2020年 を占う

投稿者:落合智貴
2020年がスタートしました。令和に入って初めての年越し。西暦では10年の区切りを迎え2020年代がスタートしました。今年はなんといってもオリンピックイヤーです。
石原都知事が東京にオリンピックを誘致すると言っていたころは否定的な見方が多かったと記憶しておりますが、そんなことは忘れ、日本全体が東京で迎えるオリンピックを楽しみにしていると感じられます。終わった後にやって良かったと皆が心から思える大会になればいいですね。

オリンピックはさておき、2020年はどんな年になるのでしょうか?
年明け早々、カルロス・ゴーン氏のレバノンへの出国や、アメリカによるイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の殺害などキナ臭い年明けとなりました。
日経元旦
日経新聞の元旦トップ記事は「逆境の資本主義」とのタイトルで連載が始まりました。資本主義の常識にほころびが見え始め、デジタル化によって転換期を迎えているのではないかとの提言です。産業革命以降、モノの大量生産が経済成長を牽引してきたが、デジタル化によって富の源泉は知識や情報、データに移ってしまったとの指摘です。
株主第一主義を貫いてきたアメリカでさまざまな問題が起きていることも資本主義のほころびの表れと言われています。日本のように「保護志向が強い資本主義」や、中国のように「資本主義的な社会主義」がうまく機能しているようにも感じられます。
全てが自由な資本主義では限界があるという事なのでしょうか?

その他今年を占うテーマは以下のようなものがあると思います。
・AI発達はどこまで進むのか?
・アメリカ大統領選の影響により米経済が世界経済を牽引か?
・安部首相は憲法改正の道筋をどうつけていくのか?
・次世代通信規格5Gがスタートすることにより社会がどう変わっていくのか?
・○○ペイなどキャッシュレスがとこまで浸透するか?
・働き方改革が加速する。休みを取って当たり前の常識が定着するか?
・五輪後の景気反動は本当に来るのか?