投稿者:落合智貴
イラン紛争によるホルムズ海峡の封鎖が長期化しそうな状況です。
先日はトランプ大統領と習近平国家主席の米中首脳会談が行われましたが、イラン問題解決の糸口は見えてきません。
管工機材業界においても今年の4月中旬以降、塩ビ管・接着剤・架橋ポリエチレン管などの供給不足は1ヶ月続いてしまいました。
サプライチェーンにおける各ポジションで皆様努力されていると思います。
メーカーは原料の供給不足により生産を絞っている状況です。樹脂加工工場は、一度生産を止めてしまうと再開するのに大きなコストがかかるとのことで、少なくても継続的に生産を維持したいそうです。
一次問屋は決して買い占めている訳ではなく、普段の3~4倍来る客先からの発注に対し、優先度の高い実需を選別して出荷してくれています。昨年実績を超える受注は受けられないとのスタンスをとっているところがほとんどですので、我々二次販売店もいつもと違う問屋さんに発注しても断られるケースが多いです。
我々二次販売店は少ない入荷品を緊急度の高い現場にできるだけ納品することが出来るよう尽力しており、特定の商材は倉庫がカラカラです。。
お客様には大変ご不便をおかけしておりますが、ご理解のほどお願い申し上げます。
経済産業省は「中東情勢関連対策ワンストップポータル」を設けています。
現場の状況を報告するフォームもありますので、国に伝えたいことがある方はご利用ください。
ポータルサイトによると、原油の輸入先の93.0%はホルムズ海峡に依存しているとの事。一方LNGは6.3%に抑えられているそうです。
経済安全保障の重要性が表面化したのが今回の事態だと思います。
サイトの中で、「中東情勢等を踏まえた中小企業・小規模事業者向け支援について」というページもあります。商工中金や日本政策金融公庫が融資に関する相談窓口になっているそうです。
経済産業省の赤澤亮正大臣は今回の事態への対応や、賃上げの継続的な実施が重要であるとのメッセージを動画で公表していますのでご覧ください。
【赤澤大臣動画】














