投稿者:落合智貴
1月28日に埼玉県八潮市の県道で、道路が陥没しトラックが転落する事故が起きました。
二次崩落も起きており、捜索は難航しています。
周辺からスロープを作って足場を固め、トラック運転手の救出を試みていますが、難しい作業が続いています。
この事故の原因はコンクリート製の下水道管の腐食によるものと報じられています。
下水道は国土交通省の管轄。上水道は2024年4月に厚生労働省から国土交通省に管轄が変わったばかりです。
上下水道が一体の組織で管理できるようになったのは、関係者の方の長年の悲願だったそうです。
今回の下水道もそうですが、上水道においても管の老朽化は刻々と進んでおり、耐震化を含めた更新工事は予算が理想通りにはつかず、遅れているのが現状だそうです。
能登半島の地震でも水道の復旧には大変時間がかかりました。
水道インフラにしっかりと予算をつけなければならないと日ごろからおっしゃっていたのが昨年末に不慮の事故でお亡くなりになった参議院議員の足立敏之先生でした。
国の財政が厳しい中、適切に予算の優先順位をつけるのが国の役割です。
選挙で票になり辛いかもしれませんが、国民の安全を守るための予算はしっかりと優先してほしいと思います。