投稿者:落合智貴
帝国ホテルにおいて東管機組合70周年記念式典が行われました。昭和22年(1947年)の結成以来12代に渡る理事長に引き継がれて今に至っています。当日は橋本理事長のあいさつやご来賓のあいさつの他、永年勤続優良社員の表彰も行われました。
【橋本理事長のあいさつ】
記念講演は東京都財務局長の武市氏による「2020年に向けた都政の状況」と題して行われました。
内容を下記にご紹介します。
東京都の予算規模は約13兆円であり、スウェーデン一国の財政規模に相当します。
平成29年の東京都予算は1、ダイバーシティー 2、スマートシティー 3、セーフシティーの3つを実現すべくメリハリをつけたものにしています。
1、 ダイバーシティー
・テレワークに係るコンサルティング費や機器導入費の一部を支援
・通勤混雑を緩和する為、時差出勤などを推進
・人材確保支援事業として、中小企業の相談窓口の設置やコンサルティングの支援を実施
・障がい者団体と民間企業のマッチングを推進
2、スマートシティー
・次世代イノベーションの創出を目指し、中小企業と大学・研究機関等との連携を支援
・中小企業のIoT化やIoT製品開発を支援
3、セーフシティー
・金融、電力、空港などの分野毎にサイバー攻撃への机上訓練を実施
・中小企業サーバーセキュリティー対策としてガイドラインの作成、配布等の促進
・中小企業のデータバックアップ等のBCP・ウイルス対策などの支援
入札契約制度改革の概要は下記の通りです。
1、 予定価格の事後公表
2、 JV結成義務の撤廃
3、 1者入札の中止
4、 低入札価格調査制度の適用範囲の拡大
より多くの入札参加者を確保し、適正な競争により契約が締結されたことを都民にも見える形に制度を再構築し、入札の透明性を高めるのが狙いです。