東京管工機材商業協同組合の理事長に就任

投稿者:落合智貴
この度、第77回通常総会にて「東京管工機材商業協同組合」の理事長に就任いたしました。
東京の管材商社140社を代表する大変な重責ですが、頑張っていきたいと思います。
当社のお客様にご迷惑が掛からないよう、本業に支障のないよう両立できればと思っております。

~就任時の挨拶を下記に掲載いたします~
令和6年5月21日開催の通常総会において第14代理事長に就任いたしました。
75年を超える諸先輩方のご尽力を引き継ぎ、業界発展のため努力して参る所存です。
「管工機材」は水道・空調など私たちの生活を支えるライフラインとして、いつも身近に感じられる商材です。
東京管工機材商業協同組合の会員企業は日々、新築・リフォーム・プラント・上下水道等に必要な設備資材を工事現場にお届けする大切な役割を担っています。
当組合の役割は、日々発生する業界内の悩みや問題を共有し、中小企業が個別に対応することが難しい課題に組織として対策を講じ、
この業界で働く皆様が生き生きと働ける環境を整える事ではないかと思います。
中小企業の経営者が、日々直面する悩みに対し、他の経営者との交流の中で解決のヒントを得ていくのも一つの意義であると思います。
また当組合には、管工事組合様・メーカー様・行政・関係諸団体との情報交換のハブとしての機能も求められていると思います。
これらの情報交換を通じて、施工性の高い製品の開発、ユーザー様の生活の質の向上につながる製品の開発、
業界で働く方々の働きやすさの向上などが達成され、日本全体の発展に寄与出来ればこれに勝る喜びはありません。
今後とも関係各位のご協力を宜しくお願い致します。

理事長就任あいさつ
   【理事長就任あいさつ】

製販懇談会 2024.4(後半)

投稿者:落合智貴
4月22日に行なわれた東京管工機材商業協同組合の製販合同懇談会の後半のご報告です。

●キッツ
生産額は横ばいだが、単価アップによって売上高は増加。半導体工場や医薬品工場向けのステンレス鋼製品が好調。青銅・黄銅は微増。鋳鉄・鋳鍛鋼は減少傾向。ベトナムとブラジルに新工場を予定している。5月10日に東京国際フォーラムで35年ぶりの展示会を開催するのでぜひご来場いただきたい。
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●川本製作所
陸上・水中・消火ポンプは前年比微減だが、増圧を含む自動給水ポンプは120%と好調。原材料は高止まり状態。付加価値の高いポンプの開発に努力していきたい。

●パナソニックハウジングソリューションズ
2023年度のルームエアコンは前年比96%。2024年度は99.3%を予想。業務用エアコン需要の70%はリニューアル向けとなっている。樹脂製の小便器アラウーノを発売。陶器だと38㎏だが樹脂製なので6㎏と軽量化に成功。SFAポンプを内蔵した圧送タイプのアラウーノVも発売した。

●TOTO
2023年度は住宅リモデル106%。パブリックリモデル103%。ショールームの来館数・見積数は横ばい。2024年7月に石神井ショールームがオープンする。新宿ショールームも7~8月に全面リニューアルする。8月には価格改定の予定で平均4.5%の値上げとなる。

製販懇談会 2024.4(前半)

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合の恒例の製販合同懇談会が4月22日に明治記念館で開催されました。前半4社の各メーカー様の発表をご報告させていただきます。

●日本製鉄
労働力不足については、建設業界においての職人不足が顕著で、需要があっても労働力以上の仕事はこなせず、総量は一定とならざるを得ない。建築床面積は30年で半減した。カーボンニュートラルについては第三者機関がCO2排出量を測定する「エコリーフ」というものが利用されている。

●シーケー金属
シール付継手が公共工事の消火配管で使えるようになった。ハウジング継手の需要は2012年の2.6倍に増えている。半導体工場の需要に期待される。

●積水化学工業
塩ビ管出荷量は2012年から減少している。1990年代と比べると40%程度。ポリエチレン管などへ管種が移行している影響が大きい。ナフサの価格は、イラン・イスラエルの紛争いかんで上がるリスクが出てきた。

●フネンアクロス
運送費・人件費・物流費などが上昇している。今のところ価格改定の予定はないが、先行きはわからない。フネンアクロスの令和6年度売上げは前年比110%。FVキャップの品薄でご迷惑をかけている。2025年までは改修工事を中心に好況が予想される。

製販懇談会2024.4

水栓金具メーカーが相次ぎ値上げ

投稿者:落合智貴
コロナ禍やウクライナ戦争の影響でこの3年ほどあらゆる資材が高騰してきました。
直近一年は以前ほどの勢いはなくなりましたが、じわじわと値上げが進んでいる状況です。
水栓金具に関しては今年2024年4月をめどに値上げをするメーカーが多いです。
LIXIL、SANEI、カクダイ、ミヤコなどは今春のカタログ改定をもって値上げを実施しました。TOTOも8月に値上げの予定です。
緩やかなインフレが今後も常態化するのかもしれません。
積算の際はご注意いただければ幸いと思います。

【LIXIL】
LIXIL
  
【カクダイ】
カクダイ
  
【SANEI】
SANEI

ダイキン工業、KITZ タイ工場を見学

投稿者:落合智貴
ユアサ商事さんのご招待でタイに行ってきました。現地では空調機メーカーのダイキン工業、及びバルブメーカーのKITZの工場を見学しました。

ダイキン工業タイ工場は1990年に竣工。ルームエアコンやVRV(ビルマル)など多品種を製造しています。PDS(Production of Daikin System)と呼ばれる独自の生産システムを展開しており、従業員の積極的な改善提案を促しています。生産ラインでは“順位同期化混合生産システム”を採用しており、多数の異なる機種や仕様の製品を生産しており、生産計画の変動にフレキシブルに対応ができるそうです。室外機の最終工程ではダンボール箱に小さな穴をあけ、ガス漏れがないかのチェックを全数行っていました。
ダイキン工業タイ工場

KIZTのタイ工場は「バンプリ工場」と「アマタ工場」の二つがありますが、今回は主にバタフライ弁を製造している「アマタ工場」を見学しました。
バタ弁の工程は、ダイキャスト(鋳造)→塗装→加工→ゴム成形→組立 の手順で製造されます。アマタ工場では鋳鉄のダイキャストは単価の安い外注を採用していますが、アルミニウムのダイキャストは最近内製化に成功したそうです。太陽光パネルの導入で工場の30%の電気代をまかなったり、新排水処理設備を導入して排水を再利用し、工場内での野菜作りに活用しているそうです。今後は塗装の自動化も検討しているとの事です。梱包の際にできるだけビニールテープを使わずにダンボールの組立方を工夫するなど、環境配慮にも気を使っているとの事でした。
KITZアマタ工場

HVAC&Rジャパン2024を見学(その2)

投稿者:落合智貴
HVAC&Rジャパン2024では空調機だけでなく、周辺の配管材料のメーカーさんも多く出展していました。
日本銅センター
日本銅センターは冷媒配管に使う各種継手を展示していました。
ナット式としては、東尾メックのR(れいわ)おっぞんくん等。
プレス式としては、NJT銅管のRGプレス等。
差込式としては、タブチのエフ-1等 が紹介されていました。

銅管継手比較

ベンカンは冷媒銅管用のダブルプレスを紹介していました。

ベンカン

HVAC&Rジャパン2024を見学(その1)

投稿者:落合智貴
1月30日~2月2日に東京ビックサイトにおいてHVAC&Rジャパン2024が開催されました。この展示会は日本冷凍空調工業会が主催で2年おきに開催されるビックイベントです。空調機器メーカーや空調周辺部材のメーカーが一堂に出展しています。

【パナソニックではモバイルを使って気流を見える化していました】
パナソニック

【日立はデジタルカタログの二次元バーコードをパネル展示】
日立

【ダイキンは用途別展示 お客さんが一番多かった印象です】
ダイキン

東管機組合 賀詞交歓会 2024

投稿者:落合智貴
2024年の東京管工機材商業協同組合の賀詞交歓会が1月10日に東京ドームホテルで開催されました。コロナ五類となって初めての賀詞交歓会となり、昨年よりも50名ほど多い650名ほどの参加だったそうです。
1月1日に発生した能登震災の犠牲者のご冥福を祈り、参加者全員で黙祷を捧げてからの開会となりました。
ご登壇された方々のご発言は下記の通りです。

令和6年賀詞交歓会
●向山英雄 東京管工機材商業協同組合理事長 
能登震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに被災された方々にお見舞い申し上げる。2024年は人手不足が注目されている。管工機材業界に若くて有能な人材が入ってくるように尽力したい。業界でもスポーツに協賛する会社が増えており、認知度を上げていきたい。
●牧原秀樹 衆議院議員 
能登の震災では断水で水が供給できないことが一番困っている。水道インフラの大切さを思い知らされた。今年は世界各国で選挙の年で台湾や米国の選挙に注目。政治刷新本部のメンバーとなり政治改革を進めていきたい。2024年問題の人手不足には適切に対応していきたい。
●竹島睦 足立敏之参議院議員秘書
能登震災の復旧に当たっている建設関連の皆様に感謝したい。国土強靭化が大事。公共工事予算の確保に全力を挙げていきたい。
●石島秀起 東京都議会議員
昨年は関東大震災100周年だった。「TOKYO強靭化プロジェクト」では防災計画の改定をした。富士山噴火への対応も検討している。
●濱坂隆 経済産業省製造産業局素材産業課企画官
能登震災への対応は人命救助が第一。インフラ復旧、物資の供給などプッシュ型で対応している。昨年はカーボンニュートラルやGXに取り組んだ。2025年の大阪万博には積極的に参加してほしい。
●五十嵐隆 東京都管工事工業協同組合理事長
昨年の管工機材展では機材商組合がAKBの参加やユーチューブの情報発信をするなど新しい試みを評価したい。今年は工事組合の展示会に協力頂きたい。SDG‘Sの取り組みを紹介した「2023年版管工機材の教科書」は活用させてもらっている。
●橋本政昭 全国管工機材商業連合会会長
水道インフラの維持管理が重要。全管連の藤川会長とは今回の能登震災の対応で連携をとっている。各地区の防災協定はまだ締結できていない地区が多い。

管機連60周年記念式典

投稿者:落合智貴
令和5年12月19日、全国管工機材商業連合会(管機連)の創立60周年記念式典が東京・明治記念館開催されました。
私は式典の司会を担当致しました。
管機連は東京・愛知・大阪を含め全国18地区の管工機材商組合の連合会です。今では傘下の組合員及び単独加入の特別会員合わせ744社と賛助会員111社の規模に拡大しています。
経済産業省・国土交通省・厚生労働省など各省の窓口団体として日頃から情報交換を行っています。
その他にも防災・人材育成・展示会の周知など業界発展のために活動を行っている団体です。

管機連60周年
60年の歴史の中で会長をお勤めになったのは以下の方々です。
初代:橋本達三(橋本産業)
二代:山田清宗(昭和管機材)
三代:橋本政雄(橋本総業)
四代:斎藤成八郎(斎長物産)
五代:一瀬克彦(一ノ瀬)
六代:小泉久則(コーザイ)
七代:橋本政昭(橋本総業)

式典では60年の歴史がビデオで上映され、管機連功労者の表彰が行われました。
業界の歴史を感じつつ、今後の発展に尽力しなければと感じた式典でした。

4年ぶりに工具展を開催

投稿者:落合智貴
当社の工具展は、初台に本社があった際は、近くの本町区民会館を借りて開催していました。令和元年に今の中野区江古田に引っ越した後は会社近くに手ごろな会場が見つからず、店頭での展示会にしました。しかし令和2~4年はコロナ禍となり多くの人が来場する展示会はふさわしくないという理由で実施しませんでした。
令和5年11月28~29日に4年ぶりとなる店頭での工具展を開催しました。
狭い店頭のため、28日出展と29日出展のメーカー様に分かれていただきました。
いつも工具展を楽しみにして下さっているお客様が喜んでご来場いただいたのがうれしかったですね。
アフターコロナを実感した2日間となりました。

【コクサイのブース】
工具展

東京みらい市2023 を見学

投稿者:落合智貴
10月13~14日に東京ビックサイト東ホールで開催された「東京みらい市2023」を見学してきました。橋本総業さんが企画している恒例の展示会です。

積水化学工業は「耐火VP」を展示していました。年々需要が増えている耐火VPですが、この度200φシリーズが発売されるそうです。
積水化学工業 耐火VP200φ

耐火VP200φ

オンダ製作所は架橋ポリエチレン管・継手のシェアが高いメーカーです。
便利な継手も続々と発売されており、特に目を引いたのが異種管接続用の継手です。架橋ポリエチレンも世に普及しだしてから20年ほどになり、既設の架橋ポリエチレンを改修するケースが増えてきています。既設の配管がポリブテンやエルメックスなどの場合でも対応できるように継手のラインナップを充実させているのが最近の特徴となります。
オンダ製作所 架橋ポリエチレン

オンダ異種管変換アダプター

製販懇談会2023秋(後半)

投稿者:落合智貴
10月3日に開催された製販懇談会の後編です。
3社の発表をご報告いたします。

●荏原製作所
GDPとポンプの受注高はリンクしている。2023年は1.5%増の見込み。インバーター不足は解消しつつあるが、製品納期の正常化にはもう少し時間がかかる。SDG‘Sに取り組んでおり、ポンプのインバーター搭載率がまだ20%なので、省エネの余地はまだある。インバーター内蔵PMモーター(IVM)で更なる省エネ化を図りたい。

●ダイキン工業
業務用空調機は猛暑だったにもかかわらず101%にとどまる。節電ニーズは高まっており、15年前の機種に半分の電気代で済む最新機種への買い替えを勧めてほしい。ルームエアコンは上期92%。ZEH(ゼッチ)の普及を促進。寒冷地における高暖房エアコンの需要取り込みを図る。エコキュートの更新需要が好調。関西地区に生産拠点が偏っていたが、茨城工場建設が決定した。

●LIXIL
有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が全国各地で検出されて人体への影響が懸念されている。LIXILの浄水カートリッジは80%以上除去できることが第三者機関で確認されている。災害時に1Lで洗浄可能なレジリエンストイレの普及に取り組んでいる。

【新宿御苑に設置されているLIXILのレジリエンストイレ】
LIXILレジリエンストイレ

製販懇談会2023秋(前半)

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合の製販懇談会が10月3日に明治記念館で開催されました。
メーカー様7社の発表がありましたが、まずは管材系の4社の発表をご報告いたします。

製販懇談会2023.10.3
●オーエヌ工業
SU管用継手「ナイスジョイント」はステンレス継手のシェア70%を占める。この度ナット緩み止め機能を強化した「ナイスジョイントX」を発売した。面間寸法や施工方法は従来品と全く変わらない。ナットに青いルーズストッパーが内蔵されており、一度締め込むと青いルーズストッパーが見えなくなり、ナットが緩まない構造になっている。旧品本体にナイスジョイントXの袋ナットを接続することも可能。

●アロン化成
①災害対策 ②気候変動対応 ③インフラ老朽化対策 に重点を置いている。マンホールトイレ設置の推進やゲリラ豪雨対策商品、布設管路の老朽化対策 などに力を入れている。

●大和バルブ
2022年度のバルブ生産額は3%アップし過去最高となる。これは数量増加ではなく、原材料高騰による販売単価アップが要因。ステンレス弁や自動弁が好調。大型物件の本格化はこれからで半導体関連の需要にも期待できる。

●JFEスチール
鋼材需要は横這いで海外は緩やかに回復基調にあり、鉄鉱石は値上がりの見込みであるものの、中国の不動産不況も懸念されている。
軽量鋼管はSGPの20%減の重量でグルービング施工の商品。
CO2 排出削減技術を使ったグリーン鋼材“JGreeX”を供給しているが鋼管への実績はまだ。

都立城南職業能力開発センターで出張授業(後半)

投稿者:落合智貴
9月22日に行った、都立城南職業能力開発センター配管科への出張授業の後編です。

クボタケミックス
CK金属・オンダ製作所に続き、クボタケミックスさんに登場頂きました。
火災の際に延焼を防止するための緑色配管材である「KC耐火ビニルパイプ」と、保温材付きの白色の配管材である「KCドレンパイプ」をカットサンプルなどを見せながらご説明頂きました。そのあと青い電気融着式のポリエチレンパイプ「スーパータフポリ」の施工を実演頂きました。パイプ接続部分のスクレープ作業、アセトンによる汚れのふき取り、クランプの設置、電気の通電といった流れを体感頂きました。

落合講義
最後は教室に戻り、私が講義いたしました。
塩ビ管・鉄管・銅管・ステンレス管・樹脂管など幅広い管種の大まかな説明から、支持金具・接着剤・保温材・水栓金具・バルブ・ダクトなど周辺の資材についても大まかにご説明いたしました。

城東校に続き、城南校でもこの特別講座は年二回の定例講義になりそうです。
ご協力いただいたメーカー様に感謝申し上げるとともに、受講された生徒さんが卒業後に設備業界で活躍されることをご期待しております。

都立城南職業能力開発センターで出張授業(前半)

投稿者:落合智貴
10年ほど前から足立区綾瀬にあります都立城東職業能力開発センターで出張授業をしておりますが、今回初めて品川シーサイド駅近くにあります都立城南職業能力開発センターの配管科で授業を依頼されました。
城南校の配管科は20年前に私自身生徒として6か月通った学校です。
建物の雰囲気や外部講師の先生方もあまり変わっておらずホッとする空間ですが、この20年の間に配管材料は進化を続けています。
今回のご依頼は城東校と同様、日頃の訓練では経験していない、高機能な配管材料をレクチャーしてほしいとのことです。
架橋ポリエチレンや電気融着式の青いポリエチレン管などは20年前にはまだそれほど普及していませんでした。
今回は城東校で参加いただいているメーカーとは違う3社に来ていただきました。

シーケー金属
一社目はシーケー金属さんです。
ねじ込み継手で有名なシーケー金属ですが、リケンとの合弁会社を作り生産体制を統合しているため、日本の鉄管継手メーカーではプロテリアル(旧日立金属)に並ぶ大きな勢力です。
今回は黒・白・コート・管端防食継手・埋設用継手・シール材不要製品・ネジ込み不要のメカニカル継手などを見せていただいたほか、グルービングによるハウジング継手の説明も行いました。またステンレス配管に使用するプレス式・拡管式・ワンタッチ式の継手もご説明頂きました。

オンダ製作所
二社目はオンダ製作所さんです。
架橋ポリエチレン管用の継手には「内面シール構造」と「外面シール構造」があります。
「内面シール構造」はパイプの外キズによる漏水リスクが少ないというメリットがある反面、流量損失が大きいというデメリットがあります。一方「外面シール構造」は反対にパイプの外キズに弱く、流量損失が小さいという特徴があります。
オンダ製作所では「外面シール構造」を推奨しており、特に『Revos』シリーズでは継手内面のカーブを緩やかにすることでより流量損失を少なくする高付加価値商品です。リフォームの場合、流量損失が大きい継手を使うと、以前よりも水量が弱くなったとお客様からクレームになることがあるそうですが、『Revos』を使えばそのリスクは減らせます。
今回の授業では「内面シール」「外面シール」「REVOS」のそれぞれエルボを10個使ったデモ配管に水を流し、水量がどれだけ違うかを生徒さんに体感して頂きました。

タカラスタンダード ショールーム見学

投稿者:落合智貴
タカラスタンダードの新宿ショールームを見学してきました。
ホーローキッチンで有名なタカラスタンダードですが、ホーロー(琺瑯)とは、鉄、アルミニウムなどの金属材料表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を高温で焼き付けたものだそうです。
ショールームではホーローキッチンの表面の素材を木のハンマーで強くたたく実験をしてくれましたが、よっぽど強くたたかないと凹まないことが分かりました。また同じくホーロー表面を火で焙ってみると、ススが付きますが布巾で拭くとススはきれいに取れます。燃えたり焦げたりすることはないそうです。

フルモデルチェンジしたLEMURE(レミュー)シリーズでは木目のデザインを実現。
木製に見えるキッチン表面はホーロー素材です。
タカラ キッチン
お風呂もホーロー素材。油性マジックも水をかければ簡単に落とせます。
タカラ バス
イメージキャラクターは土屋太鳳さん。
ショールームレディーと同じ服装でメディアに登場してくれています。
タカラ 土屋太鳳

キャッシュレス決済の導入

投稿者:落合智貴
韓国や中国で早くから進んでいたキャッシュレス決済ですが、日本でもこの2~3年でかなり定着してきました。私自身もコンビニや飲食店ではPASMOを使うことが多くなりました。
当社に来店される初めてのお客様でも“キャッシュレス決済ができないか?”とのお問い合わせが増えてきました。
この度当社ではキャッシュレス決済システム「AirPay」を導入いたしました。
クレジットカード、交通系カード、バーコード決済(●●Pay等)がご利用いただけます。
手持ちの現金を気にせずにご利用できるようになりましたので、是非ご活用下さい。
尚当社と口座を開設の、月締めご請求払いの場合にはご利用できませんのでご了承下さい。

airpay

三菱電機暮らしと設備の総合展2023

投稿者:落合智貴
8月23~24日に東京ビックサイト西ホールにて「三菱電機暮らしと設備の総合展」が開催されました。以前は毎年行われていましたが、コロナ禍で開催できず、4年ぶりの開催となりました。
展示場ではBtoCコーナーとBtoBコーナーに分かれていました。
BtoCコーナーではルームエアコンやエコキュートに加え、冷蔵庫や洗濯機など家電品の展示もありました。
BtoBコーナーでは業務用空調機や照明器具、全熱交換機ロスナイなどが展示されておりました。
三菱電機
商社主催の商品説明会ではエアコンにおける三菱電機の省エネの優位性を中心に説明がありました。
原油価格の高騰により電気代が上がっている昨今、省エネは注目のポイントになっています。
ムーブアイ機能によって、人がいる場所に限定した空調が行われるなど、省エネ性と快適性を重視しているのが三菱電機の特徴です。

第55回 管工機材設備総合展

投稿者:落合智貴
令和5年7月25~27日に東京ビックサイト南ホールにて「第55回管工機材設備総合展」が開催されました。今回はAKB48の4名を迎えての開場式やトークショーも開催されました。
管工機材展開場式
【柏木由紀さん含めAKB48の4名のメンバーが開場式テープカットに参加】

水栓メーカーのSANEIさんではデザインを重視した水栓を展示していました。
SANEIは17ものデザインシリーズを持っており、それぞれのコンセプトで特徴を表現しています。
展示していたのは『ROFFINE』シリーズのシャワーです。
『ROFFINE』のコンセプトは“五感を満たす心地よさ。“
ヨーロッパ調のシンプルで洗練されたデザインで、時間がゆっくりと流れるような、落ち着いた空間を演出するとのことです。
高級ホテルなどで、蛇口を開けた瞬間にシャワーから冷たい水が出るとクレームになってしまう。そうならないようにヒーターを使って即お湯が出るようにしているそうです。

SANEI

関東グランドフェア2023

投稿者:落合智貴
7月7~8日に幕張メッセで「関東グランドフェア2023」が開催されました。
ユアサ商事の得意先である「やまずみ会」が主催となり、ユアサ商事の仕入先メーカーが出展する展示会です。
コロナによる行動規制がなくなって初めての開催となりました。
ようやく日常が戻ってきたことを実感しました。
グランドフェア2023
東尾メックではSU管用拡管式継手「KKベスト」を展示していました。
拡管式の工法ではまれに袋ナットの緩みによる事故があるそうです。
「KKベスト」はパイプを拡管した後に、袋ナットをレンチで締め付けるのではなく、手回しで所定の位置まで回した後、ピンクやブルーやグリーンの回り止めのロックリングを挿入すれば施工完了です。
レンチで締め付ける作業がないのは画期的だと思います。
東尾メック

第55回管工機材設備総合展がいよいよ開幕!

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合(東管機)と東京都管工事工業協同組合が隔年で交互に主催する「管工機材・設備総合展」が東京ビックサイトで7月25日(火)~27日(木)に開催されます。
2年前はコロナ感染防止のために中止であったため、東管機が主催となるのは4年ぶりとなります。
今回の目玉はAKB48がゲスト参加することです。
7月25日のオープニングセレモニー及び11時30分から行われるトークショーに、AKB48の小田えりなさん・柏木由紀さん・平田侑希さん・向井地美音さんの4人のメンバーが登場する予定です。
また新たな試みとして、出展メーカーさんの展示の様子をユーチューブで発信する「東管機商チャンネル」を開設しました。
お忙しいとは思いますが、ぜひ多くの方々にご来場・ご見学頂きたいと思います。

管工機材展

東京ガス ガスてなーに

投稿者:落合智貴
給湯器メーカーのノーリツさんの勉強会で豊洲にある「がすてなーに」を見学してきました。
がすてなーに ガスの科学館」は2006年に豊洲で開業し、暮らしを支えるガス・エネルギーの特長や、これからの暮らし・社会、SDGsや地球温暖化(または気候変動)などの社会の課題について、体験しながら考え、楽しみながら学ぶ施設です。

ガスは主に海外からタンカーで輸入されています。ガスは気体で家庭などに供給されますが、輸入の際は液化されて運ばれます。気体の天然ガスをマイナス162℃に冷やすと液化され体積が600分の1に圧縮されるため大量のガスを運搬できることになります。
これは「液化天然ガス」あるいは「LNG」と呼ばれます。
LNGは国内のガス貯蔵施設に液体のまま保管され、各家庭に供給する段階で大量の海水をかけて温度を上げて気化させます。ガスは本来無臭ですが、ガス漏れに気づきやすいようにわざと臭いをつけて家庭に供給されます。この臭いの成分はガス会社によって違うそうです。
ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー供給の混乱が続いていますが、日本の天然ガスはオーストラリアが最大の輸入元であり、2位はマレーシア、3位はカタール。ロシアは4位ですから元々ロシアへの依存度は高くないそうです。
エネルギーの安全保障の観点から、原油も含めエネルギーの調達は一国に集中しないことが大切ですね。
ガスについて勉強したい方は「がすてなーに」に遊びにいってみてはいかがでしょうか。

ガスてなーに
【ガスの配管では黄色いポリエチレン管が使われています】

管機連社員総会2023

投稿者:落合智貴
全国管工機材商業連合会(管機連)の社員総会が6月21日にグランドアーク半蔵門で行われました。私が総会の司会を担当するのは10年連続になりました。
総会後の講演会では4名の講師の皆様にお話しを伺いました。

●経済産業省 製造産業局 素材産業課 吉村課長様
「素材産業を取り巻く現状と課題」
世界ではカーボンユートラル目標を表明する国・地域が増えており、GX(グリーントランスフォーメーション)に向けた大規模投資競争が激化している。日本でも菅義偉政権時代に2050年カーボンニュートラルを宣言した。
賃上げ確保のための、価格転嫁・取引適正化に向けた取り組みを推進している。

●国土交通省 住宅局 住宅産業課 山下課長様
「住宅建築行政の最近の動向」
2050年のカーボンニュートラルに向けて、住宅・建築物分野の省エネ対策を進めている。
住宅の省エネリフォームへの支援強化として補助金を設定。高断熱窓・高効率給湯器の設置・開口部や躯体等の省エネ改修工事が対象。

●厚生労働省 医薬・生活衛生局 水道課 名倉課長様
「最近の水道行政の動向について」
上水道事業の水道整備・管理行政の管轄は2024年4月より厚生労働省から国土交通省に、また水質基準の策定等については環境省に移管されることになった。これで上下水道一体で国交省が管轄することになる。
水道本管において法定耐用年数を超えた管の比率は令和2年で20.6%に達している。
人口減少による水道料金収入の減少が予想され、水道財政は益々厳しくなっていく。
水道料金の値上げと投資規模の削減など検討している。

●元内閣官房国家安全保障参与 宮川眞喜雄様
「国際情勢について」
広島で開催されたG7先進国首脳会議ではロシアのウクライナへの侵略を非難する強いメッセージを送ることが出来た。ゼレンスキー大統領の参加により注目度を高めることが出来た。グローバルサウスの経済的存在感は増している。中国の台頭により米国主導の国際機関は機能不全に陥っている。

管機連総会2023
【意見交換会であいさつする管機連の橋本政昭会長】

落合住宅オリジナルカタログ2023.6版完成

投稿者:落合智貴
コロナ禍以降じわじわと資材価格の上昇が進み、昨年(2022年)2月のロシアのウクライナ侵攻を契機に資源高騰に拍車がかかりました。
この3年は設備関連の資材も毎月のようにいずれかの商品の値上げが行われています。

当社ではオリジナルカタログ(定価表)を作成するようになって7年になります。
紙の価格表ではリアルタイムの情報をお伝えでできないというデメリットはありますが、当社の在庫アイテムを一覧できるものとして毎年改定版を作成しています。
新規のお客様には会社案内としての機能も果たしており、当社の品ぞろえの豊富さを実感して頂く役割を果たしていると思っています。
この度2023年6月版が完成しました。
是非お手元に置いていただきご活用ください。

オリジナルカタログ2023.6

「マイセット」が「ワンド」に社名変更

投稿者:落合智貴
キッチンには一枚の天板の下に各機能が一体化された「システムキッチン」と独立した部品を並べて配置する「セクショナルキッチン」があります。
「セクショナルキッチン」のトップメーカーが『マイセット』です。
『マイセット』は60周年を機に、令和5年5月1日に社名を『onedo(ワンド)』に変更しました。『マイセット』時代にはバカボンのキャラクターを表紙にしたカタログでおなじみでしたが、雰囲気がガラッと変わりましたね。

社名に込めた思いは、沢山の「誰か(one)」の「行動(do)」に支えられながら育ち、より一層世の中に貢献して参りたいということで「onedo(ワンド)」にしたそうです。
賃貸マンションの流し台にはよく使われるメーカーです。
皆様もぜひ新しい社名を覚えてください。
益々の発展を応援していきたいと思います。

ワンド

製販懇談会2023.4(後半)

投稿者:落合智貴
4月24日に行われた東京管工機材商業協同組合の製販懇談会の後半をご報告します。
テラル、三菱電機住環境システムズ、TOTOの三社の発表がありました。

●テラル
昨年は主に増圧ポンプの納期遅れでご迷惑をかけた。半導体の部品供給不足が原因。特に昨年春の上海ロックダウンではモーター部品が逼迫した。昨年10月以降生産は回復し、受注残はかなり解消してきた。加圧ポンプは2週間の通常納期に戻っており、増圧は1年かかっていた納期が5ヶ月まで縮まっている。増圧ポンプの「MC5S」はセパレート搬入、制御盤回転仕様、スマホで使えるメンテツールを搭載 などが特徴。
テラルMC5S
●三菱電機住環境システムズ
2022年度の住宅着工は99%、非住宅は106%で特に倉庫需要が好調。ルームエアコンの需要は、寒冷地での暖房のニーズ・電気代高騰による省エネニーズが高まり好調。換気扇・ロスナイはコロナ特需があったが反動に警戒している。エコキュートは東日本大震災前のオール電化ブーム時に設置した製品の買替え需要の時期に来ている。国の「給湯省エネ事業補助金」も活用してほしい。

●TOTO
2022年度はウォシュレットやバス換での納期遅れでご迷惑をかけた。住宅リモデルが伸長したもののパブリックは新築・リモデル共に前年割れ。タッチレス関連商材は伸びている。2023年度は新築住宅は減少の見込み。リモデル需要の創造と刈り取りが課題。システムキッチンのザ・クラッソが国際的なデザイン賞であるbest of the best を受賞した。原材料価格が上昇しており8月に製品値上げを予定。

製販懇談会2023.4(前半)

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合の製販懇談会が4月24日に明治記念館で行われました。6社のメーカー様から発表がありました。前半3社の内容をまとめてみました。

●リケン
ねじ込み継手の2022年の販売重量は前年比97%。ハウジング継手は上期125%、下期120%となる。都心の大型物件でグルービング加工の案件が増えている。ステンメカニカル継手は前年比90%。ステンレスメカニカル継手の新商品として「TLジョイント」を発売した。ナット緩み止め防止機能が付いた商品。「サスフィット」は2024年に販売中止の予定。

●フネンアクロス
耐火二層管に関して今後価格改定の予定はないが、原油価格高騰の不安や物流コストの上昇も懸念され予断は許さない。昨年はエーアンドエーマテリアルとバクマ工業が耐火二層管事業から撤退し、ケイプラも消防検査が必要な物件では採用できない状態になっている。フネンアクロスの2023年3月期は前年比144.3%と過去最高。フネン通常品151%、小口径159%、HT154%、アクロスジョイント125%、シャオン136%、音ふうじ116%、200φ136%。都内大型物件が好調。大阪はIR、万博の需要に期待。

●キッツ
2022年度バルブの生産数量は横這いだが、値上げの影響で金額は前年比107%の見込み。ステンレス鋼製品は右肩上がり。青黄銅は微減。鋳鉄は横這い。鋳鍛鋼は減少傾向。再開発案件は人手不足で遅れがち。日本の製造業は海外生産から国内生産への国内回帰が進んでいる。キッツはサプライチェーンの強化を目的にベトナム工場を新設する予定。

製販懇談会2023.4

リンナイが単独展示会を開催

投稿者:落合智貴
ガス給湯器でおなじみのリンナイさんが「Go to meet Rinnai2023 ~見て、聞いて、ふれる、新たな発見がみつかる2日間~」と題したリアル展示会を4月13~14日に東京国際フォーラムで開催しました。

リンナイをはじめとする給湯器メーカーは、コロナ禍の初期からベトナムのロックダウンの影響などから部品調達が出来なくなり、製品が供給できなくなりました。給湯器の故障については修理で対応し、新築現場では竣工や着工を遅らせるなど、建設業界では大きな影響が出ました。最近は一般的な給湯器はおおむね正常な生産体制に戻ったとのことですが、床暖付き給湯器など未だに納期がかかる製品もあるそうです。

リンナイ
今回のリンナイさんの企画は各室に分かれての商品説明セミナーや会社方針説明会が行われました。
展示会では主に「幹太くん」と「ECO ONE」が紹介されていました。
ガス洗濯乾燥機「幹太くん」は電気式の全自動洗濯乾燥機よりも乾燥時間が半分で済み、ランニングコストも少ないことから根強い人気です。今回発売される新モデルでは操作ボタンをスタイリッシュにしたり、“花粉ケア“など使用シーン別のコースも充実しました。
ハイブリッド給湯器「ECO ONE」は電気を使ったヒートポンプ式の給湯機能にガス給湯を付加したものです。電気での稼働を基本としながら、お湯を多く使う時間帯や追い焚き時にはガス給湯を稼働させるなど、タンクへの貯湯も活用しながら使用湯量の学習と制御技術によって高効率な給湯ができる製品です。

コロナ禍も少し落ち着き始めた今、リアルな展示会が開催されるようになったのはうれしいことですね。

2023年版管工機材の教科書 完成!!

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合として発刊している「管工機材の教科書」は2019年に初めて作られたものです。2作目の2021年版に続き3作目の2023年版が先日完成しました。
今回の2023年版では管工機材業界でSDG‘Sに熱心に取り組んでいる企業を紹介していると同時に、販売代金の一部をSDG’S団体に寄付するという仕組みを導入しています。
寄付先の日本水フォーラムは寄付された資金を使って、アジアやアフリカなど水環境に恵まれない国に対して、きれいなトイレや井戸を建設することに活用しています。
管工機材業界は省エネや節水などCO2排出削減につながる商品開発を重要視している業界です。この業界で働く方々が自分たちの仕事が社会の課題解決に結びついていると実感できると思います。
他にも2021年版との違いとしては新たに「換気」の章を加え、「空調機器」の章も大幅に内容を刷新しています。ページ数も2021年版より15%増えています。
2021年版に続き、巻末の問題集も100問用意されています。
私が作成委員長として始めたこの教科書も毎回内容を充実させ、徐々に業界内でも認知されてきました。
多くの方にご活用いただけたら嬉しく思います。

管工機材の教科書2023
東京管工機材商業協同組合のホームページから申込書がダウンロードできます】

金属継手メーカーの業界再編【日立・JFE】

投稿者:落合智貴
金属継手
鋼管や金属継手はかつて管工機材業界では主流の管種でした。昭和40年代くらいまでは飲料用の給水管においてSGP白と白継手が使われておりました。しかし水道管の赤錆が社会問題となり、それを解消すべく昭和50年前後から、粉体ライニング鋼管(PA,PB,PD)とコート継手の組み合わせが登場します。しかし鋼管の管端部や継手の残り山ネジの金属部分が赤錆を発生させることが分かり、昭和60年前後に管端防食継手(コア入)が開発され、今でも塩ビライニング鋼管(VA,VB,VD)と組み合わせで使われることが多いです。

しかし平成10年代くらいから、従来からある塩ビ管に加え、架橋ポリエチレン管(白色)やポリブテン管(黄色)が登場し、今では宅内配管の主流となりました。平成23年の東日本大震災を契機に、耐震性に優れた高性能ポリエチレン管(青色)が給水立管に使われることも増えてきました。給水・給湯・排水のいずれにおいても金属配管から樹脂配管への移行が進んでいるのが現状です。

そんな中、金属継手メーカーは合併やグループ再編などのアライアンスが進んでいます。
令和5年に入ってからも大きな動きがありました。
永年、金属継手のトップシェアを誇っていた“ひょうたんマーク”の日立金属は日立グループから離れ1月4日に「プロテリアル」に社名変更しました。
また、“ゆびわマーク“のJFE継手(旧日本鋼管継手)は親会社がリケンとなり5月9日より「日本継手」に社名変更する予定です。
“こまマーク”のリケンは当社がメインとしているメーカーですが、従来からCK金属と連携をとっており、「リケン・CK・旧JFE」を一つのグループとみると旧日立グループを超える勢力となります。
アライアンスの進行は、需要の減少による生き残り策ともいえるでしょう。
消火配管を含めれば金属管はまだまだ根強い需要もあります。
時代の変化に柔軟に対応できるかが生き残りのカギのようです。