落合住宅機器の歴史を辿る【平成18年度(2006年度)】

投稿者:落合智貴
長期政権であった小泉純一郎首相から安倍首相(第一次)に交代したのがこの年です。小泉政権時代には景気は上り調子であり、企業業績は比較的堅調でした。ここから首相が毎年変わるという事態が始まります。

建設業界ではいわいる「構造計算書偽造問題」が発覚し、A一級建築士やH社社長らが国会証人喚問を受けるなど社会的にも注目されました。
この事件により建て直しを余儀なくされたマンションもあり、以降建築確認申請が厳しくなりました。

この年に当社が取り組んだことを挙げてみます。
●在庫品揃えの強化
未来RM25サイズ 目皿の皿のみ ビニマス200サイズ スリムダクトのホワイト色 塩ビ合フランジ ・・・ 
など在庫アイテムをかなり増やしました。
●工具展示会の初開催
この年に初めて会社の駐車場で開催しました。翌年からは近所の渋谷本町区民会館を借りて実施しています。
●工事部新入社員を採用 職業訓練校に派遣 
東京都立城南職業能力開発センターの配管科に6か月間通ってもらいました。今では大きな戦力です。
●物流部門のカイゼン提案制度
物流会議の中で、カイゼンした方が良いと思うポイントを各社員に挙げてもらい、順次実施していきました。
棚の配置、倉庫の蛍光灯の増設、棚のラベルをわかりやすくする、重量ラックの設置 etc・・・ 
1年間で55項目のカイゼンが行われました。
●倒産保険の加入
当社は得意先の倒産による貸し倒れが比較的多い会社でした。
これらを保全するために倒産保険の加入を決断しました。

55周年2007年H19
【平成19年2月には創立55周年を迎え、OBの皆様にも集って頂きお祝いを行いました。】