すればもちろんですが、濃厚接触者に認定されてしまうと10日間の自宅待機が求められます。マスクをつけない会話をしないなど、濃厚接触状況を作らないことも大事になってきます。体調が悪くないのに仕事ができないという人が増えてしまうと社会が回らなくなってしまいます。

立川PCR検査スポット
個人的には、妻の職場で陽性者の方が出たため、1月2日に夫婦で立川のPCR検査スポットに行ってきました。今なら大行列ができているかもしれませんが1月2日にはすぐに検査が受けられました。岸田政権の方針で、無料で検査が受けられるようになっています。
予約なしで検査スポットに行くと、住所や名前やワクチンの接種状況・検査を受ける理由などを記入します。受付で身分証明書を提示し、スマホのメールアドレスの受信チェックをした後に検体容器を渡されます。自身の唾液を容器に入れて提出すれば終わりです。半日後には陰性を知らせるメールが送られてきました。
オミクロンの終息が早く来ることを祈るばかりですが、制約の多い生活がもう少し続きそうです。

2022年を占う

投稿者:落合智貴
2022年(令和4年)はコロナ禍3年目への突入とともに、オミクロン株の感染拡大が急増する不穏なスタートとなりました。
この一年がどのような年になるか考えてみたいと思います。
日本経済はコロナ禍の影響度合いによって明暗が分かれていますが、飲食や旅行業界は今後もコロナ次第ということになりそうです。オミクロンの感染者が軽症で済むケースが多いことが分かってきており、コロナとうまく付き合いながら経済を回していくフェーズに入っていくことを期待したいと思います。

その他の業種では需要側としては、長引く自粛や給付金などによって一般家庭では貯蓄が増えており、リベンジ消費が期待されています。旅行や飲食にお金が使えない分、リフォームを含めた贅沢品への支出が期待されます。不動産においてはオフィスの空室率が上がっているにも関わらず、地価が下がっていません。マンション価格がかなり高額になっているのに購入意欲が衰えないのも最近の特徴です。

一方、供給側は原油の高騰などの影響により、鉄・銅・塩ビなど配管材料に使われる素材価格は昨年来高騰を続けています。今年2月には塩ビ管は3次値上げとして30%アップを各メーカーが発表しています。また半導体不足、ベトナムのロックダウンを契機とした電子部品の供給不足、中国の電力不安による生産の遅れ、アメリカのコンテナ船の滞留など、コロナの影響が様々な形で作用し、全体の供給不安に結びついています。給湯器・ウォシュレット・ポンプなど生産の遅れを回復するには半年ほどかかりそうです。

日本経済は長くデフレ基調が続いていましたが、昨年来の素材値上げは今後消費者物価を押し上げる要因になると思います。賃金よりも先に物価が上がることで一時的に社会の不満が起こると思われます。過去30年、世界の賃金は上昇しているにも関わらず、日本の賃金は横這いを続けています。岸田内閣も企業に賃金増を要求していますが、緩やかなインフレと賃上げへの転換点になるのが2022年になって欲しいと思います。

2022年

謹賀新年 2022

新春を迎え皆々様のご多幸をお祈り申し上げます
旧年中は格別のご厚情を賜り誠に有難うございました
新型コロナウィルスが発生して二年が経ちました
世界的なサプライチェーンが混乱するなどまだまだ影響が続いております
困難な状況が続きますが皆様と共に乗り越えていきたいと存じます
本年は当社創立70周年の節目となります
これを機に、社員一同益々努力していく所存でございます
本年も何卒ご指導を賜ります様宜しくお願い申し上げます

2022年(令和4年) 元旦
落合住宅機器株式会社
代表取締役社長 落合智貴

2022賀正