オムニチャネルの時代到来

投稿者:落合智貴
ネットの発達が目覚ましい最近ですが、流通や物流も大きく変わり始めています。
通信販売市場は2003年の2.79兆円から10年後の2013年には5.86兆円に倍増したそうです。
宅急便でおなじみのヤマトグループの従業員数は2005年の14.2万人から2015年には19.7万人に増加しています。

オムニチャネルという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
消費者がモノを購入するまでの過程の中でリアルやネットが融合してくる状況を言いますが、オムニチャネルに至るまでにはいくつかの段階があります。
・シングルチャネル
「顧客とお店」「顧客とテレビショッピング」など単一接点で購買が行われる状態。
・マルチチャネル
「店舗で買う人」、「電話で注文する人」、「ネットで注文する人」などそれぞれの顧客が自分のチャネルを選ぶ。複数接点を別々の人が使う状態。
・クロスチャネル
一つのお店に対し店舗や電話やネットなど複数接点を一人の人が使い分ける状態。ただし在庫状況などは一元化されていない。
・オムニチャネル
複数拠点をシームレスに利用できる。たとえばカタログで見つけて、スマホで仕様を調べて、WEBで価格を比較して、ネットで注文して、店舗で受け取り といったことができる。在庫状況はあらゆるチャネルがネットで一元化されている。

オムニチャネルの最先端企業はセブンアンドアイグループヨドバシカメラが代表的です。
ユニクロもオムニチャネルを意識した戦略を進めています。
これから宅配ロッカーが駅やコンビニやいろいろなところに増えてくるでしょう。
時代はどんどん進んでいるようです。

【楽天BOXやアマゾンロッカーが増えてきそうです】