投稿者:落合智貴
昨年(2019年)7月に初台から江古田に本社を移転し、旧本社の落合ビルはその後売却しました。1階の当社使用部分と2~7階の賃貸マンション「ベルフラワーコーポ」は2020年9月末まで賃貸契約が残っていたため、解体・建替は2020年10月以降になることは当初から決まっていました。
落合ビル・ベルフラワーコーポは昭和48年(1973年)に建築され、47年が経過しました。旧耐震の建物であり、当時の給排水はSGP白ガス管でしたので配管のメンテナンスもコストが掛かっていました。2階以上の住居部分に行くのに階段を上らなければいけないなど、バリアフリーにも対応しておらず、ここらが限界ではないかとの判断が建替に至った理由です。この10月から解体が始まり、今後は東京建物様の賃貸マンションに生まれ変わる予定です。
【1階の旧事務所は何も残っていません】
マンション名にある“ベルフラワー”は落合家の家紋である桔梗(ききょう)の英名です。今放送中のNHK大河ドラマ「麒麟が来る」では明智家の家紋が桔梗であると描かれています。また、先日のTBSドラマ「半沢直樹」では半沢の妻役の上戸彩さんが白井大臣役の江口のりこさんの胸に桔梗の花を挿してあげるシーンがあり、「桔梗の花言葉は“誠実”です」と告げていました。その後白井大臣は柄本明さん扮する箕部幹事長に引導を渡すことになりますが、制作者は織田信長に引導を渡した明智光秀とダブらせたかったのかもしれません。
47年間お世話になった建物に感謝しつつ、今後も江古田社屋で”誠実”に会社を経営し、未来に向かって頑張りたいと思います。
【47年前の初代・落合義作、2代目・隆博 現在の3代目・智貴】