加工管のススメ

投稿者:落合智貴

最近の建設業界はオリンピック・パラリンピック需要の高まりを受けて人手不足が言われています。現場ではいかに効率よくスピーディーに作業ができるかということが課題になっているかと思います。最近少しずつ増えているのが加工管のご依頼です。鉄管・樹脂管・フネン管・塩ビ管など各管種で問屋やメーカーが加工をお勧めしています。

加工管を使うメリットは以下のようなものがあります。

1、現場での作業時間を短縮
2、工場で耐圧試験をやるので漏水のリスクが少ない
3、現場で余る端材がないのでゴミ処理コストを削減できる

事前の打ち合わせが必要ですので、現場スケジュールをしっかり管理できていないと難しいですが、メリットは大きいと思います。鉄管の場合、パイプを指定された寸法で切断し、両端をねじ切りやグルービング加工をし、継手をつけるまでをご依頼されるケースが多いです。マンションにおける架橋ポリエチレンのプレハブ加工も今では当たり前になっていますね。材料費は多少高くなりますが、施工費を含めたトータルコストを考えるとメリットは大きいです。一番高いのが人件費。それをうまくコントロールするのが現場代人さんの腕の見せ所だと思います。

【先日ご依頼頂いた 白sch40管 の加工管】