落合住宅機器の歴史を辿る【平成17年度(2005年度)】

投稿者:落合智貴
ライブドアのホリエモン社長が過激な発言で世間をにぎわしたのがこの頃です。
小泉政権の長期化で政治・経済共に比較的安定していたため、世の中全体が少し強気に出ていたんですね。
戦後最長のいざなぎ景気を超える勢いだと言われ、一時はデフレの脱却を期待する向きもありました。
今となってはリーマンショック前の”束の間の宴”だったと言えるかもしれません。
ホリエモン

この年の当社の目標は次の3つでした。
1、営業体制の分業化
新人が在庫発注を一人で担当する体制がようやく定着し、欠品が少なく安定的な在庫管理が出来るようになったのがこの頃です。営業担当者不在の場合にも業務担当者がきちんとフォローする体制を意識してきたのもこの頃からでした。各営業マンが、個人商店ではなく、組織的な動きができるようにしたい。そんなことを目指して努力していきました。

2、在庫配置の最適化・入荷品全品把握
倉庫の棚のラベル表示をきめ細かくするように推進しました。昔の当社は商品がどこにあるかはベテランでないと分からないといった状態でしたが、初めての社員やお客様でもすぐに分かるような表示を進めていきました。
入荷検品の体制なども整え、お引取予定の商品がどこのお客様宛の商品かを明示するなど工夫をしました。
仕入れたのに売上が計上されていない商品はないか?などを追及するためのチェック体制を整えました。

3、全部門黒字化の達成
当社は営業部・工事部・物流管理部の3部門が収益を生み出していますが、全ての部門の損益計算書をつくり問題点を明確にしていきました。特に当時は物流部門が赤字体質であり、配送件数の増加を目標に意識改革を進めていきました。今では物流管理部も黒字が普通になってきましたが、この頃の努力が実ってきたのかなと思います。

今振り返ってみますと、当時の売上高上位10社のうち、なんと5社のお客様がその後倒産しています。「金儲け」はしたいですが、良い時ほど気を引き締めなければいけないというのが教訓ですね。

「水」の怖さ

投稿者:落合智貴
先日の台風19号では各地に洪水など大きな被害が出ました。
千曲川や阿武隈川など、多くの河川で堤防が決壊するなど氾濫しました。
この台風で亡くなった方は福島県で30人、宮城県で16人、神奈川県で14人などと報道されています。洪水によって建物が水没したり流されたり、土砂崩れも多く発生しました。電柱が倒れることによる停電や、高層マンションなどでは電気室が水没することによる停電もありました。
温暖化の影響によって今後同規模の台風が頻発することも想定しなければならなくなりました。
今後の課題としては、避難のあり方などソフト面が一つ。ダムや貯水施設の建設や、堤防の補修などハード面の整備が二つ目となります。しかしハード面は相当の時間とお金がかかります。

【 台 風 1 9 号 に よ り 千 曲 川 が 氾 濫 】

そもそも「水」はありがたい存在で、人類の文明はメソポタミア文明やインダス文明など川の近くから発展がはじまりました。農業に水が必要なのはもちろん、生活用水を確保する意味でも川の近くが都合が良かったためと学校で習いました。
日本で上下水道が広く普及するようになったのは昭和の高度経済成長の時代です。
つい数十年前までは日本でも井戸水を使うのが当たり前でした。
当社の仕事も水道インフラの発展に寄与していると自負していますが、これだけ豊かになり、技術が発展しても風水害は防げないんですね。
電気が水に弱いというのも都市化の弱点と言えるかもしれません。
水は生活に欠かせないと共に怖さも併せ持つ存在です。
今回の台風で「水」の存在は有難いと共に怖い存在であることをあらためて感じました。

製販合同懇談会2019秋

投稿者:落合智貴
東京管工機材商業協同組合の年二回の製販合同懇談会が10月9日にヒルトン東京にて行われました。今回は青年部主催の講演会もあったため立派なホテルでの開催となりました。
各メーカー様の発表を下記に要約しました。

●リケン
ねじ込み継手の特約店向け出荷量は、2018年度は前年比92%。2019年度8月までは100%で推移。オリンピック特需はなかった。ハウジング継手のトップジョイントは2015年度から2019年度の4年間で2倍になるほどの伸長。
●フネンアクロス
オリンピック需要は6~7月にほぼ終了した。北海道ニセコなども売り上げが増えた。新商品の遮音エースはデベロッパー様に大変好評。同じく新商品の大口径200φも予想以上の需要があり、生産が追い付いていない。
●TOTO
千葉の台風被害で、物流センターや工場に被害があり出荷でご迷惑をかけた。原材料と物流費の上昇によりやむなく10月より定価値上げをお願いした。2019年下期はパブリックを中心とした伸びが予想される。新キャッチコピーとして「びっくリーン技術」を打ち出す。オフィスはトイレがきれいかどうかが入居のポイントになるので積極的にPRして頂きたい。
●三菱電機住環境システムズ
エアコンのフロンガスはオゾン層破壊防止、地球温暖化係数の減少を目的に、R22→R410A→R32と変わってきた。R22は2020年に生産全廃となるので入手しづらくなり、既設品の修理が難しくなる。現在6馬力以上の機種ではR410Aが使われているが、R32への移行を進めていきたい。
●大和バルブ
需要部門別では半導体、機械金属部門の需要が伸びており、建築設備部門は微増。品種別ではステンレス弁が減少している。オリンピック需要が終わり、今後は都内再開発需要に期待したい。
●テラル
住宅着工は2019年度前年比93%の見込み。マンションストックは増加を続けているが、着工は減っていく予想。増圧ポンプの出荷は2009年以降増加を続けている。MC5型増圧ポンプは省電力・静音・軽量・低振動が特徴。新旧ポンプの交換メリットを説明するために、省電力計算書の作成を活用してほしい。

製販懇談会2019秋

落合住宅機器の歴史を辿る【平成18年度(2006年度)】

投稿者:落合智貴
長期政権であった小泉純一郎首相から安倍首相(第一次)に交代したのがこの年です。小泉政権時代には景気は上り調子であり、企業業績は比較的堅調でした。ここから首相が毎年変わるという事態が始まります。

建設業界ではいわいる「構造計算書偽造問題」が発覚し、A一級建築士やH社社長らが国会証人喚問を受けるなど社会的にも注目されました。この事件により建て直しを余儀なくされたマンションもありました。この事件をきっかけに建築確認申請が厳しくなりました。

この年に当社が取り組んだことを挙げてみます。
●在庫品揃えの強化
未来RM25サイズ 目皿の皿のみ ビニマス200サイズ スリムダクトのホワイト色 塩ビ合フランジ ・・・ 
など在庫アイテムをかなり増やしました。
●工具展示会の初開催
この年に初めて会社の駐車場で開催しました。翌年からは近所の渋谷本町区民会館を借りて実施しています。
この工具展は今でも毎年行われています。
●工事部新入社員を採用 職業訓練校に派遣 
東京都立城南職業能力開発センターの配管科に6か月間通ってもらいました。今では大きな戦力です。
●物流部門のカイゼン提案制度
物流会議の中で、カイゼンした方が良いと思うポイントを各社員に挙げてもらい、順次実施していきました。
棚の配置、倉庫の蛍光灯の増設、棚のラベルをわかりやすくする、重量ラックの設置 etc・・・ 
1年間で55項目のカイゼンが行われました。
●倒産保険の加入
当社は得意先の倒産による貸し倒れが比較的多い会社でした。
これらを保全するために倒産保険の加入を決断しました。

平成19年2月にはおかげさまで当社創立55周年を迎えました。
OBの皆様にも集って頂き、お祝いを行いました。

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(皆さん今よりちょっとずつ若い!! 懐かしいお顔も見えます)