江古田新社屋で初の工具展

投稿者:落合智貴
旧本社の初台の時代には秋の工具展を会社近くの渋谷本町区民会館で行っていました。
中野区江古田の新社屋に移ってから初めての工具展は会社の近くに手ごろな会場がなく、検討の結果、会社1階のカウンター前で行うことにしました。
とはいってもスペースは従来より格段に狭くなるため工具メーカー様を2班に分けて11月20,21日の2日間で行うことにしました。
結果的には2日間あることでお客様の日程調整もつきやすく、材料を買いに来られたお客様もその場で展示会を見て頂くことが出来たのでかえってよかったと思いました。
来場者、売上共に過去最高に近い実績を残すことが出来ました。
ご来場・お買い上げいただきました皆様、本当にありがとうございました!!

工具展受付 HIKOKI

パナソニック 商談風景

エスロハイパーAW を 新規在庫

投稿者:落合智貴
鉄管や鉄管継手の需要が年々減っています。
部屋内の給水配管は架橋ポリエチレンやポリブデンが主流になりました。
マンションなどの排水立て管も鉄管DVLPとMD継手の組み合わせが減ってきており、耐火二層管や耐火VPなど塩ビが増えてきています。

給水の立て管も鉄管のVB管が今までは多かったですが、青いポリエチレン管の需要が増えてきています。
当社でも積水化学工業のエスロハイパーAWの継手を在庫しました。
エスロハイパーはパイプと継手を電気融着により接続しますので、接続部の強度がパイプよりも強くなりますので、ねじ込継手のような経年劣化による漏水のリスクが少ないです。可撓性があるので耐震性が強く、サビる心配がないのも特徴です。
これからの配管寿命は、建物の寿命より長くなりそうです。
配管材の単価は上がりますが、長期的なコストを考えるとメリットが多いと思います。
当社の在庫を是非ご活用下さい。

エスロハイパー

製販合同懇談会2019秋

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合の年二回の製販合同懇談会が10月9日にヒルトン東京にて行われました。今回は青年部主催の講演会もあったため立派なホテルでの開催となりました。
各メーカー様の発表を下記に要約しました。

●リケン
ねじ込み継手の特約店向け出荷量は、2018年度は前年比92%。2019年度8月までは100%で推移。オリンピック特需はなかった。ハウジング継手のトップジョイントは2015年度から2019年度の4年間で2倍になるほどの伸長。
●フネンアクロス
オリンピック需要は6~7月にほぼ終了した。北海道ニセコなども売り上げが増えた。新商品の遮音エースはデベロッパー様に大変好評。同じく新商品の大口径200φも予想以上の需要があり、生産が追い付いていない。
●TOTO
千葉の台風被害で、物流センターや工場に被害があり出荷でご迷惑をかけた。原材料と物流費の上昇によりやむなく10月より定価値上げをお願いした。2019年下期はパブリックを中心とした伸びが予想される。新キャッチコピーとして「びっくリーン技術」を打ち出す。オフィスはトイレがきれいかどうかが入居のポイントになるので積極的にPRして頂きたい。
●三菱電機住環境システムズ
エアコンのフロンガスはオゾン層破壊防止、地球温暖化係数の減少を目的に、R22→R410A→R32と変わってきた。R22は2020年に生産全廃となるので入手しづらくなり、既設品の修理が難しくなる。現在6馬力以上の機種ではR410Aが使われているが、R32への移行を進めていきたい。
●大和バルブ
需要部門別では半導体、機械金属部門の需要が伸びており、建築設備部門は微増。品種別ではステンレス弁が減少している。オリンピック需要が終わり、今後は都内再開発需要に期待したい。
●テラル
住宅着工は2019年度前年比93%の見込み。マンションストックは増加を続けているが、着工は減っていく予想。増圧ポンプの出荷は2009年以降増加を続けている。MC5型増圧ポンプは省電力・静音・軽量・低振動が特徴。新旧ポンプの交換メリットを説明するために、省電力計算書の作成を活用してほしい。

製販懇談会2019秋

ナイスジョイント 在庫しました!

投稿者:落合智貴
江古田の新社屋は従来よりも倉庫床面積が広く、商品アイテムの拡充を進めていきます。
第一弾としてオーエヌ工業の「ナイスジョイント」を在庫しました。
「ナイスジョイント」はステンレスSU管用の拡管式継手です。

ステンレスSU管は薄肉の為、ネジが切れません。
そのため今回の拡管式の他に、圧着式(モルコジョイント等)、転造ネジ式(アバカスジョイント等)、ワンタッチ式(EGジョイント等)の施工方法があります。
その中でも拡管式は信頼性が高く、最も多く使われていると思います。
但し、施工には拡管機が必要ですので手軽に施工できるというものではありません。
拡管機は日割り計算によるリースでお使い頂くケースが多いです。
学校案件など官庁物件で多く使われるのも特徴の一つです。
拡管式の継手はベンカンの「BKジョイント」、日立の「Zロック」、リケンの「サスフィット」、東尾メックの「KKベスト」などがありますが「ナイスジョイント」は最もシェアが高い商品です。

ステンレス管は、価格は高いですが、耐久性やリサイクル性が高い事などが利用される理由かと思います。
当社の在庫を是非ご活用下さい。

ご購入はコチラ

東京みらい市 2019

投稿者:落合智貴
8月23~24日に東京ビックサイト青海仮設展示場にて東京みらい市2019が開催されました。
広々とした会場に設備関連の商品が展示されていました。

日邦 壁裏

日邦バルブではホテル向け新商品「減圧弁ユニット」が紹介されていました。

ホテル側からの要望で、減圧弁の点検・交換がしやすく施工に時間がかからないユニット化された減圧弁を開発したとのことです。

ちょうど、メーターユニットの減圧弁版と言ったところでしょうか。

ホテル建設需要が旺盛な昨今、売上拡大が楽しみな商品になると思います。

日邦 天井裏

猛暑対策商品

投稿者:落合智貴
今年の夏は涼しめでスタートしましたが、後半は俄然暑くなりました。
道路の照り返しは体にこたえますね。
現場で作業されている方は本当に大変だと思います。
くれぐれも熱中症にはご注意ください。

空調服1 
空調服2

作業着に扇風機を組み込んだ「空調服」が今年はよく売れています。
ファンの部分を外して作業着を洗濯することもできます。
バッテリーは内ポケットに入れるのですが、意外と軽く気になりません。
ご紹介するのは遅いくらいですが、まだまだ残暑が続きそうです。
ご用命いただければ幸いです。

管工機材設備総合展 in青海展示棟

投稿者:落合智貴
6月11日~13日、恒例の第51回管工機材設備総合展が行われました。
今回はいつもの東京ビックサイト東ホールがオリンピックの準備のために使えないため、
特設会場の青海展示棟で行われました。
りんかい線の東京テレポート駅の目の前なので行きやすかったですね。

日栄インテック【日栄インテックは施工時間が従来の半分以下で済む”らく吊X”をお披露目】

カクダイ【カクダイの展示商品はいつもながら遊び心満載です!!】

荏原F3100【荏原製作所の新型フレッシャーF3100は制御盤の位置を自在に変えられるのがポイント】

管工機材の教科書【私が委員長を務めた”管工機材の教科書”はお陰様で300冊が売れました】

会社創業以来、初めての本社移転

投稿者:落合智貴
7月1日に本社を渋谷区本町から中野区江古田に引っ越しました。
昭和25年(1950年)の会社創業以来、初めての移転です。
渋谷区本町の本社は創業当初は木造平屋でしたが、昭和48年(1973年)に現在の落合ビル(RC7階建)に建替え、賃貸マンション併設の建物として46年が経過しています。

46年間溜まった不要なモノやゴミをたくさん捨て、配管材等の在庫を1か月かけて江古田に移設し、なんとかオープンにこぎつけることができました。
社員の皆さんが知恵を出し、体を使い、とても頑張ってくれました。
また、お得意様・仕入先様などにもご理解・ご協力を頂きまして、本当にありがとうございました。

江古田の新社屋は築48年ながら耐震補強や内装工事を全面的に施しました。
管材屋として非常に機能的な社屋ができたと思います。
社員にとっても快適な職場環境が整いました。

江古田新社屋の特徴は以下の通りです。
・広い駐車スペース
・広くて明るい倉庫、冷暖房完備
・屋根付きの搬出入口で雨に濡れない
・都心にほど近い立地(環七の内側)
・2階への搬出入の為、荷物専用のエレベーターを設置
・横置きパイプ棚を屋内に設置
・防犯対策として監視カメラを設置
・従来よりも広い商談スペース
・社員、お客様のための喫煙室を設置

江古田全景
パイプ立 
搬出入口
倉庫内
まだまだ慣れない部分がありますが、少しずつルール作りをしていきたいと思います。
多くの皆様に便利に感じていただける管材屋を目指して社員一同頑張って参ります!!

管機連 第7回 社員総会

投稿者:落合智貴
管工機材商品の販売に携わる会社の業界団体の全国組織である、全国管工機材商業連合会(管機連)の第7回定時社員総会が6月10日グランドアーク半蔵門で行われました。
私は7年連続の司会を担当させていただきました。
総会の後4名の講演会がありましたのでご紹介いたします。

管機連第7回
    【橋本管機連会長の挨拶】

●経済産業省 大臣官房 素材産業担当 井上様
「海洋プラスチックごみ問題を巡る動向」
プラスチックごみによる海洋汚染問題の解決は、ごみの適切な回収・処分が大前提。新素材の開発などイノベーションによる解決で世界に貢献していくことが重要。産業界の自主的な取組と官民一体で連携しながら、海洋生分解性プラスチック等の開発・普及に取組む。
●国土交通省 住宅局 住宅生産課長 長谷川様
「住宅建築行政の最近の動向について」
建築物省エネ法が一部改正される。300~2000㎡の非住宅建築物を届出義務から適合義務に変更。住宅においてはトップランナー制度の範囲を拡大する。断熱改修等による居住者の健康への影響を調査したが、血圧が安定することや、住宅内身体活動時間が増えるなど良い効果が出ることが分かった。消費税率引き上げに伴う住宅取得支援策を講じている。「安心R住宅制度」を創設。中古住宅のマイナスイメージを払拭したい。
●厚生労働省 医薬・生活衛生局 水道課長 是澤様
「水道行政の動向」
人口減少や節水機器の普及によって水道料金収入が減少する傾向があるが、水道事業費が減るわけではないので水道インフラを維持するのが困難になってきている。地震による水道管の被害は古いほど破損割合が高い。管種別では鋼管(ねじ込み継手)や鋳鉄管が被害率高く、ダクタイル鋳鉄管や配水用ポリエチレン管・鋼管(溶接継手)ではほとんど被害が無かった。法定耐用年数を超えた管の改修工事を進めることが課題。
●橋本総業㈱ 社会保険労務士 岩佐様
「働き方改革について」
労働力人口の減少が経済衰退につながるため、生産性向上をしなければならない。育児・介護・療養など労働者の多様な事情に応じた対応が求められる。2019年4月には中小企業においても“年次有給休暇5日取得義務”・“労働時間の状況の把握義務”・“勤務間インターバル制度”などが施行されている。今後は2020年4月の“時間外労働の上限規制”や2021年4月の“不合理な待遇格差の禁止”、2023年4月の“月60時間を超える時間外労働の割増賃金率50%”などが予定されている。

「管工機材の教科書」完成!!

投稿者:落合智貴
以前もこのブログでご紹介したした通り、東京管工機材商業協同組合の事業として「管工機材の教科書」を作成しておりました。
私が委員長となり昨年8月より管工機材の業界に関わるメーカー様が所属する工業会などに執筆をお願いし、組合員12名で構成する作成委員会が今年の1月から編集作業を進めてまいりました。
第1~15章で約240ページの本が5月13日に完成。
組合員・賛助会員の皆様には無償配布をしました。
部数が足りない方には販売も行っています。
6月11~13日に青海展示場で行われる「管工機材設備総合展」でも出口付近で販売する予定です。
管工機材の販売に携わる新入社員の方向けに作成しましたが、ベテラン社員の方やメーカーの営業の方のために追加注文を下さっている会社も多くあるようです。
初版ですのでまだまだ荒削りですし、今回取り上げることができなかった商材もたくさんあります。
今後も改訂版を出し、業界の皆様のお役に立つものが作ることができればうれしいです。

教科書委員会
 【半年間一緒に頑張ってきた委員の皆様と打ち上げで盛り上がりました】

本 社 移 転 の お知らせ

謹啓 貴社益々ご隆盛のこととお慶び申し上げます。
日頃は格別のお引き立てを賜り有難く厚く御礼申し上げます。
この度当社は現本社の老朽化に伴い、中野区江古田に移転することになりました。
初代落合義作が昭和25年(1950年)に「落合鉛工業所」を創業して以来、68年以上にわたり初台の地で営業活動をさせて頂きましたが、初めてこの地を離れることとなります。
かねてより在庫アイテムの増強、物流機能の強化を目標に掲げてまいりましたが、現本社の周辺道路環境に制約が多く、江古田新社屋への移転が最適であると判断致しました。
新社屋は中古の賃貸倉庫を当社仕様にリニューアルした建物となり、駐車スペース・在庫保管スペース共に従来よりも広くなります。配送機能に加え、ご来店でもお客様にご満足いただけるよう、より一層の品揃え強化に努めていきたいと存じます。
今後とも「スムーズな設備工事現場をお手伝いします」をスローガンに邁進して参ります。
新社屋においても皆様のご愛顧を賜ります様お願い申し上げます。
令和の新時代が皆様にとりまして喜びの多き時代になります様ご祈念申し上げます。   謹白
江古田外観
営 業 開 始 日 : 令和元年(2019年)7月1日(月)
現住所:渋谷区本町4-4-13 → 新住所:〒165-0022 東京都中野区江古田4-23-15
現電話番号:03-3377-0133 → 新電話番号:03-5318-9701
現FAX :03-3377-0129 → 新FAX :03-5318-9731

尚、現本社は6月28日(金)を最終営業日とし、6月29日(土)は引越しの為臨時休業といたします。
大変恐れ入りますがご了承の程宜しくお願い申し上げます。

落 合 住 宅 機 器 株 式 会 社
代表取締役社長 落合 智貴

製販懇談会 2019年春

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合の恒例行事であります、製販懇談会が4月18日にホテルローズガーデン新宿にて行われました。
メーカー8社様による現況報告が行われましたのでご紹介いたします。
●JFEスチール
鉄鋼業界は自動車・造船が好調。建築関連は2025年までは再開発案件など大型物件が堅調と思われる。鋼管は基準在庫を維持しているが、原料や物流費のコスト増により値上げの予定。
●JFE継手
ねじ込み継手の生産量は2008年度の3.3万tから2018年度には2.7万tまで減少している。非住宅の着工床面積の落ち込みよりもダウン幅は大きい。鉄管継手の需要状況は今後も厳しい。
●フネンアクロス
2018年度は前年対比105.7%の売り上げ増の見込み。耐火二層管プレカットや遮音製品など高機能商品の売り上げが好調。昨年発売した200φの売上も好調で、生産が遅れている状況。秋には新製品を出したい。
●クボタケミックス
2018年度はパイプ前年比98.3%、継手95.8%となった。今期は住宅着工戸数の減少が見込まれ、塩ビも98%の出荷を予想。物流コスト増により4月に値上げを行う。
●キッツ
バルブ生産額は2009年の3728億円から2017年に4776億円と上昇している。青黄銅・鋳鉄は減少傾向だが、ステンレス鋼やバタフライ弁は増加傾向。手動弁から自動弁へ需要が移行している。
●川本製作所
2018年度のポンプ生産台数は67万台と前年比101.8%。ブースターポンプが売り上げの中心。東京のブースターポンプは平成7年にスタートしたが買替需要が増えている。川本製作所はお陰様で100周年を今年迎えることができた。
●LIXIL
CEO退任問題でお騒がせしているが、報道以上のことはわからない。温水暖房便座の普及率は80%を超えた。災害時のトイレ問題は重要。LIXILとしてはレジリエンストイレを各種発売している。
●パナソニック
ルームエアコンの2018年度は猛暑の影響で出荷台数981万台と過去最高。2019年度は少し減ると思われる。住宅着工戸数は将来57万戸まで減少するだろう。ただしリフォーム需要は6.0兆円から6.9兆円まで増えると予想している。人口減や職人減が今後の課題。
製販懇談会2019春

「管工機材の教科書」 作成中

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合として「管工機材の教科書」の作成に取り組んでいます。
この教科書は管材商業界に入社した新入社員を対象にしたテキストです。
管工機材に関わるメーカー様が所属している業界団体に執筆をお願いし、組合員から構成される「管工機材の教科書作成委員会」が編集作業を行っています。

私は業界としてこんな教科書があったらいいなと以前から考えていました。
その思いを組合の理事会にお諮りし、承認され、私が委員長として始動したものです。
委員会に参加して頂いたのは私を含め12名。
委員の皆さんはとても優秀で、担当するページの編集に頑張ってくれています。
2019年5月の発刊を目指して頑張っています。
(組合だより2019年2月号)

教科書委員会【1月29日に発足した管工機材の教科書作成委員会】

落合住宅機器主催 商品説明会を開催

投稿者:落合智貴
1月26日に「主力メーカー商品説明会」をTOTO新宿ショールームの会議室にて行いました。
今年はお客様が現場で忙しいせいか、いつもよりご来場者が少なかったのは残念でした。
ノーリツ・積水化学工業・フネンアクロス・TOTO・ブリヂストン・ミヤコの6メーカー様にプレゼンテーションを行っていただきました。

【ノーリツ IOT技術を活用した給湯器の説明】
ノーリツ
【積水化学工業 エスロハイパー消火管へのご提案】積水

【フネンアクロス 三層管シャオンエース】
フネン
【TOTOショールームにて肩楽湯の説明】
TOTO肩楽湯

関東流体やまずみ会・炭協会 平成31年新春のつどい

投稿者:落合智貴
1月23日に中央区の鉄鋼会館で「関東流体やまずみ会・炭協会 新春の集い」が開催されました。
この会は当社の仕入先であるユアサ商事㈱の得意先・仕入先が集う恒例行事です。
私は昨年の6月にやまずみ会の会長にご指名頂きましたので、冒頭の挨拶をさせていただきました。
会長就任以来はじめての挨拶でしたので、自己紹介を中心にお話しました。

私は大学卒業後、1年間社員としてユアサ商事㈱にお世話になりました。
入社の経緯や父の体調不良により早くに退職させていただいたこと。
退職の1か月後に父が亡くなり社長に就任したこと。
一人前になる前に退職してしまった為、やまずみ会の会長として恩返しがしたいとの決意などをお話ししました。

当日の様子は管材新聞のWEBページに掲載されています。

東京管工機材商業協同組合 2019賀詞交歓会

投稿者:落合智貴
新年恒例の東管機組合賀詞交歓会が1月9日に東京ドームホテルで行われました。
750名を超える来場者が新年を祝いました。
登壇し挨拶をされたのは下記の方々です。

2019賀詞交歓会
●向山英雄 東京管工機材商業協同組合理事長 
昨年5月に橋本氏の後を受けて理事長に就任した。今年は①管工機材設備総合展の成功 ②管工機材の教科書を初めて作成 ③災害対策の推進 以上を重点課題として取り組みたい。

●秋田一郎 東京都議会議員
今年は水道法の改正がある。ラグビーのワールドカップと東京オリンピック・パラリンピックと世界の3大大会が2年連続で行われる。東京の水がおいしいことを世界にPRしていきたい。

●牧原秀樹 衆議院議員
水道のインフラを維持・整備していくことが重要。中国のテンセントが急激に時価総額を伸ばしている。キャッシュレスやデジタル化が益々進むことが予想される。人工知能を水道行政に活用することも出てくると思われる。

●湯本啓市 経済産業省製造産業局素材産業課長
グローバル化、デジタル化が世の中の流れ。災害対策が重要。消費税10%への移行の混乱を防ぎたい。中小企業の事業継承の負担を減らしていく。IOTやAIの活用が中小企業においても必要になってくるだろう。

●佐藤章 東京管工事工業協同組合理事長
昨年は地震・台風などの災害が多かった。米中貿易戦争が懸念される。水道の基盤強化を目的とした水道法改正が行われる。入札契約制度の改正は中小企業に配慮されたものになった。昨年の第50回管工機材展ではコマ集めや集客など東管機組合にはお世話になった。

●橋本政昭 全国管工機材商業連合会会長
全国各地で「資材提供の災害協定」を締結している。これらを通じ、いつどこで起きてもおかしくない地震・水害等の災害からライフラインを守る体制を強化し社会的使命を果たしていきたい。

東管機組合 製販懇談会 2018.11

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合では半年に一度メーカーさんとの懇談会があります。
商品の市況などを聞ける良い機会となっています。
11月7日に行われた懇談会の各メーカー様の発表を報告したいと思います。

製販懇談会2018.11
●積水化学工業
2018年は民間住宅で1.5%アップ、民間非住宅で3.6%アップ。持ち家分譲や事務所・工場などが好調。塩ビ出荷量は2002年の48万tから2016年には28万tに大きく減少しているが、世界的には塩ビの需要は右肩上がり。ナフサの値上げは2016年比で2倍弱まで上がっている。
●新日鉄住金
鉄鋼需要は好調だが、米中の関税値上げで攻防が続いており、世界経済への懸念がある。自動車需要も微増。
●リケン
ねじ込み継手の需要は年々微減が続いている。ハウジング継手(リケンではトップジョイント)は人手不足の影響で前年比136%と好調。シール剤付継手ZDは微増。ねじ切を伴わない新たなパイプ「軽量鋼管」の開発を進めており、上市を準備している。
●フネンアクロス
2018年上期は売上101.2%。東京・横浜・名古屋が好調であった。遮音製品は146%と好調。新商品として、大口径200Aサイズ、FP-R受口付パイプ75,125A、三層管遮音エースを発売した。耐火二層管メーカーから排水管総合メーカーへと事業を拡大していきたい。
●TOTO
和風便器もいまだに年間1800台が出荷されている。学校の洋式化はまだ43%しか進んでいない。2018年下期はパブリックで103%を予想している。「住宅設備と生活意識に関する実態調査(REAL VOICE)」によると、タンクレストイレの便器が新築戸建の30%で採用されていることが分かった。フランスのルーブル美術館でTOTOの便器が採用された。
●大和バルブ
半導体関連のバルブ需要が伸びている。特にステンレスバルブが好調。今後もプラント関連に期待したい。
●荏原製作所
2017年は102%、2018年上期は101.9%。4階建て以上の新築着工は1997年比半減している。2019年1月より製品価格の約10%の値上げを予定している。
●ダイキン工業
今夏は酷暑であったためPA104%、RA106%を達成。酷暑の影響でもっと増えても良かったが、職人不足で工事日程が遅れ遅れになってしまい、期待よりは下回った印象。インバウンド効果によりホテル・工場などの空調機の需要が多い。岐阜の病院で空調機の故障による死亡事故があり、点検ビジネスに関する問い合わせが増えている。学校空調への補助金が拡大し、2万台の需要が見込まれる。体育館の空調機は、災害時の避難所になるため設置が進んでいる。2018年下期はPA、RA共に史上最高の販売を予想している。

「アルミ配管」の可能性

投稿者:落合智貴
10月24日から26日まで浅草の都立産業貿易センター台東館で「第50回管工機材・設備総合展」が行われました。50回の節目ということで147社のメーカーさんが出展しました。

ベンカンアルミ分岐管
そこで最も注目したのがステンレス継手メーカーのベンカンさんのコーナーでした。
ベンカンのフェイスブックに掲載頂きました

ベンカンさんは現在アルミ配管の可能性を研究しているとのことです。
空調の冷媒管では現在銅管が主流となっています。
しかし、銅は電子機器類の需要増加によって価格が上昇し、今後電気自動車(EV)の普及に伴い、益々価格が高騰することが予想されているそうです。

銅に替わる素材としてベンカンが注目したのがアルミです。
アルミは融解温度が660℃と比較的低いためハンダ溶接が困難であることが製品化の壁となっていました。
この度ベンカンさんと空調設備施工大手の高砂熱学工業さんが共同開発で「アルミ冷媒配管用分岐ユニット」を製品化しました。綿密な温度管理と分岐継手形状の試行錯誤の結果、ろう付け品質を担保できたそうです。
今後は溶接に替わるメカニカルジョイントでの接合を研究し、冷媒管だけでなく一般配管にも応用できることを目指しているそうです。 アルミ冷媒管の説明はコチラ

日立工機 が 「ハイコーキ」 に名称変更

投稿者:落合智貴
10月19日に当社恒例の工具展を行いました。
セーバーソーなど電動工具でおなじみの日立工機さんにも出展していただきました。
工具展当日まで私も知らなかったのですが、今年の6月から社名が「工機ホールディングス」に、商品のブランド名を「HiKOKI(ハイコーキ)」に変更していました。
日立グループを離れ、KKRという投資ファンドの傘下に入ったとのことです。
緑色のコーポレートカラーは変わりませんので、引き続きご愛顧ください。

2017年11月の日立工機の前原社長メッセージ

山梨方面へ社員旅行

投稿者:落合智貴
10月の3連休を利用して、一泊二日の社員旅行に行きました。
2年に一回程度行っていますが、今年は貸切バスで山梨方面です。
気持ちの良い秋晴れの中過ごすことができました。
社員の皆様お疲れ様でした。

【昇仙峡の見事な渓流】
昇仙峡 川
【昇仙峡の岩肌と空の景色もきれいでした】
昇仙峡 山
【信玄餅の工場とお土産やさんを訪問】 
信玄餅工場
【最後はみんなでぶどう狩り】
ぶどう狩り

フネンアクロス 200φ発売

投稿者:落合智貴
集合マンションなどの排水管は、鉄管のDVLP(薄肉の塩ビライニング鋼管)とMD継手で配管されることが多かったですが、最近は内管が塩ビの耐火二層管が使われることが多くなりました。

フネンアクロスではいよいよ200φの製品が発売されました。
継手には従来、DV規格しかありませんでしたが、200φにおいてはDV規格とVU規格の両方がラインアップされています。
 【パイプと継手の大きさはこの位です】
フネン写真

フネンチラシ

猛暑 と エアコン

投稿者:落合智貴
今年の夏は異常と言えるほどの猛暑でしたね。
関東の梅雨明けは6月29日頃で平年より22日も早く、6月に梅雨明けするのは史上初めてのことだそうです。
以来35度を超える日が多く、熱中症など体調を崩される方も多かったです。

今年は、エアコンの販売は好調ですが、職人不足により設置までかなり時間がかかるケースが見受けられました。
岐阜県のY&M藤掛第一病院ではエアコンの故障のため、熱中症で患者が5名亡くなるという事件も起きました。
空調機の故障は夏の初めに集中する傾向があります。
メーカーサービスは病院などには最優先で出動してくれる場合が多いですが、故障の集中期にはやはり混雑します。
空調機の点検制度は既にありますが、実施されていないケースが多いようです。
この事件をきっかけに、空調機の保守点検の不備に対する罰則が強化されるかもしれません。
医療機関以外でも、夏が来る前に古い空調機を更新しておくといった準備も必要だと思います。

ココタス写真
ダイキンの新商品「ココタス」はトイレや脱衣所といった小さな部屋に最適な天井カセットエアコンです。ハウジングマルチエアコンとして発売されました。

リソラ
同じくダイキンの新商品「risora(リソラ)」は壁掛けのエアコンで、薄型コンパクトなフォルムに加え、ホワイト以外にも豊富なカラーバリエーションが用意されています。ブラック・グリーン・ブラウン・ゴールド・ソライロなど斬新な色遣いです。

みらい市 2018 in東京ビックサイト

投稿者:落合智貴
7月20日~21日に東京ビックサイト西ホールで恒例の展示会「みらい市」が開かれました。
TOTOは好評のネオレストNXの展示説明をしていました。
ネオレストNX

オンダ製作所の新型架橋ポリエチレン用継手「ダブルロックジョイント REVOS(レボス)」は13φの継手が未来工業のRMリフォームカバー20サイズに入る様にスリムに作られています。
13φでも従来品の16φの流量が確保できるのも大きな特徴です。
お値段は従来品よりも高いですが、ニーズが大きいかもしれません。
オンダREVOS

ユアサ商事やまずみ会

投稿者:落合智貴
当社の仕入れ先であり、私が1年間社員としてお世話になった会社がユアサ商事㈱です。
ユアサ商事では仕入れ先が炭協会、得意先がやまずみ会として様々な行事を行っています。
全国各地に業界ごとに結成されているやまずみ会ですが、当社が所属するのが「関東やまずみ会流体システム部会」です。6月18日に鉄鋼会館で行われた総会で、私は会長に就任しました。前任は日本管材センターの関根唯夫会長で、21年間やまずみ会会長を務められました。(総会の様子は管材新聞をご覧ください)

総会後、ユアサ商事本社に伺い、佐藤会長(右)、田村社長(左)にやまずみ会会長就任のご挨拶をしてきました。
新入社員としてユアサ商事に入社した24年前を思うと感無量です。
ユアサ本社

7月6日にはやまずみ会主催の展示会「グランドフェア」の開会式が行われ、主催者代表としてテープカットを行ってまいりました。(管材新聞
グランドフェア2018

やまずみ会会長は責任重大ですが、様々な経験をさせてもらえ、勉強になることが多いと思います。
恩返しのつもりで頑張っていきたいと思っています。

管機連第6回定時社員総会

投稿者:落合智貴
全国管工機材商業連合会(管機連)は全国にある管工機材の業界団体を取りまとめる上部団体です。年に一度の定時社員総会の司会を私は6年連続で務めております。
6月11日に行われた総会では会長が小泉久則氏から橋本政昭氏に交代しました。

総会のあとの講演会ではお二人からお話がありました。
1、経済産業省 製造産業局 素材産業課 湯本課長様
「第4次産業革命への対応 ~Connected Industriesの取組~」
デジタル化によりモノづくりの現場が変革している。第4次産業革命とはIoTや人工知能、ビックデータ、ロボットなどを使った自律化・相互協調の社会である。ネットからリアルへ、リアルからネットへの動きが盛んに行われている。製造現場のデジタル化のメリットは人手不足の解消や技能伝承、利益の拡大などが考えられる。Connected Industriesとはヒト・カネ・モノに加えてデータや情報が新たな経営資源になること。機械とデータが結びつくことによって新たな付加価値やサービスが創出されることが期待される。

2、国土交通省 住宅局 住宅生産課 長谷川課長様
「住宅建築行政の最近の動向について」
平成30年3月に閣議決定した建築基準法の一部改正では①建築物・市街地の安全性の確保 ②既存建築ストックの活用 ③木造建築を巡る多様なニーズへの対応 が背景にある。
「安心R住宅」の制度は、耐震性がありインスペクションが行われた住宅でリフォーム等について情報提供が行われる既存住宅に対し国の関与のもとで事業者団体が標章を付与する仕組み。
下水道への紙オムツ受入実現に向けた検討ロードマップを策定した。紙オムツの処理方法はAタイプ(固形物分離タイプ)、Bタイプ(破砕・回収タイプ)、Cタイプ(破砕・受入タイプ)を設定している。2022年にガイドラインを作成したいと考えている。

【橋本新会長から小泉前会長へ感謝状の贈呈】
管機連

フネンアクロス 新商品

投稿者:落合智貴
耐火二層管メーカーでおなじみのフネンアクロスの特約店会「東京フネン会」に加入しました。
耐火二層管の継手は従来、パイプとの接続箇所に目地処理の施工が必要でしたが、10年ほど前に目地付の継手が義務付けられて今の形になっています。
従来当社は他メーカー(A社)を在庫していましたが、スポンジ式のA社の目地より、フネンアクロスのシート状の目地のほうが施工しやすいとのお客様の声が多かったため、在庫をフネンアクロスに切り替えました。
以来6~7年を経て「東京フネン会」のメンバーに加えていただくことになりました。

フネン新商品
5月15日に行われた総会では新商品の紹介がありました。
1、シャオンエース―内管の塩ビ管と外管の不燃管の間に遮音管である音ふうじを内蔵した新商品。従来の様に後から遮音シートを巻く施工が省けます。
2、受口付パイプ125Aを新発売
3、従来150Aまでしかなかった継手、パイプに200Aサイズを発売。

東京管工機材商業協同組合 2018総会

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合の第71回通常総会が5月23日に明治記念館で行われました。
今回は役員改選の年に当たり、3期6年務められた橋本政昭氏(橋本総業㈱社長)が理事長を退任し、向山英雄氏(サンコー機材㈱社長)が理事長に就任しました。

私は引き続き会計担当理事の役を与えられました。
業界発展のために新体制で頑張りたいと思います。

橋本前理事長  【退任のあいさつをする橋本政昭氏】

向山新理事長
 【就任のあいさつをする向山英雄新理事長】

TDYリモデルコレクション2018

投稿者:落合智貴
5月17~19日にTDYリモデルコレクションが幕張メッセで開催されました。
TDYとはTOTO・大建工業・YKKAPのことで、3社でアライアンスを組んでいます。
新宿のショールームなどもそうですが、3社の商品を一堂に見ることができる合同ショールームを全国に増やしています。

今回のリモデルコレクションのテーマは「十人十家」。
ライフスタイルを10パターン用意し、リフォームのコンセプトをエンドユーザーさんに提案する形になっています。
1、 太陽と風と仲良くすごす家
2、 子育てパパママの家族時間
3、 ようこそ!オトナ厨房へ
4、 “さわやかきれい”でおもてなし
5、 ココロもカラダもあったかヘルスケア
6、 やすらぎたっぷり“我が家ホテル”
7、 スマートエントランス
8、 タタミラウンジでご近所茶会
9、 ネコと本とひだまりと
10、熱狂!リビングスタジアム

子どもの独立など、ライフスタイルが変わることがリフォーム・リノベーションのきっかけになります。
自分らしい生活スタイルをリフォームを通じて獲得する。
そんなお手伝いも我々の仕事であると改めて認識しました。

TOTO展示会2
TOTO展示会4
TOTOユニットバス「シンラ」は肩楽湯・腰楽湯など新機能を追加。

TOTO展示会3
きれい除菌水による床洗浄でピカピカが長持ちするのも「シンラ」の魅力の新機能です。

東管機組合 製販懇談会 2018.4

半年に一度の製販懇談会が行われました。
東京管工機材商業協同組合の恒例行事になっています。
メーカー各社の業績はおおむね好調のようで、資材の値上げも徐々に進んでいるようです。
各社の発表を要約させていただきます。

●JFE継手
可鍛鋳鉄製継手の出荷量は2007年の39,000トンから2017年29,000トンまで減少している。樹脂管など他管種への置き換えが進んでいる。
●クボタケミックス
塩ビの出荷量は平成7年には50万トン以上あったが、リーマンショック後には40万トン。平成26年には30万トン割れまで落ちている。原料のレジン価格は上昇が続いていたが、4年前をピークに少し下がってきた。
●フネンアクロス
ケイプラのOEM供給をやめたために大幅減収になったが、ケイプラを除けば前年並みであった。遮音システム製品は前年比116%と伸長している。音ふうじを耐火材の内側に内蔵した「遮音エース」を新商品として発売する。
●テラル
2017年の売り上げは、ポンプは前年比105%。送風機は110%と好調。2018年もポンプ・送風機とも105%を見込んでいる。
●三菱電機住環境システムズ
新設住宅着工戸数は2017年に98万戸の実績。2018年は94万戸を予想している。空調機は一定速からインバーターに替えると約71%の電力削減ができるので買い替えを進めていきたい。
●キッツ
半導体製造装置業界が好調。産業用ロボット市場のバルブ需要が大きくなりそう。水素ステーション建設需要にも期待。
●LIXIL
技術革新を進めている。100年クリーンの「アクアセラミック」は汚れや水あかなどに対応できる。水栓金具等の製造で3Dプリンターを導入している。INAXとトステムのブランドを今春から復活させた。トイレのブランドとしてはLIXILよりINAXのほうが強いと認識している。

ミナミサワ 小便器用RECOVERY(リカバリー)2 発売

投稿者:落合智貴
長野県にある水栓器具メーカーのミナミサワが注目されています。
ミナミサワは後付けの自動水栓に強いメーカーですが、ここ数年で知名度をどんどん高めています。
昨年の当社工具展にも出展していただき、好評でした。
大便器・小便器・手洗い器用など様々な水栓の自動水栓化に注力しています。

今春、取り換え用の埋め込み型小便器センサー「RECOVERY2」を発売しました。
TOTOのTEA95・TEA96が廃番になり、従来は取り換えには大掛かりな工事が必要でした。
ミナミサワはその代替商品として「RECOVERY1」を販売しておりましたが、今回の「RECOVERY2」は埋め込み型のまま交換できるのでデザイン性は違和感が全くなくなります。


動画(コチラ)で施工方法を開示しておりますので、そちらも是非ご覧ください。