みらい市 2018 in東京ビックサイト

投稿者:落合智貴
7月20日~21日に東京ビックサイト西ホールで恒例の展示会「みらい市」が開かれました。
TOTOは好評のネオレストNXの展示説明をしていました。
ネオレストNX

オンダ製作所の新型架橋ポリエチレン用継手「ダブルロックジョイント REVOS(レボス)」は13φの継手が未来工業のRMリフォームカバー20サイズに入る様にスリムに作られています。
13φでも従来品の16φの流量が確保できるのも大きな特徴です。
お値段は従来品よりも高いですが、ニーズが大きいかもしれません。
オンダREVOS

ユアサ商事やまずみ会

投稿者:落合智貴
当社の仕入れ先であり、私が1年間社員としてお世話になった会社がユアサ商事㈱です。
ユアサ商事では仕入れ先が炭協会、得意先がやまずみ会として様々な行事を行っています。
全国各地に業界ごとに結成されているやまずみ会ですが、当社が所属するのが「関東やまずみ会流体システム部会」です。6月18日に鉄鋼会館で行われた総会で、私は会長に就任しました。前任は日本管材センターの関根唯夫会長で、21年間やまずみ会会長を務められました。(総会の様子は管材新聞をご覧ください)

総会後、ユアサ商事本社に伺い、佐藤会長(右)、田村社長(左)にやまずみ会会長就任のご挨拶をしてきました。
新入社員としてユアサ商事に入社した24年前を思うと感無量です。
ユアサ本社

7月6日にはやまずみ会主催の展示会「グランドフェア」の開会式が行われ、主催者代表としてテープカットを行ってまいりました。(管材新聞
グランドフェア2018

やまずみ会会長は責任重大ですが、様々な経験をさせてもらえ、勉強になることが多いと思います。
恩返しのつもりで頑張っていきたいと思っています。

管機連第6回定時社員総会

投稿者:落合智貴
全国管工機材商業連合会(管機連)は全国にある管工機材の業界団体を取りまとめる上部団体です。年に一度の定時社員総会の司会を私は6年連続で務めております。
6月11日に行われた総会では会長が小泉久則氏から橋本政昭氏に交代しました。

総会のあとの講演会ではお二人からお話がありました。
1、経済産業省 製造産業局 素材産業課 湯本課長様
「第4次産業革命への対応 ~Connected Industriesの取組~」
デジタル化によりモノづくりの現場が変革している。第4次産業革命とはIoTや人工知能、ビックデータ、ロボットなどを使った自律化・相互協調の社会である。ネットからリアルへ、リアルからネットへの動きが盛んに行われている。製造現場のデジタル化のメリットは人手不足の解消や技能伝承、利益の拡大などが考えられる。Connected Industriesとはヒト・カネ・モノに加えてデータや情報が新たな経営資源になること。機械とデータが結びつくことによって新たな付加価値やサービスが創出されることが期待される。

2、国土交通省 住宅局 住宅生産課 長谷川課長様
「住宅建築行政の最近の動向について」
平成30年3月に閣議決定した建築基準法の一部改正では①建築物・市街地の安全性の確保 ②既存建築ストックの活用 ③木造建築を巡る多様なニーズへの対応 が背景にある。
「安心R住宅」の制度は、耐震性がありインスペクションが行われた住宅でリフォーム等について情報提供が行われる既存住宅に対し国の関与のもとで事業者団体が標章を付与する仕組み。
下水道への紙オムツ受入実現に向けた検討ロードマップを策定した。紙オムツの処理方法はAタイプ(固形物分離タイプ)、Bタイプ(破砕・回収タイプ)、Cタイプ(破砕・受入タイプ)を設定している。2022年にガイドラインを作成したいと考えている。

【橋本新会長から小泉前会長へ感謝状の贈呈】
管機連

Amazonはどうする?

投稿者:落合智貴
GAFAという言葉を最近よく聞きます。
G(グーグル) A(アップル) F(フェイスブック) A(アマゾン) の4社の頭文字をとった言葉です。
IT社会の進歩は目覚ましいものがありますが、この4社が世界のプラットフォームを牛耳っているということでしょう。

そのなかでも小売業の仕組みを根本的に変えようとしているのがAmazon(アマゾン)です。「世界最先端のマーケティング(日経BP社)」ではAmazonを筆頭に、オンライン(ネット)とオフライン(リアル)の垣根を越えて両者が徐々に融合していく動きが解説されています。

世界最先端のマーケティング
冒頭に、“チャネルシフト戦略とは、オンラインを起点としてオフラインに進出し、顧客とのつながりを創り出すことによって、マーケティング要素自体を変革しようとする戦い方である。”と述べられており、ネット企業がリアルの領域に手を広げ、顧客との接点を増やす方向に進んでいることが述べられています。

・アマゾンダッシュとは飲料や洗濯洗剤やおむつなど特定銘柄をアマゾンで購入するための専用ボタンであり、その革新性はオンライン購入のゲートを、自宅というオフライン空間に出現させたことにある。
・アマゾンゴーはレジのないコンビニであり、顧客はアプリを起動して入店し、商品をピックアップしたらそのまま店を出ていけばオンラインのアカウントで決済が完了するシステム。
・アマゾンブックスはリアル店舗であり、プライム会員はオフラインであっても、オンラインと同じ優待価格で購入できる。
・アマゾンはキンドルというチャネルを持つことによって、「本(モノ)」ではなく「読書(コト)」を提供し、顧客時間のすべてに関与できるようになった。

従来、リアルの小売業では顧客の購入時点の情報しか得ることができませんでした。
アマゾンの新たな試みは、「個客」を認証する技術を活用し、その行動データを収集し、それをもとにマーケティング要素自体を変革し、一人ひとりに最適な提案を仕掛けるというものです。
販売戦略を考えるとき、これから常に意識しなければいけないのは次の言葉かもしれません。
『アマゾンはどうする?』