落合住宅機器の歴史を辿る【令和元年度(2019年度)】

投稿者:落合智貴
昭和48年(1973年)に建設された初台落合ビルは築46年となり、建替えのために売却することになりました。平成から令和に替わる節目となるこの年、昭和25年(1950年)の創業以来69年間本社とした初台の地を初めて離れることになりました。

【解体直前の初台落合ビル】
【解体直前の初台落合ビル】

新本社となった中野区江古田の社屋は土地220坪、床面積196坪の2階建て賃貸倉庫です。
築49年の古い建物ですが、耐震補強を含めて内外装をフルリフォームしました。
社内で「江古田移転プロジェクトチーム」を発足し、営業・物流・情報部門から構成されるメンバーで社員・お客様・商品の動線を議論しながら、新社屋のレイアウトを決めていきました。引っ越しに関わる在庫の移動、事務機や什器の手配、IT環境の整備などを含め5か月程度で取りまとめました。
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初台で構造的に抱えていた問題を新社屋ではおおむね解消することができたと思います。
・広い道路と駐車スペース(スクールゾーンの解消)
・広くて明るい倉庫、冷暖房完備
・屋根付きの搬出入口で雨に濡れない
・2階への搬出入の為、荷物専用のエレベーターを設置
・横置きパイプ棚を屋内に設置(パイプのサビや汚れを防げる)
・棚番管理を開始
・従来よりも広い商談スペース、男女別のキレイなトイレ
・防犯対策として監視カメラを設置
・都心にほど近い立地(環七の内側)
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会社の移転は社員とお取引先様を巻き込む大きな決断でした。
永い当社の歴史の中でも大きな転換点となります。
江古田移転を会社の発展につなげたいと決意を新たにした大仕事でした。

【令和元年7月1日移転初日に全社員で】
【令和元年7月1日移転初日に全社員で】

HVAC&Rジャパン2024を見学(その2)

投稿者:落合智貴
HVAC&Rジャパン2024では空調機だけでなく、周辺の配管材料のメーカーさんも多く出展していました。
日本銅センター
日本銅センターは冷媒配管に使う各種継手を展示していました。
ナット式としては、東尾メックのR(れいわ)おっぞんくん等。
プレス式としては、NJT銅管のRGプレス等。
差込式としては、タブチのエフ-1等 が紹介されていました。

銅管継手比較

ベンカンは冷媒銅管用のダブルプレスを紹介していました。

ベンカン

HVAC&Rジャパン2024を見学(その1)

投稿者:落合智貴
1月30日~2月2日に東京ビックサイトにおいてHVAC&Rジャパン2024が開催されました。この展示会は日本冷凍空調工業会が主催で2年おきに開催されるビックイベントです。空調機器メーカーや空調周辺部材のメーカーが一堂に出展しています。

【パナソニックではモバイルを使って気流を見える化していました】
パナソニック

【日立はデジタルカタログの二次元バーコードをパネル展示】
日立

【ダイキンは用途別展示 お客さんが一番多かった印象です】
ダイキン

落合住宅機器の歴史を辿る【令和2年度(2020年度)】

投稿者:落合智貴
新型コロナウイルスの感染拡大により世界中が混乱する一年となりました。本来ならば東京オリンピック・パラリンピックが開催され、多くの外国人が日本を訪れ歴史的な賑わいを見せるはずでした。五輪は1年延期が決まり、コロナへの対応が続きます。4月には安倍首相により初めての緊急事態宣言が発出され社会活動が大きく制限されました。当初はウイルスの実態がよく分からず、できるだけ自宅から外に出ず人と接触しないことが最も効果が高いとされていました。4月12日に当社の近くの病院で起きた約90人の集団感染が大きく報道され、病院前のバス停を利用していた社員が数人いたことから、当社は二週間の会社休業を決断しました。その後感染は一時落ち着いたもののも新規感染者数は第二波、第三波と続き、年明け1月から3月まで二度目の緊急事態宣言が出されました。
安部首相は9月に自身の病気を理由に退陣し、菅義偉内閣が発足。デジタル庁やこども庁の創設など新たな方針を掲げました。コロナ患者による病院の逼迫と休業を余儀なくされた飲食店からの悲鳴の間に挟まり、菅内閣は常に難しい運営を迫られる状況が続きました。
景気は飲食・旅行・イベント業界を中心に大きな打撃を受ける一方、各種助成金・給付金・無利息融資などが実施され、企業倒産数はむしろ減少しました。
テレワークが推奨され、Zoomなどを使った商談やWeb会議が進むなど、働き方が一気に変わった一年となりました。
コロナウイルス
当社は中野区江古田に移転して2年目となりましたが、売上高で前年比95%、売上総利益で84%とコロナによる建設需要減の影響を受けました。しかし5月の売り上げが前年比50%未満になったことで、持続化給付金と家賃支援給付金を受給。また感染対策のために社員の出社を抑制し、休業扱いとしたことで雇用調整助成金を受給し、売上の減少をカバーしました。
新たな試みとしては、会社近くの国際短期大学とインターンシップの実施を始めました。1年生の学生を8月に3名、3月に2名受け入れ、配管材料に関する座学やTOTOショールームの見学に加え、伝票整理・エクセルデータ作成・在庫発注・棚卸・配送同行など5日間の職場体験をしていただきました。学生及び当社のスタッフにとっても良い経験になるのではないかと思い、今後も続けていきたいと思います。

【国際短期大学は当社から徒歩2分】
【国際短期大学は当社から徒歩2分】

40年周期の日本

投稿者:落合智貴
2024年が明けましたが、年始から能登半島震災や羽田空港の飛行機事故など不穏なスタートとなっています。一方、株価は年初から上昇基調で、能登半島の復興への願いと共に今後の経済活動には期待感が高まっているように感じます。

来年2025年は昭和100年にあたります。同時に昭和20年の終戦から80年にもあたります。
半藤一利著「昭和史(上・下巻)」と、吉崎達彦著「1985年」という二つの書籍において同じ説に言及があります。
それは『日本の盛衰40年周期説』
日本が40年おきに上り坂と下り坂を繰り返しているというものです。

江戸時代末期に徳川幕府が力を失っていきますが、開国を求める諸外国の要求に応じざるを得ないと徳川幕府が考えたのが明治維新の3年前、1865年頃だったそうです。
その後日本は欧米列強からの植民地支配を防ぐために“富国強兵”と“殖産興業”を進め、1905年に日露戦争で勝利するまでになります。ここまでが上り坂の40年です。
その後日本は領土拡大を目指して軍部主導で無謀な戦争に突入していきます。
1945年の敗戦までが下り坂の40年。
焼け野原となった日本は経済重視の政策を進めて戦後復興を進め、GDP世界第二位まで上り詰めます。上り坂の40年の果てに1985年のプラザ合意がありました。日本の貿易黒字とアメリカの貿易赤字を是正するためにドル安・円高をアメリカから求められたもので、バブルの発生とその崩壊の原因になったという説もあります。1ドル250円近かった円相場がプラザ合意の3年後には120円近くまで円高になります。製造業を中心に成長してきた日本ですが、円高を受けて次々に製造拠点を中国などに移し、空洞化が起こります。
バブル崩壊後の下り坂は、円高・デフレ・人員過剰が常態化し、物価も賃金も30年近く横這いという状況が続いています。

プラザ合意からちょうど40年後が来年2025年です。
『日本の盛衰40年周期説』が本当なら、そろそろ上り坂に転ずることになります。
この1~2年、その兆候は見えてきています。円安・インフレ・人手不足が足元の状況です。半導体工場の相次ぐ建設をはじめ、海外から日本に製造拠点を戻すメーカーが増えており、内需が大きく改善することが期待されています。
“景気は気から“とも言います。これから来る上り坂40年を楽しみにしたいと思います。

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【産経新聞HPより 写真は1985年プラザ合意】

東管機組合 賀詞交歓会 2024

投稿者:落合智貴
2024年の東京管工機材商業協同組合の賀詞交歓会が1月10日に東京ドームホテルで開催されました。コロナ五類となって初めての賀詞交歓会となり、昨年よりも50名ほど多い650名ほどの参加だったそうです。
1月1日に発生した能登震災の犠牲者のご冥福を祈り、参加者全員で黙祷を捧げてからの開会となりました。
ご登壇された方々のご発言は下記の通りです。

令和6年賀詞交歓会
●向山英雄 東京管工機材商業協同組合理事長 
能登震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに被災された方々にお見舞い申し上げる。2024年は人手不足が注目されている。管工機材業界に若くて有能な人材が入ってくるように尽力したい。業界でもスポーツに協賛する会社が増えており、認知度を上げていきたい。
●牧原秀樹 衆議院議員 
能登の震災では断水で水が供給できないことが一番困っている。水道インフラの大切さを思い知らされた。今年は世界各国で選挙の年で台湾や米国の選挙に注目。政治刷新本部のメンバーとなり政治改革を進めていきたい。2024年問題の人手不足には適切に対応していきたい。
●竹島睦 足立敏之参議院議員秘書
能登震災の復旧に当たっている建設関連の皆様に感謝したい。国土強靭化が大事。公共工事予算の確保に全力を挙げていきたい。
●石島秀起 東京都議会議員
昨年は関東大震災100周年だった。「TOKYO強靭化プロジェクト」では防災計画の改定をした。富士山噴火への対応も検討している。
●濱坂隆 経済産業省製造産業局素材産業課企画官
能登震災への対応は人命救助が第一。インフラ復旧、物資の供給などプッシュ型で対応している。昨年はカーボンニュートラルやGXに取り組んだ。2025年の大阪万博には積極的に参加してほしい。
●五十嵐隆 東京都管工事工業協同組合理事長
昨年の管工機材展では機材商組合がAKBの参加やユーチューブの情報発信をするなど新しい試みを評価したい。今年は工事組合の展示会に協力頂きたい。SDG‘Sの取り組みを紹介した「2023年版管工機材の教科書」は活用させてもらっている。
●橋本政昭 全国管工機材商業連合会会長
水道インフラの維持管理が重要。全管連の藤川会長とは今回の能登震災の対応で連携をとっている。各地区の防災協定はまだ締結できていない地区が多い。

落合住宅機器の歴史を辿る【令和3年度(2021年度)】

投稿者:落合智貴
コロナ禍となって2年目のこの年は10月~1月中旬を除くほとんどが”緊急事態宣言”もしくは”まん延防止等重点措置”期間となり、マスク着用が日常となる日々が続きました。2020東京オリンピック・パラリンピックは1年延期により実施されたものの無観客という異例の開催となり、当初期待していたインバウンドによる経済効果は得られず、むしろコロナ対策でコストがかかる大会になってしまいました。

令和3年3月にはルネサス茨城県の半導体工場の火災があり、三菱電機の空調機がほとんど製造できない状況に。コロナ禍の影響としては、アメリカでコンテナ船の滞留があったほか、ベトナムのロックダウンによってワイヤーハーネスが供給不足になるなどウォシュレットや給湯器などの製造に大きな遅れ。また2月24日にはロシアのウクライナへの軍事侵攻。多くの商品でサプライチェーンの寸断が相次いだ年となりました。
世界的なサプライチェーンの混乱は資材価格にも大きく影響し、鉄・塩ビ・銅などは一年のうちに2~3回の値上げを行い、配管材料などは年間を通じて20~50%程度の価格高騰となります。
サプライチェーンの混乱の影響で会社の売上は前年を大きく下回ったものの、在庫評価益のおかげで売上総利益はほぼ前年並み。しかしコロナ関連の助成金が前年より少なくなったため、最終利益は赤字に転落しました。

【コロナ対策のため、創立70周年祝賀会はマスク着用で開催しました】
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2月19日には会社創立70周年を迎え、明治記念館にて社員・仕入先様など54名の参加により祝賀会を開催しました。
“まん延防止等重点措置”の期間中だったため、マスク着用・お食事なし・スピーチのみという異例の祝賀会となりました。私から「落合住宅機器70年の歴史」を写真をお見せしながら説明した他、橋本総業㈱橋本政昭社長、㈱アペイド小川堅介社長、古川肇税理士、ユアサ商事㈱田中謙一専務にご祝辞を賜りました。

謹賀新年 2024

新春を迎え皆々様のご多幸をお祈り申し上げます
旧年中は格別のご厚情を賜り誠に有難うございました
昨年はコロナ五類への移行など行動制限のない日常が戻ってきたものの、ウクライナに続き、パレスチナ紛争が勃発するなど世界情勢は依然として厳しい状況が続いております
日本経済においてはデフレからインフレへの転換点となる重要な局面に差し掛かっていると感じており、この変化を皆様と共に乗り越えていきたいと存じます
今後とも社員一同益々努力していく所存でございます
本年も何卒ご指導を賜ります様宜しくお願い申し上げます

令和六年 元旦
〒165-0022          
東京都中野区江古田4-23-15      
落合住宅機器株式会社     
代表取締役社長 落合智貴

管機連60周年記念式典

投稿者:落合智貴
令和5年12月19日、全国管工機材商業連合会(管機連)の創立60周年記念式典が東京・明治記念館開催されました。
私は式典の司会を担当致しました。
管機連は東京・愛知・大阪を含め全国18地区の管工機材商組合の連合会です。今では傘下の組合員及び単独加入の特別会員合わせ744社と賛助会員111社の規模に拡大しています。
経済産業省・国土交通省・厚生労働省など各省の窓口団体として日頃から情報交換を行っています。
その他にも防災・人材育成・展示会の周知など業界発展のために活動を行っている団体です。

管機連60周年
60年の歴史の中で会長をお勤めになったのは以下の方々です。
初代:橋本達三(橋本産業)
二代:山田清宗(昭和管機材)
三代:橋本政雄(橋本総業)
四代:斎藤成八郎(斎長物産)
五代:一瀬克彦(一ノ瀬)
六代:小泉久則(コーザイ)
七代:橋本政昭(橋本総業)

式典では60年の歴史がビデオで上映され、管機連功労者の表彰が行われました。
業界の歴史を感じつつ、今後の発展に尽力しなければと感じた式典でした。

落合住宅機器の歴史を辿る【令和4年度(2022年度)】

投稿者:落合智貴
コロナ禍から3年目となり、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令はなかったものの、感染症法上の5類扱いは維持され、感染者とその家族も自宅待機が求められる状況が続きました。オミクロン株は比較的軽症で済むものの、8月の第7波では1日の感染者が25万人、2月の第8波では24万人を超え、高齢者を中心に死者も決して少なくありませんでした。

【岸田首相とウクライナのゼレンスキー大統領】
ゼレンスキーと岸田首相
7月8日には安倍晋三元首相の銃殺事件が起こり、その後の旧統一教会問題で岸田政権は混乱します。
2022年2月にロシアのプーチン大統領がウクライナへ侵攻を開始。西側各国がゼレンスキー大統領率いるウクライナに武器支援したことにより、戦争は当初の予想を覆し長期化しました。西側各国はロシアへ経済制裁。食料・エネルギーの価格は高騰。資源高によるコストプッシュ型のインフレが世界各国で進み、以前からじわじわと進んでいた価格高騰が一気に加速することになります。日本ではインフレ実感はあるものの、景気回復の実感が伴わず、賃金上昇も遅れます。金融緩和が継続されていることにより、日米金利格差が拡大し、コロナ前に1ドル110円だったものが一時150円近くまで円安となりました。後年、長く続いたデフレ経済がインフレに転換したのがこの年だったと記されるのかもしれません。
一方、チャットGPTを代表とするAIの実用化が急速に進みました。AIが身近に来たなと感じる年になったと思います。

サプライチェーンの混乱で商品が入荷しないといった事態は沈静化してきたものの、当社で扱うほとんどの商材で値上げが行われ、平均すると年20%近い価格上昇となりました。波のように押し寄せる値上げ情報を販売単価に転嫁する作業が膨大になります。価格上昇の影響で売上や粗利益は前年比を上回ったものの、コロナ関連の助成金がほとんどなくなり、最終利益は逆に赤字に陥ってしまうという年になりました。

法改正としては車両運転者のアルコールチェックの義務化、インボイス制度を見据えた請求書の修正、電子帳簿保存法など、対応が求められることが多かった印象です。
アフターコロナに向けて経済が少しずつ動き出す。
そんな気配が見え始めた一年となりました。

【車を運転する社員は朝夕にアルコールチェックが義務化されました】
アルコールチェッカー

4年ぶりに工具展を開催

投稿者:落合智貴
当社の工具展は、初台に本社があった際は、近くの本町区民会館を借りて開催していました。令和元年に今の中野区江古田に引っ越した後は会社近くに手ごろな会場が見つからず、店頭での展示会にしました。しかし令和2~4年はコロナ禍となり多くの人が来場する展示会はふさわしくないという理由で実施しませんでした。
令和5年11月28~29日に4年ぶりとなる店頭での工具展を開催しました。
狭い店頭のため、28日出展と29日出展のメーカー様に分かれていただきました。
いつも工具展を楽しみにして下さっているお客様が喜んでご来場いただいたのがうれしかったですね。
アフターコロナを実感した2日間となりました。

【コクサイのブース】
工具展

PUDOを初めて利用してみた

投稿者:落合智貴
ドライバー職の方などの残業規制が義務化される2024年問題が目の前に迫っており、人手不足によって今までのように物流がスムーズにいかないのではないかとの懸念がされています。近年宅配の再配達を防ぐために宅配ロッカーが普及してきているのはご承知の通りです。
宅配ロッカーはかなり普及してきましたが、街中でもアマゾンロッカーやPUDOなども増えてきた印象があります。自宅に宅配ロッカーがなくても都合の良い場所にあるロッカーで荷物の受取や発送ができる世の中になってきました。

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先日2024年版の手帳をアマゾンで購入したつもりだったのですが、届いたものが2023年版の手帳であり、発注ミスをしていたことが分かりました。
アマゾンの返品ルールによると、ヤマト運輸さんの引き取り・持ち込みが可能でしたが、PUDOなど街中の宅配ロッカーへの預け入れも可能であることが分かりました。
スマホで返品手続きをすると番号が発行され、PUDOでも返品することが出来ました。
PUDOの画面で番号を入力もしくは二次元バーコードをかざすと、預け入れるものが“誰からのどんな商品なのか”が特定されます。数日後にはクレジットカードで手数料を引いた金額で返金処理がなされるという仕組みです。
これはロッカーというハードウエアとヤマト運輸の物流インフラ、そして決済システムを含むITシステムを上手に仕組化した事例だと思います。
顧客がストレスなくやり取りができる仕組みを作ることが、あらゆる商売で重要であると感じた経験でした。

落合住宅機器の歴史を辿る【序章】

投稿者:落合智貴
落合住宅機器は1950年(昭和25年)に創業。
会社を創立したのは1952年(昭和27年)の2月19日です。
私が入社し、三代目社長になったのは1995年(平成7年)ですから、45期目にあたります。
この「落合住宅機器の歴史を辿る(たどる)」シリーズでは創業から現代にいたるまでの当社の歴史を写真を交えながら振り返るものです。

初代の祖父が会社を立ち上げた思い。
二代目の父が婿養子として社長に就任した経緯。
三代目の私が何故若くして社長に就任しなければならなかったのか。
70年近く会社を支えてきた社員たちの頑張り。
そんなことを振り返ります。
2022年(令和4年)2月19日に創立70周年を迎えた当社がどのような歴史を辿ってきたのかを記録しています。

次の写真をご覧ください。

右から二番目が当社の創業者で私の母方の祖父落合義作。その左が私の父方の祖父中山隆一。この二人の出会いが今の私の存在につながっています。私が二人の関係を初めて意識したのが中山の祖父のお葬式の時でした。落合の祖父が男泣きをしているのを見て「二人のおじいちゃん達は親友だったんだ」と初めて理解しました。二人は慶応義塾大学の同級生でした。落合の祖父は私に対し「おまえは落合と中山の合作だ」と嬉しそうに話していたことがありました。70年の歴史をこのシリーズを使ってお伝えしていますので、じっくりご覧下さい。

大塚商会グットパートナー交流会2023 参加

投稿者:落合智貴
IT関連のハードや販売管理ソフトなどでお世話になっているのが大塚商会さんです。
当社は大塚商会さんの「グットパートナー」に認定されております。
毎年恒例のグットパートナー異業種交流会/勉強会が今年も開催されました。

午前中は5つの見学コースの中から1つを選んで参加します。
私は六本木にありますシスコシステムズ合同会社の見学に参加いたしました。
シスコシステムズはITデバイスを開発している会社で、最近ではビデオ会議に使用するデバイスや会議予約システムに使うデバイスなどに力を入れています。シスコのオフィスは出社率が平均20%しかないそうです。会社には固定席はなく、デバイスを使った会話が気兼ねなくできる“フォンボックス”が多く設置されています。その他一人で作業がしやすいイスや、数人で打ち合わせができるカフェのようなスペースも充実しています。会議システムが導入された会議室は自由に予約をして使うことができ、各会議室にはモニターや温度センサー・人感センサーが設置されており、会議室の利用状況が一目で分かります。シスコでは自社のオフィスを実験的に活用し、お客様に見てもらい、販売に繋げているとのことです。今後テレワークがどんどんスムーズになっていくのでしょうね。
シスコシステムズイス
【静かに仕事をしたい場合はこのイス】

午後は九段会館に移動して2つの講演会でした。
最初はAVILEN社長の髙橋光太郎さんです。AVILENは企業による生成AI活用をお手伝いしている会社です。今後マイクロソフトOfficeにもChatGPTが装備されてくるそうで、一般の人がAIを安価で使える時代は目の前に来ているようです。
二人目の講師はラグビー元日本代表キャプテンの廣瀬俊朗さんです。
ラグビーを引退した後はラグビー解説だけでなく、ドラマ出演・報道番組のコメンテーターなど幅広く活躍されていますが、株式会社HiRAKUを創業し、社会貢献にも積極的に取り組んでおられます。チームビルディングにはコミュニケーションが大事で、一人一人の個性に寄り添うことが重要とのお話を頂きました。
廣瀬俊朗
【右 ラグビー元日本代表 廣瀬俊朗氏】

東京みらい市2023 を見学

投稿者:落合智貴
10月13~14日に東京ビックサイト東ホールで開催された「東京みらい市2023」を見学してきました。橋本総業さんが企画している恒例の展示会です。

積水化学工業は「耐火VP」を展示していました。年々需要が増えている耐火VPですが、この度200φシリーズが発売されるそうです。
積水化学工業 耐火VP200φ

耐火VP200φ

オンダ製作所は架橋ポリエチレン管・継手のシェアが高いメーカーです。
便利な継手も続々と発売されており、特に目を引いたのが異種管接続用の継手です。架橋ポリエチレンも世に普及しだしてから20年ほどになり、既設の架橋ポリエチレンを改修するケースが増えてきています。既設の配管がポリブテンやエルメックスなどの場合でも対応できるように継手のラインナップを充実させているのが最近の特徴となります。
オンダ製作所 架橋ポリエチレン

オンダ異種管変換アダプター

落合住宅機器の歴史を辿る【創業~昭和29年度(~1954年度)】

投稿者:落合智貴
戦後、GHQの占領下において、日本の新しい国づくりが進められました。
昭和26年9月8日にサンフランシスコ講和条約が吉田茂首相により調印され、昭和27年4月28日に発効されました。当社が設立されたのはこんな時代背景のころです。
サンフランシスコ講和条約

当社の創業者であり私の母方の祖父である落合義作は大正2年1月に埼玉県狭山市で生まれました。
狭山の落合家は江戸時代から続く土地持ちで、造園業などを手掛けておりました。
次男であった義作は親からもらった金で東京の初台に土地を買い、そこを住まいとしました。
その土地が平成31年まで本社だった場所です。
慶応大学経済学部を卒業後、芳沢機工という鉛工事などにかかわる会社に就職。 戦争では兵隊として中国などに行きました。 復員後、証券会社・通産省化学肥料部・小企業の共同経営などを経て、昭和25年11月に独立。
昭和27年2月19日に ㈱落合鉛工業所 を設立したのが現在の当社です。
自宅を会社とし、最初は少人数でスタートしました。
会社の庭先には社員の住込み寮も作り徐々に社員を増やしていきました。
建場(たてば)という一種の「鉄くず問屋」のようなところに行って鉛を購入し、それを鉛管メーカーで製品に替えてもらい、水道工事業者に販売する。そんなことから商売を始めました。
鉛は相場によって価格が上下する為、相場の読みも大事だったようです。
当時の朝鮮戦争の影響で鉛相場が急騰し、大きく儲けたことが創業時の勢いをつける要因になりました。

【会社発足時の定款と公証人役場の認証書が現在も残っています】
【会社発足時の定款と公証人役場の認証書が現在も残っています】

製販懇談会2023秋(後半)

投稿者:落合智貴
10月3日に開催された製販懇談会の後編です。
3社の発表をご報告いたします。

●荏原製作所
GDPとポンプの受注高はリンクしている。2023年は1.5%増の見込み。インバーター不足は解消しつつあるが、製品納期の正常化にはもう少し時間がかかる。SDG‘Sに取り組んでおり、ポンプのインバーター搭載率がまだ20%なので、省エネの余地はまだある。インバーター内蔵PMモーター(IVM)で更なる省エネ化を図りたい。

●ダイキン工業
業務用空調機は猛暑だったにもかかわらず101%にとどまる。節電ニーズは高まっており、15年前の機種に半分の電気代で済む最新機種への買い替えを勧めてほしい。ルームエアコンは上期92%。ZEH(ゼッチ)の普及を促進。寒冷地における高暖房エアコンの需要取り込みを図る。エコキュートの更新需要が好調。関西地区に生産拠点が偏っていたが、茨城工場建設が決定した。

●LIXIL
有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が全国各地で検出されて人体への影響が懸念されている。LIXILの浄水カートリッジは80%以上除去できることが第三者機関で確認されている。災害時に1Lで洗浄可能なレジリエンストイレの普及に取り組んでいる。

【新宿御苑に設置されているLIXILのレジリエンストイレ】
LIXILレジリエンストイレ

製販懇談会2023秋(前半)

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合の製販懇談会が10月3日に明治記念館で開催されました。
メーカー様7社の発表がありましたが、まずは管材系の4社の発表をご報告いたします。

製販懇談会2023.10.3
●オーエヌ工業
SU管用継手「ナイスジョイント」はステンレス継手のシェア70%を占める。この度ナット緩み止め機能を強化した「ナイスジョイントX」を発売した。面間寸法や施工方法は従来品と全く変わらない。ナットに青いルーズストッパーが内蔵されており、一度締め込むと青いルーズストッパーが見えなくなり、ナットが緩まない構造になっている。旧品本体にナイスジョイントXの袋ナットを接続することも可能。

●アロン化成
①災害対策 ②気候変動対応 ③インフラ老朽化対策 に重点を置いている。マンホールトイレ設置の推進やゲリラ豪雨対策商品、布設管路の老朽化対策 などに力を入れている。

●大和バルブ
2022年度のバルブ生産額は3%アップし過去最高となる。これは数量増加ではなく、原材料高騰による販売単価アップが要因。ステンレス弁や自動弁が好調。大型物件の本格化はこれからで半導体関連の需要にも期待できる。

●JFEスチール
鋼材需要は横這いで海外は緩やかに回復基調にあり、鉄鉱石は値上がりの見込みであるものの、中国の不動産不況も懸念されている。
軽量鋼管はSGPの20%減の重量でグルービング施工の商品。
CO2 排出削減技術を使ったグリーン鋼材“JGreeX”を供給しているが鋼管への実績はまだ。

落合住宅機器の歴史を辿る【昭和30~33年度(1955~1958年度)】

投稿者:落合智貴
昭和28年の12月に㈱落合鉛工業所(おちあいなまりこうぎょうしょ)から落合鉛工㈱(おちあいえんこう)に社名変更し、以来昭和45年3月まで16年半の間この社名を名乗っていました。
今では鉛は人体によくないということで、給水管には使われていませんが、当時の水道管は給水・排水共に鉛管が主流でした。
現在では管工機材という言葉であらゆる水回り商材を総合的に扱う販売形態が主流になっています。
しかし昭和20年代当時は鉛管屋、鉄管屋、バルブ屋、水栓屋、ポンプ屋の様に専業店に近い形が多く、販売店のお互いで商品を売り買いしていたようです。
販売の資格が東京都水道局より与えられ、当社も鉛管をスタートに各種指定販売店の資格を取りました。

昭和30年7月 東京都水道局指定鉛管販売店
昭和31年1月 東京都水道局指定銅管・ビニール管販売店
昭和31年4月 鉄管・継手類、バルブコック販売開始
昭和32年5月 水栓器具類及付属品販売開始

水道局に商品を持っていき、商品に認定の刻印を打ってもらうという仕事もあったそうです。
当時の車はオート三輪。
パイプを積むと車がひっくり返ることもあったそうです。

戦後の混乱から少し落ち着き、給水や排水のインフラを早く整えなければならない。
そんな時代の中で、現場に重たい鉛管や水道資材を運ぶ仕事は肉体労働の大変な仕事だったでしょう。
鉛管の専業販売店から管工機材の総合販売店へ移行し、売上を拡大していく。
それが当時の経営課題だったのだと思います。

オート三輪
   【昭和30年代の日本】

都立城南職業能力開発センターで出張授業(後半)

投稿者:落合智貴
9月22日に行った、都立城南職業能力開発センター配管科への出張授業の後編です。

クボタケミックス
CK金属・オンダ製作所に続き、クボタケミックスさんに登場頂きました。
火災の際に延焼を防止するための緑色配管材である「KC耐火ビニルパイプ」と、保温材付きの白色の配管材である「KCドレンパイプ」をカットサンプルなどを見せながらご説明頂きました。そのあと青い電気融着式のポリエチレンパイプ「スーパータフポリ」の施工を実演頂きました。パイプ接続部分のスクレープ作業、アセトンによる汚れのふき取り、クランプの設置、電気の通電といった流れを体感頂きました。

落合講義
最後は教室に戻り、私が講義いたしました。
塩ビ管・鉄管・銅管・ステンレス管・樹脂管など幅広い管種の大まかな説明から、支持金具・接着剤・保温材・水栓金具・バルブ・ダクトなど周辺の資材についても大まかにご説明いたしました。

城東校に続き、城南校でもこの特別講座は年二回の定例講義になりそうです。
ご協力いただいたメーカー様に感謝申し上げるとともに、受講された生徒さんが卒業後に設備業界で活躍されることをご期待しております。

都立城南職業能力開発センターで出張授業(前半)

投稿者:落合智貴
10年ほど前から足立区綾瀬にあります都立城東職業能力開発センターで出張授業をしておりますが、今回初めて品川シーサイド駅近くにあります都立城南職業能力開発センターの配管科で授業を依頼されました。
城南校の配管科は20年前に私自身生徒として6か月通った学校です。
建物の雰囲気や外部講師の先生方もあまり変わっておらずホッとする空間ですが、この20年の間に配管材料は進化を続けています。
今回のご依頼は城東校と同様、日頃の訓練では経験していない、高機能な配管材料をレクチャーしてほしいとのことです。
架橋ポリエチレンや電気融着式の青いポリエチレン管などは20年前にはまだそれほど普及していませんでした。
今回は城東校で参加いただいているメーカーとは違う3社に来ていただきました。

シーケー金属
一社目はシーケー金属さんです。
ねじ込み継手で有名なシーケー金属ですが、リケンとの合弁会社を作り生産体制を統合しているため、日本の鉄管継手メーカーではプロテリアル(旧日立金属)に並ぶ大きな勢力です。
今回は黒・白・コート・管端防食継手・埋設用継手・シール材不要製品・ネジ込み不要のメカニカル継手などを見せていただいたほか、グルービングによるハウジング継手の説明も行いました。またステンレス配管に使用するプレス式・拡管式・ワンタッチ式の継手もご説明頂きました。

オンダ製作所
二社目はオンダ製作所さんです。
架橋ポリエチレン管用の継手には「内面シール構造」と「外面シール構造」があります。
「内面シール構造」はパイプの外キズによる漏水リスクが少ないというメリットがある反面、流量損失が大きいというデメリットがあります。一方「外面シール構造」は反対にパイプの外キズに弱く、流量損失が小さいという特徴があります。
オンダ製作所では「外面シール構造」を推奨しており、特に『Revos』シリーズでは継手内面のカーブを緩やかにすることでより流量損失を少なくする高付加価値商品です。リフォームの場合、流量損失が大きい継手を使うと、以前よりも水量が弱くなったとお客様からクレームになることがあるそうですが、『Revos』を使えばそのリスクは減らせます。
今回の授業では「内面シール」「外面シール」「REVOS」のそれぞれエルボを10個使ったデモ配管に水を流し、水量がどれだけ違うかを生徒さんに体感して頂きました。

タカラスタンダード ショールーム見学

投稿者:落合智貴
タカラスタンダードの新宿ショールームを見学してきました。
ホーローキッチンで有名なタカラスタンダードですが、ホーロー(琺瑯)とは、鉄、アルミニウムなどの金属材料表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を高温で焼き付けたものだそうです。
ショールームではホーローキッチンの表面の素材を木のハンマーで強くたたく実験をしてくれましたが、よっぽど強くたたかないと凹まないことが分かりました。また同じくホーロー表面を火で焙ってみると、ススが付きますが布巾で拭くとススはきれいに取れます。燃えたり焦げたりすることはないそうです。

フルモデルチェンジしたLEMURE(レミュー)シリーズでは木目のデザインを実現。
木製に見えるキッチン表面はホーロー素材です。
タカラ キッチン
お風呂もホーロー素材。油性マジックも水をかければ簡単に落とせます。
タカラ バス
イメージキャラクターは土屋太鳳さん。
ショールームレディーと同じ服装でメディアに登場してくれています。
タカラ 土屋太鳳

落合住宅機器の歴史を辿る【昭和34~37年度(1959~1962年度)】

投稿者:落合智貴
昭和32年2月に就任した岸信介首相の最大の課題は日米安保条約改定でした。
昭和35年のいわゆる「60年安保闘争」の末、6月に新安保条約成立と引き換えに岸首相は退陣します。
戦争の記憶がまだ強く残っている時期で、戦争はこりごりだという多くの国民の声。
現実的に日本をどう防衛し、平和な社会をどう作っていくかというイデオロギーの対立。
そういったものが複雑に絡み合い、様々な人たちが日本のあり方を真剣に考える、そういう時代だったのだと思います。

当社は昭和37年4月に松下電器産業(現パナソニック)と代理店契約を結びました。
「ナショナル」のブランドで電気器具を中心に製造していた松下電器は街の家電店を「ナショナルショップ」として育成し、家電の売り上げを拡大していました。
家電業界で業績を伸ばしてきた松下電器が管材業界に目を付けたのがこの頃です。
当社は松下電器の代理店に管材業界として初めて選ばれた数社のうちの一つであり、当社の落合義作創業者はそれを大変誇りに思っていました。
松下電器の代理店であることが対外的な信用に大きくつながるんだとよく話していました。
松下電器のポンプや浄化槽、東洋陶器(現TOTO)の衛生陶器などの販売を始め、商材を広げ始めたのが昭和37年頃からだったようです。

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【経営の神様 松下幸之助。松下イズムは当社の経営理念にも大きく影響しています】

キャッシュレス決済の導入

投稿者:落合智貴
韓国や中国で早くから進んでいたキャッシュレス決済ですが、日本でもこの2~3年でかなり定着してきました。私自身もコンビニや飲食店ではPASMOを使うことが多くなりました。
当社に来店される初めてのお客様でも“キャッシュレス決済ができないか?”とのお問い合わせが増えてきました。
この度当社ではキャッシュレス決済システム「AirPay」を導入いたしました。
クレジットカード、交通系カード、バーコード決済(●●Pay等)がご利用いただけます。
手持ちの現金を気にせずにご利用できるようになりましたので、是非ご活用下さい。
尚当社と口座を開設の、月締めご請求払いの場合にはご利用できませんのでご了承下さい。

airpay

三菱電機暮らしと設備の総合展2023

投稿者:落合智貴
8月23~24日に東京ビックサイト西ホールにて「三菱電機暮らしと設備の総合展」が開催されました。以前は毎年行われていましたが、コロナ禍で開催できず、4年ぶりの開催となりました。
展示場ではBtoCコーナーとBtoBコーナーに分かれていました。
BtoCコーナーではルームエアコンやエコキュートに加え、冷蔵庫や洗濯機など家電品の展示もありました。
BtoBコーナーでは業務用空調機や照明器具、全熱交換機ロスナイなどが展示されておりました。
三菱電機
商社主催の商品説明会ではエアコンにおける三菱電機の省エネの優位性を中心に説明がありました。
原油価格の高騰により電気代が上がっている昨今、省エネは注目のポイントになっています。
ムーブアイ機能によって、人がいる場所に限定した空調が行われるなど、省エネ性と快適性を重視しているのが三菱電機の特徴です。

落合住宅機器の歴史を辿る【昭和38~41年度(1963~1966年度)】

投稿者:落合智貴
昭和39年の東京オリンピックを契機に日本の戦後復興は着実に進んでいました。
新幹線や高速道路、様々なインフラが東京オリンピックを目標に建設されました。
池田勇人首相は経済に重きを置き「所得倍増計画」を掲げて高度経済成長の基礎を築きました。
池田首相は体調不良を抱えながら東京オリンピックを迎え、閉会式の翌日に退陣を表明し、翌年昭和40年に亡くなったそうです。

東陶特約店会
【昭和40年東陶特約店会 前列右から3人目が落合義作社長】

当社も設立以来10年以上が経過し、会社の体裁を整えつつあった時期だと思います。
創立当初50万円だった資本金は昭和40年には400万円まで増やしています。
この頃は増資によって財務体質を厚くしていくのが目標だったようです。

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昭和37年に松下電器産業の代理店になり、昭和42年5月には「落合ナショナル管工事店会」を発足させました。
松下電器産業と当社・管工事会社が三位一体で取り組もうとの決意の表れです。
鉛管の販売が主業でしたので、当時の社名は落合鉛工株式会社ですが、この頃から、東陶やナショナルなどの衛生機器・住設機器に本格的に取り組みはじめました。

第55回 管工機材設備総合展

投稿者:落合智貴
令和5年7月25~27日に東京ビックサイト南ホールにて「第55回管工機材設備総合展」が開催されました。今回はAKB48の4名を迎えての開場式やトークショーも開催されました。
管工機材展開場式
【柏木由紀さん含めAKB48の4名のメンバーが開場式テープカットに参加】

水栓メーカーのSANEIさんではデザインを重視した水栓を展示していました。
SANEIは17ものデザインシリーズを持っており、それぞれのコンセプトで特徴を表現しています。
展示していたのは『ROFFINE』シリーズのシャワーです。
『ROFFINE』のコンセプトは“五感を満たす心地よさ。“
ヨーロッパ調のシンプルで洗練されたデザインで、時間がゆっくりと流れるような、落ち着いた空間を演出するとのことです。
高級ホテルなどで、蛇口を開けた瞬間にシャワーから冷たい水が出るとクレームになってしまう。そうならないようにヒーターを使って即お湯が出るようにしているそうです。

SANEI

新冷戦の勝者になるのは?

投稿者:落合智貴
第二次世界大戦後の世界は米ソ冷戦状態が永く続いていました。日本はその間急速な経済成長により戦後復興を果たし、世界第二位のGDPまで上り詰めました。その後ベルリンの壁崩壊やソ連崩壊によってポスト冷戦時代へと続きました。ポスト冷戦時代の日本はバブルが崩壊し、30年の長きにわたって低成長を続けているうちにGDPで中国に抜かれ、一人当たりGDPも2022年現在で世界30位に甘んじています。
「新冷戦の勝者になるのは日本(中島精也著)」では新冷戦において日本が大復活を遂げる条件が整っていると述べています。
新冷戦の勝者になるのは日本
新冷戦とは2017年の習近平国家主席の中国共産党大会のスピーチを皮切りに、世界覇権を狙う中国とそれを阻止すべく反撃をする米国の対立を軸として、権威主義と民主主義が戦う構図であり、ロシアのウクライナ侵攻はそれを象徴するものです。

第8章では「新冷戦は日本大復活の時代」と題し、日本復活の理由を説明しています。
ポスト冷戦時代では、冷戦終結とバブル崩壊が重なり、円高によって国内製造業がどんどん海外にシフトしていき、国内経済が空洞化していきました。その後金融緩和によって多少の円安に戻りましたが、日本の供給力がすでに落ちてしまっていたため、円安→輸出増加→生産増加→労働需給の逼迫→賃金上昇→インフレ→消費拡大→設備投資拡大→成長率の上昇 といった好循環のメカニズムが働かなかったというのです。
しかし昨今の大幅な円安によって製造業の国内回帰が徐々に進んでいます。安倍首相の“地球儀を俯瞰する外交”の成果として、台湾TSMCの半導体工場を熊本に誘致したことは国内設備投資の呼び水になると予想されています。アベノミクスによって株価や不動産価格がバブル期並みまで回復し、日本を苦しめてきたバランスシート悪化・円高・産業空洞化は過去のものとなった。日本が国際競争力をもつ、ips細胞・半導体製造技術・医療機器・工作機械などのポテンシャルは高い。ポスト冷戦期に日本に不利だった条件が新冷戦期においてオセロゲームのように日本有利になっていくだろうとのことです。
日本の復活に期待したいと思います。

落合住宅機器の歴史を辿る【昭和42~45年度(1967~1970年度)】

投稿者:落合智貴
アメリカのニクソン大統領と日本の佐藤栄作首相の合意により沖縄の日本への返還が決まったのがこの頃です。
終戦から20年以上が経ち“戦後が終わった“と感じた人が多かったのかもしれません。
日本の経済は順調に成長していました。

当社は昭和45年3月に社名を「落合鉛工㈱」から「落合住宅機器㈱」に変更しました。
当社にとっての創業事業である水道鉛管が使われなくなってきており、“鉛の時代が終わった“ということで社名を変えました。
昭和37年に松下電器産業の代理店になって以来、ナショナル製品の拡販に力を入れ、“これからは「住宅機器」の時代である”というのが当時の落合義作社長の判断だったのだと思います。素敵な住宅機器で暮らしがどんどん便利になっていく。日本人みんながそんな夢を描いていた時代だと思います。

【当時の木造の社屋前 女性社員5人】
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【昭和44年10月の伊東温泉社員旅行】
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【昭和45年2月 創立記念食事会にて】
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【落合ビル建替時の世田谷弦巻の仮事務所】
弦巻仮事務所

関東グランドフェア2023

投稿者:落合智貴
7月7~8日に幕張メッセで「関東グランドフェア2023」が開催されました。
ユアサ商事の得意先である「やまずみ会」が主催となり、ユアサ商事の仕入先メーカーが出展する展示会です。
コロナによる行動規制がなくなって初めての開催となりました。
ようやく日常が戻ってきたことを実感しました。
グランドフェア2023
東尾メックではSU管用拡管式継手「KKベスト」を展示していました。
拡管式の工法ではまれに袋ナットの緩みによる事故があるそうです。
「KKベスト」はパイプを拡管した後に、袋ナットをレンチで締め付けるのではなく、手回しで所定の位置まで回した後、ピンクやブルーやグリーンの回り止めのロックリングを挿入すれば施工完了です。
レンチで締め付ける作業がないのは画期的だと思います。
東尾メック