投稿者:落合智貴
11月22日に立川において開催された、三多摩管工事協同組合様との懇談会に、東京管工機材商業協同組合の理事長として参加いたしました。
両組合の理事長挨拶のあと、三多摩組合様から令和6年1月1日に発生した能登半島地震の復旧応援についての報告がありました。
能登半島地震では給水本管が多く破断し、多くの地域で長い期間断水が続きました。
日本水道協会(日水協)が全国の水道局に応援を要請し、傘下の管工事組合がそれに応える形で、割り当てられた復旧エリアの工事にあたったそうです。
三多摩管工事協同組合様としては1月から5月までの間、38班・延べ1,380名ほどを派遣したとのことです。
宿泊施設の確保、宿泊所から現場までの移動、必要な資材の調達など、大変ご苦労されたとのことです。特に資材の調達は、現場から離れた資材置き場まで取りに行かなければならないことが多く、道路の寸断や渋滞によって時間がかかったそうです。
東京で大きな震災が起きたらどう対応するか、多くの宿題が残されました。
月別: 2024年11月
落合住宅機器の歴史を辿る【平成18年度(2006年度)】
投稿者:落合智貴
長期政権であった小泉純一郎首相から安倍首相(第一次)に交代したのがこの年です。小泉政権時代には景気は上り調子であり、企業業績は比較的堅調でした。ここから首相が毎年変わるという事態が始まります。
建設業界ではいわいる「構造計算書偽造問題」が発覚し、A一級建築士やH社社長らが国会証人喚問を受けるなど社会的にも注目されました。
この事件により建て直しを余儀なくされたマンションもあり、以降建築確認申請が厳しくなりました。
この年に当社が取り組んだことを挙げてみます。
●在庫品揃えの強化
未来RM25サイズ 目皿の皿のみ ビニマス200サイズ スリムダクトのホワイト色 塩ビ合フランジ ・・・
など在庫アイテムをかなり増やしました。
●工具展示会の初開催
この年に初めて会社の駐車場で開催しました。翌年からは近所の渋谷本町区民会館を借りて実施しています。
●工事部新入社員を採用 職業訓練校に派遣
東京都立城南職業能力開発センターの配管科に6か月間通ってもらいました。今では大きな戦力です。
●物流部門のカイゼン提案制度
物流会議の中で、カイゼンした方が良いと思うポイントを各社員に挙げてもらい、順次実施していきました。
棚の配置、倉庫の蛍光灯の増設、棚のラベルをわかりやすくする、重量ラックの設置 etc・・・
1年間で55項目のカイゼンが行われました。
●倒産保険の加入
当社は得意先の倒産による貸し倒れが比較的多い会社でした。
これらを保全するために倒産保険の加入を決断しました。
日栄インテックの耐熱バンド
投稿者:落合智貴
10月23日~25日に東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された「第56回管工機材設備総合展」で日栄インテックの新商品を見つけました。
ステンレス配管に使用する支持金具は、鉄とステンレスの電位差による腐食を防ぐため、絶縁することが必要です。
通常は青い絶縁素材をまいた「デップ」と呼ばれる支持金具を使います。
しかし「デップ」では高温に耐えられず、絶縁素材が溶けてしまう事故があったそうです。
そこで登場したのが、日栄インテックの「耐熱100」シリーズです。
0~100℃に耐えられる仕様となっており、オレンジ色をしています。
60℃を超える高温の配管にはこちらをお使いください。
祝 ブログ開設10周年!!
投稿者:落合智貴
平成26年(2014年)11月3日にブログを始めてから今日でちょうど10年となりました。
週に一回必ず記事をアップすることが10年続けられるとは思ってもみませんでした。
管材業界での商品情報、時事ネタ、読書感想などを投稿しておりますが、日々感じたことを投稿することは、自分の情報感度を上げるのに役に立っているように思います。
時々“ブログ見てますよ!”と声をかけてくださる方もいて、張り合いも出てきます。
「落合住宅機器の歴史を辿る」シリーズは古い投稿を再投稿する形でアップしていますが、自分でも読み返すたびに歴史の重みを感じる機会になっています。
10年前の初めての投稿のタイトルは「管工機材設備総合展(平成26年10月)開会式」でした。
今年10月23日に行われた第56回管工機材設備総合展の開会式では東京管工機材商業協同組合の理事長として、共催者スピーチとテープカットをさせていただきました。
10年後にこんな形で展示会に関わるとは感慨深いですね。
これからもこのブログをお読みいただければ幸いです。
【第56回管工機材設備総合展開会式 東京都立産業貿易センター浜松町館】
【左が共催者の筆者 右が主催者の東京都管工事工業協同組合の五十嵐理事長】