高市早苗内閣が発足 片山さつき財務大臣就任

投稿者:落合智貴
高市早苗氏が首相に任命されました。
憲政史上初めての女性の総理大臣誕生となります。
組閣の中で財務大臣・金融担当大臣・租税特別措置・補助金見直し担当大臣に任命されたのが片山さつきさんです。
片山先生は、全国管工機材商業連合会(管機連)の名誉顧問となっており、8月に行われた第57回管工機材設備総合展でも視察にいらっしゃり、私も含めた組合幹部と懇談させていただきました。
名刺交換をして以来メルマガを送っていただくようになったのですが、財務大臣就任直後にも就任のご挨拶メールをいただきました。
その中で高市総理からの指示が明記されていましたのでご披露いたします。

1. 積極財政による経済成長の実現
2. 歳出・歳入改革と財政健全化の両立
3. 租税特別措置・補助金の適正化
4. EBPMによる予算の効率化
5. 国・自治体発注の適切な価格転嫁を推進
6. 対日直接投資審査の高度化
7. 投資促進と資産運用の高度化
8. 地域金融の活性化と地方創生
9. 公正・透明な金融市場の整備
10. 少子化対策と税・社会保障の一体改革

高市内閣の誕生を好感し、株価は5万円に迫る勢いとなっています。
積極財政と財政健全化という、相反する目標を両立させることが出来るか?
永遠のテーマに挑戦する高市内閣に期待したいと思います。

高市内閣

落合住宅機器の歴史を辿る【昭和61~63年度(1986~1988年度)】

投稿者:落合智貴
昭和もだいぶ遠い過去になってきました。
当時の竹下内閣は「ふるさと創生」と称して市町村に1億円づつ配る政策をとりました。各自治体は工夫を凝らした使い方を試みましたが、結果はいまいちだったようです。財政難の今では考えられない政策ですね。

当社は昭和27年の創業以来36年間社長を務めてきた落合義作に代わり、昭和63年に落合隆博が二代目社長に就任しました。私の父である隆博は昭和46年、母との結婚を機に当社へ入社し、専務取締役として現場で指揮を執っていました。当初は旧姓の中山専務を名乗っていましたが、昭和59年に落合家の跡取りとして養子縁組し落合専務となりました。

当時の父は入社17年、年齢が48歳と創業者が二代目にバトンを託すのにちょうどよいタイミングだったのだと思います。当時祖父である落合義作は「二代目が会社を伸ばすんだ」と言っておりました。会長に退き、ゴルフや旅行にと悠悠自適の生活を楽しめると感じていたと思います。この時点ではまさか二代目に先立たれるとは思っていなかったでしょう。
私は当時高校生。高校野球に打ち込んでいました。自分が三代目であることを薄々意識しだしたのがこの頃だったのかもしれません。

【前列右から2番目が初代義作、後列左が二代目隆博、その右が三代目筆者(18歳)】
3代6人-1024x768
父は自分なりのやり方で会社を良くしていこうと意欲に燃えていたのだと思います。お客様を大事にする精神、社員を大事にする精神を大切にしていました。父が社長を務めた7年間は当社の歴史の中でも最も業績の良い時代でした。この頃は年間売上が9億円以上で、経営は安定軌道に乗っていたと思います。今となっては大変うらやましい繁栄の7年間でした。

赤澤経済再生担当大臣の講演

投稿者:落合智貴
先日、経済再生担当大臣の赤澤亮正先生のご講演を聞く機会を頂きました。
先日までトランプ大統領と対峙された”時の人”である現職大臣の貴重なお話で、大変ありがたかったです。
講演の内容をご報告申し上げます。

タイトル「日本の経済戦略および日米関税合意について」
1,今後20年で1500万人の生産年齢人口が減少する見込みだが、人口減少下における持続可能な経済社会の構築に必要なのは
①労働参加の拡大 ②生産性の向上 ③出生率の向上 であり、その中でも②生産性向上がポイント。
省力化投資・DXの推進・AIの活用を通じて、余った人材を給料の高い仕事にシフトさせることで人手不足を解消できる。
ガソリンスタンドが廃業してガッカリしていたが、隣のスタンドに転職したら給料が上がったといった例もある。

2,防災DXの推進については、省庁横断の防災デジタルプラットフォームを早急に実現することが大事。
現行の防災体制では200~300人の災害対応だけでパンクしてしまう。
防災庁の設置により平時の備えを強化しなければならない。

3,米国の関税措置に関する日米合意のポイントは3つ。
①「関税より投資」の考えを米側に一貫して主張。
日米間の合意には日本側の関税を引き下げることは含まれていない。
②相互関税の上乗せなしで合意したのは日本とEUのみ。
数量制限のない自動車・自動車部品関税の引下げを実現。
③半導体と医薬品について、日本がEU等の第三国に劣後する扱いとならないことを確認。

4,最低賃金近傍労働者(地域最低賃金額×1.1未満の労働者)が658万人(14.7%)もいる。
最低賃金を上げると20%の中小企業が廃業するという人がいるが、すでに658万人の人が苦しんでいるのを何とかしなくてはいけない。
時給1500円に向けて上げていくべきである。
助成金の基準も緩和されているので活用してほしい。

赤澤大臣は石破総理とずっと行動を共にしてきたので、なかなか日の目を見ることが少なかったとの事です。
最低賃金の引き上げや、防災庁の設置には並々ならぬ思いがあるようでした。
お話は非常にわかりやすく、大変勉強になりました。

【赤澤大臣とトランプ大統領はこの夏何度も会談しました】
赤澤大臣とトランプ大統領

飲料自販機を設置

投稿者:落合智貴
当社から一番近くにあった飲料自販機が最近撤去され、コインパーキングになりました。
これを機に、当社ゴミ置場スペースにキリンの自販機を設置しました。
ご来店のお客様が車でお飲みになるときはご活用ください。
ご近所の皆様にも便利になるかと思います。
今回導入したのは災害対応可能な販売機です。
災害時には飲料を無償提供に切り替えることが出来ます。
今年の夏も暑かったですね。
水分補給はしっかりやりましょう!

自販機