投稿者:落合智貴
新宿のNSビルにありますダイキン工業さんのショールーム“フーハ東京”にて行われた、「ダイキンECO祭り」を見学してきました。省エネ法のトップランナー基準の規定により2015年4月から省エネAPE基準が厳しくなるとの事です。これはポンプなども同じ基準ですが、三相モーターをIE3以上という基準にしなければならないということです。これにより、ダイキンの業務用空調機スカイエアーはFIVE STAR ZEASとEco ZEAS(今後はEco ZEAS 80に名称変更)に絞られ、一番安いタイプのZeasシリーズは廃番になります。
それと今回注目したいポイントはフロン回収に関わる法改正があったことです。フロンガスの取り扱いは空調施工業者にとっては必須の条件になります。従来は「第一種フロン回収業者」という登録制度があり、「RRC冷媒回収技術者」の資格を有する者の在籍が必要でした。しかし今後は「JRECO冷媒フロン類取扱技術者」という資格が新しく設立され、企業としては「第一種フロン類充填・回収業者」という登録を都道府県に届け出る必要があるとの事です。回収だけでなく充填も含めた資格が必要になったということになります。現在資格取得講習会は申し込みで一杯だそうです。
当社の工事部門も「第一種フロン回収業者」の登録をしていますので、今後充填の資格取得と会社登録を進めていきたいと思います。