投稿者:落合智貴
世界の予想を覆す民意が、イギリスのEU離脱に続きアメリカでも示されました。
米大統領選は優勢と伝えられていたヒラリー・クリントンを破り、ドナルド・トランプが勝利しました。
今後世界がどのように変わっていくのだろうか?と不安に思われる方も多いと思います。
変化を嫌うのが人間の本能だと思うのですが、アメリカの抱える閉塞感は我々日本人が想像する以上に大きかったのだと思います。アメリカは大きな変化を求めました。
個人の幸せがあっての国の繁栄であるというのが民主主義の本質だと思います。
独裁国家の様に一部の特権階級だけが利益を独占するのは多くの人を不幸にします。
民意が自分たちの幸せのために決断をする。
一人一人の決断が世界を変えることを実感できる選挙でした。
トランプ大統領の誕生によって、世界秩序の「当たり前」が変わるかもしれません。
軍事秩序はアメリカ中心ではなくなるのか?
貿易は自由主義から保護主義に変わっていくのか?
人種差別への配慮はなくなっていくのか?
力の均衡が崩れるときに新たな覇者が現れることもあります。
中国やロシアがどんなことを考えているのかも注目点です。
イアン・ブレマーが唱えた「Gゼロの世界」がいよいよ現実のものになったのか?
世界情勢から目が離せなくなりました。