加工管のススメ

投稿者:落合智貴

最近の建設業界はオリンピック・パラリンピック需要の高まりを受けて人手不足が言われています。現場ではいかに効率よくスピーディーに作業ができるかということが課題になっているかと思います。最近少しずつ増えているのが加工管のご依頼です。鉄管・樹脂管・フネン管・塩ビ管など各管種で問屋やメーカーが加工をお勧めしています。

加工管を使うメリットは以下のようなものがあります。

1、現場での作業時間を短縮
2、工場で耐圧試験をやるので漏水のリスクが少ない
3、現場で余る端材がないのでゴミ処理コストを削減できる

事前の打ち合わせが必要ですので、現場スケジュールをしっかり管理できていないと難しいですが、メリットは大きいと思います。鉄管の場合、パイプを指定された寸法で切断し、両端をねじ切りやグルービング加工をし、継手をつけるまでをご依頼されるケースが多いです。マンションにおける架橋ポリエチレンのプレハブ加工も今では当たり前になっていますね。材料費は多少高くなりますが、施工費を含めたトータルコストを考えるとメリットは大きいです。一番高いのが人件費。それをうまくコントロールするのが現場代人さんの腕の見せ所だと思います。

【先日ご依頼頂いた 白sch40管 の加工管】

 

ラグビー 大畑大介選手

投稿者:落合智貴
パナソニックの研修会社であるパナソニックエコソリューション創研の研修説明会に2月8日に行ってきました。そこでの講演会の特別講師はラグビー元日本代表の大畑大介さんでした。
昨年のラグビーワールドカップの活躍や五郎丸ルーティーンが話題となり、ラグビーブームがありましたが、少し落ち着いたところでしょうか。

大畑大介さんは大阪の東海大仰星高校-京都産業大学-神戸製鋼でバックスとして活躍した選手です。五郎丸の前の日本のエースといえるでしょうか。
果敢なプレーで魅了した大畑選手ですが、その反動でケガにも大いに悩まされたそうです。

今回のお話の中で最も印象に残ったエピソードが高校時代のお話です。
高校入学時に地元では活躍していたものの、まだ無名だった1年生の時。レギュラーになれるかどうかも分からない段階で彼は真っ白な上履きに「全国制覇」「高校日本代表」と大きくマジックで書いたそうです。当時東海大仰星高校はまだ全国大会である花園出場の経験がなく、周囲は冷めた目で彼を見ていたそうです。
大畑選手は退路を断ち、自分を追い込んで行ったのだと思います。
全国制覇はならなかったものの、全国大会でベスト8、高校日本代表にはぎりぎりで選ばれたそうです。

「念ずれば通ずる」熱い男の話を聞くのは刺激になりますね。

【講演する大畑大介さん】

空調展示会「HVAC&Rジャパン」見学

投稿者:落合智貴
空調メーカーの合同展示会「HVAC&Rジャパン」が2月に東京ビックサイトで開催されました。
2年おきに開催されているものです。
多くの空調メーカーが出展しておりましたが、ダイキンの商品セミナーに参加しましたのでご報告します。
いくつか目新しい情報がありました。

1、 ルームエアコンの暖房機能が垂直気流によって充実
最上級機種のRXシリーズでは暖かい風を垂直に吹き出し、エアコンの風が直接顔に当たらないよう足元から温めるように工夫。
2、 S-ラウンドフローによりムラのない気流を実現
業務用の天井カセットタイプの暖房吹き出しは天井を這わせるように真横に吹き出し、天井→壁→床というように足元から暖めます。冷暖共に4方吹きと2方吹きを繰り返し気流のムラを防ぐ「サーキュレーション気流」も実現。
3、 セパレート型チラー「JIZAI(ジザイ)」を発売
従来のような大型のチラーを分割設置できるようになった。現場路上からのクレーン搬入をせずにエレベーターで搬入が可能。
4、 業務用エアコンスカイエアーの160型以下に新冷媒R32を使用
室内機はR410AとR32の機種が共用のため、R32使用機種の場合はリモコンに「R32」を表示する。
5、 天井カセットパネル用の風向調整キットを新たに発売
人に直接風を当てないための板をダイキンブランドで発売。従来のエアーウイングのようなものですね。
6、 フロン点検ツール「Dfct」が無料で公開
2015年4月に施行された「フロン排出抑制法」により業務用空調機の点検が義務付けられました。
このツールを使えばスマホなどで簡単に点検の管理ができます。ダイキンホームページから無料でユーザー登録ができますのでオススメです。 

ダイキン工業は今や世界ナンバーワンの空調機器メーカーになりました。
「ぴちょんくん」の人気も相変わらずですね。

【HVAC&Rでのダイキンブースの様子】