投稿者:落合智貴
TOTOのウォシュレットや一体型便器の生産について、サプライチェーンの乱れにより納期遅延が発生しています。原因はベトナムの新型コロナウィルスまん延防止のためのロックダウンだそうです。ウォシュレットに使用するケーブル線部品はベトナムで製造しておりますが、ロックダウンで工場がストップしています。現在代替手段を模索しているとのことです。
ベトナムのロックダウンの影響はTOTOだけでなく、LIXILのシャワートイレ、パナソニックのアラウーノ、ノーリツ・リンナイなどの給湯器においても納期遅れが出ています。
2011年の東日本大震災や2020年の中国・武漢での新型コロナ発生時にもサプライチェーンの混乱が起きました。
メーカーの製造はグローバル化しており、サプライチェーンは広域にわたります。コストダウンが至上命題となっている昨今、低コストと安定供給の両立は非常に難しいことが分かります。
トヨタ自動車も大幅な減産を発表しました。
新型コロナの影響は飲食業にとどまらないようです。
納期遅れに関してはお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。