ウクライナ情勢による影響

投稿者:落合智貴
ロシアがウクライナへの侵攻を続けており、出口が見えない状況が続いています。
侵攻の是非に関しては世界中から非難の声が上がっており、議論の余地がないぐらいです。
世界経済に与える影響が懸念されております。
原油価格の代表的な指標であるWTI原油先物は昨年1月には50ドル/バレル前後。11月には70ドル/バレルだったものが、ロシアがウクライナへの侵攻を始めた今年2月末には110ドル/バレルまで跳ね上がりました。
鉄や塩ビなど当社が扱う商品も、昨年の1月からじわじわと上がっており、これまで何度かの値上げを実施してきました。特に塩ビ管はウクライナ侵攻前から30%アップを各メーカーが表明しており、ウクライナ情勢を踏まえてさらに上がる可能性も出てきました。
原油の高騰はガソリン価格だけでなく、電気代・ガス代・プラスチック製品など多くの生活資材にも影響を与えます。
80年前に日本が行った戦争もエネルギーをめぐる攻防が大きな要因だと思います。
エネルギー政策を含めた経済安全保障も今後の日本の大きな課題だと思います。

ウクライナ情勢