製販懇談会2021春(後半)

投稿者: 落合智貴
4月20日に行われた東京管工機材商業協同組合の「製販懇談会」ご報告の続きです。後半4社の発表を要約しました。

●大和バルブ
2020年度はバルブ製造が前年2.5%減。ただしステンレス弁は25%増。銅価格が高騰しており、今春各社値上げを予定している。
●川本製作所
日本産業機械工業会によると、2020年度のポンプ出荷量は、陸上90%、水中96%、増圧・加圧97%、消火91%、全体は94.5%だった。川本製作所は地方の災害特需があったため前年比100%であったが、東京は92%。
●TOTO
コロナの影響で自動水栓の需要が急増し生産が追いついていない。反対にハンドドライヤーは需要減少。除菌水付きの洗面化粧台が人気。ショールーム来館は減ったが、見積もり件数は回復しており、本気のお客様の比率が増えている。世界的に衛生的なトイレの需要は強い。
●パナソニック
コロナの影響でショールーム閉鎖期間があったため、キッチン・バスは減少した。ただし、在宅時間が増えた影響か、ビルトイン食洗器やIHクッキングヒーターは伸びた。パナソニックでは「健・楽・安」を切り口に課題解決を提案したい。ナノイー・ジアイーノの提案や換気への取り組みを強化中。

パナソニックは「日本の空気を変えようAirYell」キャンペーンを推進中
【パナソニックは「日本の空気を変えようAirYell」キャンペーンを実施】