落合住宅機器の歴史を辿る【平成19年度(2007年度)】

投稿者:落合智貴
アメリカのサブプライムローン問題がヤバそうだぞ、と囁かれる様になってきたのがこの年でした。その後リーマンショックを招きます。
この年は耐震偽装問題の影響で建築基準法が改正され、建築確認申請に大変時間が掛かり、着工にも大きな遅れが出るという事態が起きました。
2008年の北京オリンピックを間近に控え、原料素材の上昇が商品単価を大きく押し上げたのもこの年の特徴でした。

当社としては新しい試みが多かった年でもあります。
1、TDYリモデルスタイルフェアと松下電工汐留ショールームの見学をバス動員にて実行
2、初めての「主力メーカー商品説明会」をTOTO新宿スーパースペースで実施。
3、会社ユニフォームとしてジャンパーと作業着を作成
4、ヤクルト球団の年間ボックスシートをやめる(現在は巨人戦に切り替えています)
5、年間売上1000万円以上のお客様に年末ジャンボ宝くじを進呈
6、インターネットバンキングを開始

業績の方はまずまずで、バブル崩壊以来最高の粗利益率を上げることができました。

会社創立55周年記念行事として、ダイキン滋賀工場見学会と京都観光に行きました。
京都御所や金閣寺、嵐山を観光したのも楽しい思い出になりました。

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(55周年記念旅行 京都御所にて記念撮影)

東京みらい市2024を見学

投稿者:落合智貴
10月11日(金)~12日(土)に東京ビックサイトで「東京みらい市2024」が開催されました。約15,000人が来場、WEBも含めると約27,000人が見学したそうです。

荏原製作所では分割搬入可能な増圧直結給水ポンプを展示
エバラ

テラルでは自動と手動を組み合わせた災害対策用井戸ポンプを展示していました
テラル

愛知管工機材設備総合展2024を見学

投稿者:落合智貴
10月10日から3日間、愛知県の吹上ホールで開催された管工機材設備総合展の開会式に出席してきました。
愛知管工機材店開会式
積水化学工業のブースでは「エスロン ラクのびペックス コルゲートウォーム」を展示。
戸建やマンションなどの住宅用給水・給湯配管として使われている5mm保温付き架橋ポリエチレン管と同等の優れた保温性を持ち、被覆保温材部の耐傷性と伸縮性を向上させるとのことです。
らくのびペックスコルゲートウォーム動画
セキスイ

落合住宅機器の歴史を辿る【平成20年度(2008年度)】

投稿者:落合智貴
当社は昭和37年(1962年)に松下電器産業の代理店となりました。当時の管材業界では松下電器の代理店はまだなく、管材業界として初めて代理店となった、数少ない会社の一つでした。松下電器の代理店であることは当時としては対外的な信用が非常に大きく、当社の創業者で私の祖父はこれを大変誇りに感じていました。
昭和40~50年代は代理店としてナショナル製品の拡販に大変力を入れていたのですが、平成に入ってからは力及ばず販売量が減ってきました。その間、松下電器は松下電工との合併や、ナショナルブランドを全廃しパナソニックブランドに統一するなど組織再編が進み、当社も代理店としての地位を平成20年度をもって返上することになりました。

この年当社は「圧倒的な品揃えとフレキシブルな配送体制を確立しスムーズな流通体制をご提供すると共に、メーカーとお客様を主体的に引き合わせ新商品等の情報を積極的にご提供する。」との経営方針を立てました。
松下電器を中心とした住宅機器商品だけでなく、配管材料の販売に軸足を重く置いていくという決意を表したものであり、配送社員の一人当たり配送件数を増やしていくことなどに力を入れました。
品揃えや物流体制の効率化が重要な課題であるということを改めて確認した年になりました。

比較的安定した業績を上げた平成18~20年度でしたが、群馬のゼネコンI社の倒産による連鎖で、当社の得意先も2社倒産しました。
この時の貸倒れは4000万円を超え、さらにこれ以降リーマンショックの苦しみが始まります。

【この年、東管機組合の理事に就任。第四支部新旧理事で記念撮影】
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