ベン 相模原イノベーションセンターを見学

投稿者:落合智貴
ベン正面玄関
自動弁などを製造している株式会社ベンさんは岩手県にメインの工場を持っていますが、神奈川県相模原市には電磁弁などの組立てを行う工場があります。
工場のほか、倉庫機能および、イノベーションセンターと名付けた研修所が併設されており、販売店や工事会社様への啓蒙活動に活用しています。
実際の商品を分解・組立てを行い、自動弁の構造を体感する研修も行われています。
今年の6月にベンの販売店で構成される「関東桃友会」に当社が加入したのを機に、「ベン相模原イノベーションセンター」を見学させていただきました。

ベンの歴代製品をズラリとパネル展示しています。
ベン一覧表
実験施設では配管に水・お湯・蒸気などを流し、減圧弁や逃し弁、電磁弁などの効果を体感することができます。
ベン実験

国際物流総合展2024を見学

投稿者:落合智貴
東京ビックサイトにて9月10~13日に開催された「国際物流総合展2024」に行ってきました。
当社が5年前に初台から現在の中野区江古田に引越す前には、新倉庫や配送体制をどう構築していくかを勉強するために物流関連のセミナーや展示会によく顔を出していたのですが、久しぶりに展示会に参加してみました。
今回の展示を見て、AIやIOTを使った倉庫管理や配車の技術が進んでいることを実感しました。

【トヨタL&Fの自動搬送ロボット】
トヨタ
【AUTO STOREは高さを有効に活用した今注目の設備です】
autostore

意外な会社が出展?!
LIXILはIOTを使って、パブリックトイレの使用頻度や故障などの異常を管理できる「LIXIL Toilet Cloud」を展示。
よく使う便器とあまり使われていない便器の清掃頻度を見える化することで清掃の効率化を実現できるとの事でした。
lixil

落合住宅機器の歴史を辿る【平成21年度(2009年度)】

投稿者:落合智貴
前年度9月にリーマンショックがあり、一年を通してその打撃を受けたのがこの年度でした。
経済のいろんな指標が3割減になりました。
住宅着工件数は前年の109万戸から79万戸へと28%減。
この年以来、100万戸を上回ることは一度もありません。

当社の業績も売上高前年比23%減。粗利益で31%減と大きく落ち込みました。
こうなると黒字を出すのは至難の技です。この年以来3期連続の本業での赤字が続くことになります。
本業の経常利益は約1800万円の赤字。リーマンショックの影響を受けた得意先の倒産による貸倒れの計上を含めると、全社の税引き前利益はなんと4600万円以上の赤字になりました。
当社歴史上最大の赤字だと思います。今振り返ると、バブル崩壊よりももっと苦しい3年間だったと感じます。
鳩山内閣
政治の世界では自民党が下野し、民主党の鳩山政権が誕生しました。
脱ダム宣言など、公共投資の大幅な削減がなされ、建設業界はリーマンショックとのダブルパンチを受けたことになります。
現場が少なくなり、数少ない現場を多くの業者が奪い合いました。価格競争が大変激しくなり、価格を下げても下げても他社がもっと下げてくる。そういったいわゆる「デフレスパイラル」が施工会社でも、流通・メーカーでも進んでいくことになります。
建設現場に従事する職人さんの数もこの年を境に減少し、以降の人手不足に繋がっていきます。
かつてのように職人が“稼げる仕事”ではなくなったということだと思います。

スパイラル ショートエルボ【オス×メス】登場

投稿者:落合智貴
当社では、ダクト配管に使う亜鉛スパイラルには東洋アルチタイトの製品を扱っています。
この度、SEエルボ(ショートエルボ)150φに【オス×メス】タイプが発売されました。
レンジフード内など狭いスペースでご活用いただけます。
在庫はまだしておりませんが、ご要望がありましたらお問い合わせください。
図面はコチラ

SEエルボ

フネンアクロス研修会

投稿者:落合智貴
8月22日に東京フネン特約店会の研修会が開催され、フネンアクロスの新商品が紹介されました。

フネンアクロス
今まで耐火二層管フネンパイプの最大口径は200Aでしたが、250Aも発売予定とのことです。
鉄管配管と比べると重量がかなり軽減できるため、主に大型現場での採用を見込んでいるとの事です。

続いて「水溶性スペーサー付き伸縮継手(S-ES)」。
塩ビの配管は温度差により伸縮があるため、すべて実管で配管すると、パイプの伸び縮みにより将来破断する恐れがあります。
それを防ぐための伸縮継手(ES,ESS)は従来からありますが、この新商品は、施工時に伸縮シロを確実に確保するための白いスペーサーが内蔵されており、完成後に水を流せば水溶性のスペーサーが溶けて伸縮シロを確保できるとのことです。

最後にフネン用Aパットです。立管とスラブのスキマをモルタルで埋めるときに使う商品ですが、フネン集合管アクロスジョイント用の切れ込みが入っており、折り込んだAパットのパイプ部分に巻き付ける部分があり、モルタルのモレを防ぐことができます。

そのほかFVキャップ用のFVベース200Hなども紹介されました。