投稿者:落合智貴
ドライバー職の方などの残業規制が義務化される2024年問題が目の前に迫っており、人手不足によって今までのように物流がスムーズにいかないのではないかとの懸念がされています。近年宅配の再配達を防ぐために宅配ロッカーが普及してきているのはご承知の通りです。
宅配ロッカーはかなり普及してきましたが、街中でもアマゾンロッカーやPUDOなども増えてきた印象があります。自宅に宅配ロッカーがなくても都合の良い場所にあるロッカーで荷物の受取や発送ができる世の中になってきました。
先日2024年版の手帳をアマゾンで購入したつもりだったのですが、届いたものが2023年版の手帳であり、発注ミスをしていたことが分かりました。
アマゾンの返品ルールによると、ヤマト運輸さんの引き取り・持ち込みが可能でしたが、PUDOなど街中の宅配ロッカーへの預け入れも可能であることが分かりました。
スマホで返品手続きをすると番号が発行され、PUDOでも返品することが出来ました。
PUDOの画面で番号を入力もしくは二次元バーコードをかざすと、預け入れるものが“誰からのどんな商品なのか”が特定されます。数日後にはクレジットカードで手数料を引いた金額で返金処理がなされるという仕組みです。
これはロッカーというハードウエアとヤマト運輸の物流インフラ、そして決済システムを含むITシステムを上手に仕組化した事例だと思います。
顧客がストレスなくやり取りができる仕組みを作ることが、あらゆる商売で重要であると感じた経験でした。